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魔法先生と超能力生徒の友情物語二十三話「信二の過去」(×MOTHER2) 投稿者:土星 投稿日:05/27-23:13 No.2465  

 ネスの部屋に同居人が現われた。それは二日前の夜、ネスが倒した人間の姿をしたスターマンDXだった。
 スターマンは学園長の提案により、ネスに無断で同居を決定していたらしい。そのせいでその一夜だけでネスの夜はハプニングだらけで、朝になればいらない誤解を受けて明日菜にぶっ飛ばされる始末であった。
 一方、ネギはネスが明日菜にぶっ飛ばされている頃、学校を休んで信二が入院している病院へときていた。
 そしてネギはあの夜、瀕死へと追い込んでしまった信二に謝罪。
 謝罪の言葉を聞いた信二は、ネギに自分の過去の話を始めた


二十三話「信二の過去」


「信二の、昔話……?」

「うん。と言っても魔法学校の学生時代の話だから10歳の頃の話だけどね」

「……10歳?」

「そうだよ。それがどうしたの?」

「あの、信二って何歳?」

「僕? 12歳だよ。もうすぐ13だけど」

「そうだったんですか!? 僕てっきり同い年かと思ってて……!」

「あー、いいよ。慣れてるし。うん、慣れてるし……」

 ネギが今まで年上の信二に対して敬語を使っていなかったのは、信二の背が小さかった為だ。
 信二の背は以前記述したとおり同年代の中では結構低い部類で、ネギと同じとしに見られてもなんらおかしいことは無い。
 信二もそのことは気にしていたのだが、身長ばっかりは流石に魔法ではどうしようもな
いので何とか毎日牛乳を朝昼晩牛乳を三本飲んで頑張っているらしい。

「だから今までどおり敬語じゃなくてタメグチでいいよ。それに敬語ってなんだかくすぐったいしね」

「う、うん。じゃあ今まで通りに」

「ありがとう」

 そういういと信二はふと視線を下におろし、何か決意を籠めたのか視線を下げる前よりもしっかりとネギの瞳を捉えた。
 その信二の真っ直ぐ自分の瞳を見たネギは、その視線を逸らすことなく真っ直ぐ見つめ返すした。
 そのネギの反応に信二は何かを喜ぶように満足気に微笑んでいた

「じゃあまずは、どこから話そうかな……」

 そして信二は視線を今度は窓から見える晴れ渡った青空を見上げた。

「あれは僕がもうすぐ魔法学校卒業を控えていた頃……」

 これから始まる話はこの物語のもう一人の主役である、春野信二の昔話―――。



――二年前――

 ここは将来『マギステル・マギ』となるべく、希望溢れる有望な若者たちが魔法を学んでいる魔法学校。
 その魔法学校から見える裏山の頂上の草原で魔法の修行に励む、小さな魔法使いがいた。

「プラクテ・ビギナル 火の精霊1本 敵を焼き払え! 『魔法の射手・炎の1矢』!」

 勢いよく魔法詠唱を行っているのは2年前の見習い魔法使い、春野信二。(このときは髪は結ぶほどのびていない)
 彼は現在あと一年もしないうちに魔法学校を卒業し、マギステル・マギとなるべく修行に出ることになる。……のだが。

「や、やった出た。入学してから初めてやっと『魔法の射手』が出た! よし、そのまま真っ直ぐ飛んでいけ! あれ? 飛ばない!? こ、この飛べッたら飛べ! 飛べ!! あ、『魔法の射手』が落ちた! あ、草が燃えた!! どんどん燃え広がってく! そうだ、このローブで火を消せば……、あ! ローブも燃えた! 誰か助けてー……」

 残念ながら留年は確実であった。

 彼、春野信二はとにかく才能から見放されたような少年で、現在出来る魔法と言えば杖先から火を起こす『火よ灯れ』と風を起こす『風よ』の様な一番初めに習う超基本魔法のみ。(しかもそれすらやっと一年前に覚えた)
 そのくせ魔力がその辺の名の通った魔法使いよりも高いものだから、まだ魔力の制御が上手くいかない信二の魔法一つ一つで大惨事になってしまうことがそう少なくない。
 例えば、初めて『火よ灯れ』が成功した時。偶々近くに居た魔法先生は信二の火炎放射器の様な『火よ灯れ』 が顔面にモロに直撃し、魔法で顔の火傷は治したものの頭の毛は一本残らず燃え尽きた。
『風よ』の魔法の時は、『風よ』の強化版とも言える『風花・風塵乱舞』のような風が発生し、女性の魔法先生、女性のミニステル・マギ、女子生徒問わず全員のスカートがめくりあがった。(その後女子生徒に追い掛け回された)
 そのせいで彼は周りから完全に「落ちこぼれ」のレッテルを貼られてしまい、魔法先生たちも頑張って信二に魔法を教えているのだが最近は何だか諦めている節すら見えている状態だ。
 しかしそれでも信二はマギステル・マギとなるべく今日まで努力をし続けてきた。例えあらゆる才能がゼロでも彼は決して諦めることはしない。それが彼の美点なのだ。
 だから周囲の魔法先生や生徒達も、この『宝の持ち腐れ』が具現化したような信二を疎むことなく見守ってくれている。
 しかしだからといって彼を贔屓するわけにはいかない。彼はこのままでは留年が確実であり、この調子では次の来年の卒業試験に挑んだとしても落ちるのは目に見えていた。




 ~魔法生徒たちが住む学生寮~

「よう信二。お前また何かやらかしたんだって?」

「うるさいうるさい! どうせ僕は才能ないよ!」

 彼が今居るのは魔法生徒たちが共同で住まう学生寮。
 彼は今日学校で教わった魔法の基本的な術式の復習をしていたのだが、もう毎日恒例となっているルームメイトからの茶々を貰っていた。

「もしこの魔法学校に筆記試験が無かったらお前はひとつも進級することは無かったろうな」

 彼が言う通り、信二は筆記試験が無かったら進級できなかっただろう。
 魔法学校で進級するには実技試験、筆記試験があるのだが、実技試験の点数が某青い猫型ロボットアニメに出てくる眼鏡をかけた主人公並に低い。
 しかし信二は筆記試験においては学年2位を毎年キープしており、これのお陰で何とかやってこれたのだ。
 だが卒業試験は『術式が分かっていても魔法が使えなければ意味が無い』ということで、筆記試験は殆どおまけ状態で実技試験が主になっているので、彼はこのままでは留年するのは確実である。

「なんで術式は完璧なのに魔法が発動しないんだ……」

「お前、精霊に嫌われてるんじゃないか?」

「ぐっ!!」

 痛い一言である。

「修行してくる……」

「今からか? もう9時だぞ」

「ちょっとだけだから」

 そういうと信二はフラフラと部屋を出て行った。




~裏山の(元)草原~

 今信二が居るのは、昼間に一部焼け野原にしてしまった裏山の草原。
 彼はまた草原を火事にしないように焼けてしまった部分の真ん中で、昼に出た魔法の射手の練習をしていた。

「『魔法の射手・火の1矢!』」

 昼間同様魔法の射手は火の玉の状態では出てくるのだが、結果も昼間同様地面にへろへろと落ちていった。

「くそ! もう一回!」

 しかし結果は何度やっても同じだった。
 魔法の射手は飛ばず、地面に落ちていくかその場で消えるだけ。万有引力の法則に逆らう気配は全く無い。そもそも放出系の魔法に質量があるのかも疑問だ。

「こうなったら野球みたいにぶん投げて……」

 めげないやつだ。
 と、信二が自分の火の魔法の射手を鷲掴みにして左手を火傷して奇声を発していた時、微弱だが魔力の気配を感じた。

「だ、誰だ!?」

 信二は練習用の杖を気配の感じる方向へと向けた。
 しかしそこから出てきたのは信二と同年代と思われる白いノースリーブのワンピースを着た女の子だった。

「あ、ごめんなさい。驚かしてしまったかしら?」

 そう微笑みながら彼女は信二へと近づいていき、信二は魔法の射手を触ったときにあまりの熱さにうずくまりその体制のまま練習用の杖を向けていたので彼女を見上げるような光景になっている。中々間抜けな光景だ。

「実はさっきから見ていたのだけど、あんな面白い魔法の射手初めて見たものだからついね」

 少女はさっきの信二の魔法を思い出しているのか口を手で隠してクスクスと笑っている。だが、この少女は嫌味で笑っているのではなくただ純粋にそれが面白く、普通の子供が無邪気に笑っているようで、周りから見ても嫌な感じはしない。
 しかし信二はこのとき彼女の言葉を全く聞いていなかった。
 信二はさっき説明したとおり少女を見上げるような状態になっている。しかも見上げている少女の背後には丁度満月が昇っており、月光を浴びて腰まで届く綺麗な黒髪は透き通るように輝き、笑っているその姿はどこか神秘的で信二はその姿にすっかり見惚れていた。

「あら、手を火傷しているの? そういえば魔法の射手を触ってたものね」

「あっ……!」

 信二はいきなり少女に手を取られて驚いたが少女はそんなことは露知らず、信二の火傷している左手を自分の両手で優しく包み込んだ。
 すると少女が目を瞑った途端白い光が少女の手の中で優しく光り、信二の手を離すと火傷していた手はすっかり癒えていた。

「これは……、無詠唱魔法? すごい! 君はもしかして、妖精!?」

 どれだけ美化してるんだ。
 ネスのことと言い、信二は技量のある人物を美化しすぎる癖ところがあるようだ。

「あはは、そんな大袈裟な。『治癒』の魔法なんてごく基本て……き……な……」

「へ!? ち、ちょっと!」

 言葉を言い終わらないうちに少女はいきなり信二へとしなだれるように倒れてきた。
 信二は何が起きたのか分からず顔を真っ赤にして慌てふためいている。

「私、治療……系統の魔法は不向きだから、魔力の消費が……激しくて……きゅうぅぅ」

 そういうと少女は昔ながらの呻き声を上げながら気絶し、信二は取り合えず寮の管理人兼、学校の保険医の魔法先生のところまで背負って走っていった。




 ~学生寮~

 学生寮の管理人が住んでいる部屋まで来た信二は、先生の指示通りに先生のベッドに寝かせて、先生が診察のために少女の服を脱がせてまだ(うっかり)出て行っていなかった信二は先生に殴られ、先生に入ってきていいと言われ入ったときには少女はぐっすりと寝ていた。

「あの、先生。この娘の容態は」

「大丈夫。魔力の使いすぎで気絶しただけよ」

「使いすぎって、彼女『治癒』の魔法しか使ってないんですけど」

「信二君この娘のこと知らないの? 信二君が一番知ってそうなもんだけど」

「へ?」

「彼女、筆記試験でいつもトップの『桜野 菜月』ちゃんじゃない。信二君にとっては目の上の瘤みたいなものだろうから知ってるものだと思ってたけど」

 まあ知っていなくても無理は無い。
 信二は別に筆記試験でトップをとりたいから勉強をしていたのではなく、魔法を使えるようになりたいから基本を覚える為に勉強していたのだ。
 一応実技試験をカバーする為でもあったが別にトップは目指してはいなかったので、信二は桜の名前を覚えていなかった。

「でも僕がこの娘のことを知っているのとどう関係があるんですか?」

「別に関係は無いけど、でも彼女結構有名よ? 他を寄せ付けぬずば抜けた才能と、魔法の射手50本分も無い魔力の低さは」

「魔法の射手50本分以下!?」

「そうよ。彼女は類稀なる才能を持つ一方、類稀過ぎる低い魔力の持ち主なのよ」

 それはまたアンバランスな才能の持ち主なことで。だがまあ別の意味でバランスが取れているとも言えるが。
 だがそれなら信二と同い年でありながら無詠唱で治癒の魔法を行えたのも、たった一度の魔法で気絶したのも頷ける。

「でもそんなに魔力低かったら実技試験とかどうしてるんですか?」

「そうね……。彼女は頭が良いから小さな魔法で無駄の無い戦略を立てられるの。だから実技試験はまあ、そんなに上位ではないけどそこそこの成績は取ってるわよ」

「そうなんですか」

「でもね、先生達の間ではこの娘は魔法使いに向いてないって言われてるの」

「へ……」

 先生の話では菜月の魔力の異様なまでの低さはかなり致命的で、確かにその魔力の低さをカバーする戦略を立てられる知識もあるのだがそれはあまりにも危険なことらしい。
 もしこのままマギステル・マギになればいつか魔族退治などの要請を受けて魔族と戦わなければいけなくなる。そのときに退治用に立てた作戦が失敗すればその時は彼女に魔力は残っておらずそのまま八つ裂きにされかねない。
 だから桜は前々から、魔法学校の教師か、誰かのミニステル・マギになることを勧められているという。

「それで彼女は?」

「なんとしても魔法使いになるって言ってるわ。気持ちは分かるけど、私もやっぱりこの娘がマギステル・マギになるのは少しキツイと思うわ」

「そんな……」

 信二はその話に共感を覚えた。
 信二も筆記試験ではいつも上位をキープして魔法の基本的な術式構成も熟知してはいるが、信二にはありあまる魔力がある代わりに絶望的なまでに才能が無い。
 つまり信二と菜月は境遇は似ているけれども正反対なのだ。
 だから信二にはこの菜月の気持ちが痛いほどまでに分かる。いや、もしかしたら菜月のほうが辛いのかもしれない。
 信二には魔力がある。何年も何年も修行すれば本当に少しずつではあるだろうが魔法を覚えていくことが出来る。
 しかし菜月は魔法が使えても魔力が圧倒的に少ない。魔力はほとんど生まれ持っての才能でもあるので強化しにくいといわれている。
 だからこれからも修行していけば本当に少しずつだが希望が見えてくる信二と、これからも魔法の修行をしても使える魔法は基本レベルのものばかりの菜月。魔法の属性が合っていなければ基本的な魔法でも気絶する。希望なんてアリの巣穴ほども感じられない。ここが信二と菜月の正反対なところだ。

「んぅ……」

「あら、お目覚めみたいね」

「あ……、先生おはようございます……」

 どうやらまだ寝ぼけているようだ。

「どう? 気分は悪くない? 歩ける?」

「あ、はい大丈夫です……、ふわぁぁぁ。ところでここはどこですかぁ?」

「ここは学生寮よ。尤も男子寮のほうだけどね」

「そうなんですか? それじゃ早く戻らないと……」

 そういうと菜月はベッドから降りて先生の部屋から出ようと扉へ向かうが、眩暈がしたのかその場で膝をついてしまった。
 それを見た信二は慌てて菜月の下へと駆け寄って、膝をついた状態から横に倒れそうな菜月の体を支え、菜月はその時になってようやく信二の存在に気付いた。

「君、さっきの……」

「話は後。まだ横になってなくちゃ駄目だよ」

「でも、同室の娘が心配するし……」

「私が連絡しておくからゆっくり休んでなさい。ベッド貸してあげるから」

「うぅ~……、分かりました……」

 言いくるめられた菜月は信二に肩を貸して貰い、さっきまで自分が寝ていた先生のベッドに横になった。

「すいません先生、ご迷惑をお掛けして。春野君もここまで連れてきてくれてありがとう」

「いや僕も君に火傷の治療して貰ったし……、ってなんで僕の名前知ってるの?」

「だって春野君って結構有名だもの」

 信二はこの言葉にいつにまにか有名になっていたことが嬉しく思ったが、「すごく才能がないって有名だし」という言葉により信二の心に無数の矢が突き刺さりその言葉に脱力し、今度は信二がその場にへなへなと手と膝をついて信二の周りを負のオーラが渦巻いている。ちなみに先生はその場で40過ぎのオッサンが花見などでお酒を飲んで酔っ払ったかのごとく大笑いしている。

「笑わないで下さいよ!」

「ごめんごめん。でも菜月ちゃん、どうして治癒の魔法だけで気絶したの?」

「あ……、それは……」

 その言葉に菜月は押し黙る。
 その理由はさきほど説明したとおり菜月は魔力が極めて低いので。少し魔法を使いすぎると気絶してしまうから先生に学校以外での魔法の練習は禁止されている為である。
 しかし今回使ったのは治癒の魔法だけで、いくら魔力が低く属性が自分に合っていないからといって一回だけで気絶するのはいくらなんでも有り得ない。
 ならば気絶した理由は唯ひとつ。菜月は信二に会う前に何か魔法の修行をしていたということになる。だから菜月は黙っているのだ。

「ごめんなさい先生……。でももう少しで完成しそうなんです」

「何が? 新しい魔法?」

「いいえ。私だけの、オリジナルの魔法が」

「オリジナルの魔法? どんな魔法なの?」

「ふふ、まだ秘密です。でもいつかはお披露目することになると思います」

 そういうと菜月はさっきから眠かったのだろう、しょぼしょぼとさせていた目を閉じてそのまま安らかな寝息を立てて眠り始め、信二も欠伸をしながら自室へと戻っていった。



 信二が始めた話。それは信二の魔法学校時代の話だった。
 果たして信二は魔法学校時代に何があったのか。
 そしてこの昔話はいつ頃に終わるのか。ネスの出番はいつになってしまうのか!?
 
「せめてこのオチだけでも出演してくれるわ―――!!」


To Be Continued


【おまけ】

土星「勇気と気力だけでやり続けるおまけコーナー!」

ポーラ「このコーナーは本当に勇気と気力『だけ』で続けているジェフ、ポーラ、プー、そして謎の生命体Xでお送りするコーナーです」

土星「地球外生命体!?」

ジェフ「あれ? 紹介するんだ」

土星「ああ、最近投稿が遅れがちだからパーソナリティーの名前忘れてる人とかいたら困るし、始めて見る人もいるかもしれんしな」

ポーラ「『かも』だけどね」

土星「ふふん、作家たるもの読者のことも考えなければならんのだよ。それがいるのか分からなくともね。分かったかねワトソン君」

ポーラ「ワトソンは関係ないでしょこの似非シャーロック! しかも読んでもないくせに!!」

ジェフ「この始まり方久しぶりだねー」

プー「相変わらず騒々しいな」

土星「初心忘るべからずってやつだよ。ではこのノリを維持しつつこのコーナー!」


土星「大して思い返すこともない今日のお話について! はいまずはポーラ!」

ポーラ「信二君って昔こんなに魔法使えなかったのね」

土星「ああ、でもこれから起こる出来事を通して信二は今まで以上に頑張って修行して現在に至るって訳だ。はいジェフ」

ジェフ「この先生の紹介しなくていいの?」

土星「どうせ活躍させないしなぁ……。これからでるかどうかも分かんないし。まあ何か言われたらここでチョロっと紹介するわ。はいプー」

プー「ネスの出番は暫くないのだろうな……」

土星「…………うん。まあネスって前々からこんな感じだし、それにまだオリジナルな部分の複線とかもしなくちゃいけないし本格的な活躍はまだ先だなぁ……」


ポーラ「そういえば信二君のこと『もう一人の主人公』って書いてたけどその辺どうなのよ」

土星「俺もあれは驚いてるよ。でもこれからの信二の位置関係とか考えるとある意味ネスとネギよりも主人公っぽいんだよ」

ジェフ「でも元々は考えてなかったって話だけど」

土星「うん。確か「旧投稿図書」の時の「ネスネギ」の頃は考えてはいたけど殆ど一発キャラ程度の役だったんだよな」

プー「それが随分出世したものだな」

土星「まあ信二がこれからどうなっていくかは結構具体的に決まってるし、信二のこれからが気になる方はこれからも信二とこの作品を生温かく見守ってください!」

ポーラ「では次は最近ちゃんと文章になりつつあるこのコーナー!」


土星「『MOTHERあいうえお作文コーナー』! 今回のお題は魔法での必須アイテム「タカのめ」です」

ポーラ「では土星に変わって私が合図を「させるかぁぁぁあああ! MOTHER作文コーナーGO!! はいジェフから!」……っち」

ジェフ「「た」いせつな」

プー「「か」びんを」

土星「「の」うさつポーズで」

ポーラ「「め」ろめろにした」


土星「ポーラったら大胆!」

ポーラ「私じゃないわよ!」

ジェフ「ていうかこれ何!? 文章になってるようで今までで一番文章になってない!」

プー「状況がさっぱり読めんな……」

土星「YOU WIN!」

ジェフ「駄目だこりゃ……」


土星「ではそろそろ今回のおまけコーナーも終了です。いかがでしたでしょうか」

ポーラ「感想などがある場合は感想掲示板にお願いします」

ジェフ「次回のお題はポーラのトレードマーク「リボン」です」

ポーラ「そういえば新しいリボン出たのよね。買い換えようかな?」

土星「子供っぽいからもうやめたら?」

ポーラ「うるさい、オッサン」

ジェフ「ではまた次回会いましょう。それでは」

全員「「「「さらば!!」」」」


To Be Continued?

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