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第一話 投稿者:颯 投稿日:07/23-23:41 No.975
OP)ネギ:「皆さんこんにちわ。ネギ・スプリングフィールドです。
今日からいよいよ《魔法先生ネギま! メタルス》が始まります。
なんかもう、本当にやっちゃうのっていう作品ですが、皆さん楽しんでくださいね! それじゃあ、ラス・テル マ・スキル マギステル!」
OP終)
魔法先生ネギま! メタルス
第一話『出会っちゃった!』
「400万年前の地球。人類の文明が誕生するはるか以前の世界。
その世界からみれば――というより、現地球から見ても――あきらかにオーバーテクノロジーである存在があった。
それはすなわち人間とは違う生命体……我々、《トランスフォーマー》と呼ばれるもの達である。その者達は、はるか昔より二つの勢力に別れ、戦いを続けていた。
正義の名の下に集う《サイバトロン》、悪の限りをつくす《デストロン》。二つの勢力の争いは、一度は終焉を迎えたかにみえた。だが、悪の大帝メガトロンが二つのディスクを盗み出したことによって、再び戦いは始まった。
そして今、この地球で獣たちの姿をかりた、戦士たちが激しくぶつかりあう。
すなわち! 《ビーストウォーズ》のはじま――――」
「なー、コンボイ。誰に向かって話してんの?」
「あーもー、うるさいよ! 人がかっこよく決めてるのに!
……モノローグ終わり!」
「全員集まったみたいだな」
自分とライノックスを中心として、集まった仲間たちへコンボイは口を開いた。
場所はサイバトロン基地。もとは彼らの乗ってきた母艦であったが、デストロンの攻撃を受け、現在では航行不能。基地として使われている。
「ダー。で、なんなんだよ話ってのは?」
口火を切ったのはダイノボット。突然の召集にいらだちを隠せない様子である。他のメンバーも同じようなもので、何事かとこちらを凝視している。
コンボイはその質問に答える代わりに、ライノックスへと目で合図を送る。ライノックスは頷くと、モニターへと体をむけ、キーボードを操作していく。
「これを見てほしいんダナ。
この前のエイリアンの基地を覚えてるかな? あれが消滅したときに、宇宙空間に妙な重力場が発生したんダナ」
モニターには波打つグラフと、無数の数字がその数を増減させている。それをみて、シルバーボルトがあごに手をあてる。
「……確かに妙ですね。エネルギーがひどく不安定です」
「エイリアンの基地が爆発かなにかを起こしたときの余波だと思っていたんだけど、あれからしばらくたっているのにいっこうに安定してないんダナ」
「あーもー、だからいったいなんなのさ! その重力場がどうしたっていうの?」
「そうだ! もったいつけずにさっさと言え!」
業を煮やしてラットルとダイノボットがライノックスへと詰め寄る。ライノックスは、さらにキーボードを操作しながら説明を続けていく。
「これだけ不安定だと、トランスワープ空間に影響を与えかねないんダナ」
「つまり……どゆこと?」
頭の上にクエスチョンマークを浮かべてチータスが聞いた。他も同じく、首をかしげている。ライノックスは、ゆっくりと彼らのほうを向くと
「もし、あの重力場がトランスワープ空間に影響を与えたとしたら、空間が開くだけじゃなくって、暴走する可能性があるんダナ」
「……そうなってしまえば最悪、別の時代に飛ばされてしまう可能性がある」
コンボイの言葉に、ライノックスが無言でうなずく。
その言葉に何人かが息を呑む中、ラットルだけは頭の後ろに手をもっていき、
「まったまった、そんなベッタベタな展開があるわけないじゃんか。
それに、それがおきてるのって宇宙なんだろ? オイラたちには関係ないって」
「……確かに、ラットルさんの言うとおりです。そんなに心配する必要は無いじゃないでしょうか?」
他人事といった様子のラットルの言葉に、シルバーボルトが同意する。その姿に呆れたように顔を見合わせるコンボイとライノックス。そして――
「……どうやら、そのベッタベタな展開になりそうじゃん……」
チータスがモニターを見ながら言った。その言葉に、全員がモニターへと注目する。
モニターには先ほどよりも激しく脈打つグラフと、異常なスピードで増減を繰り返し続ける数字の羅列が映しだされていた。
『警告、警告。宇宙空間に異常なエネルギー波を感知。間もなく基地へと到達します』
それに答えるかのようにして鳴り響く警告音と、赤いランプの点滅。
――そして、基地全体が揺れ始めた。
「う、うそでしょ~。こんなのありかよ~~」
「みんな、近くのものに捕まるんだ! 急げ!」
情けない声をだして壁へと飛んでいくラットルと、大声で指示をだしているコンボイ。他のメンバーもその指示を聞いて慌てて近くのものへとしがみつく。
――――そんな彼らを白の光が塗りつぶした。
「オレたちが消えたら、番組終わっちゃうかな?」
「……知るか」
最後にそんなやりとりを残して。
一方のデストロン基地。マグマの上に鎮座したその空間の中で、『自称・宇宙の支配者』メガトロンが
「んがぁ~~~……ごぉ~~……」
爆睡していた。鼻からみごととしかいいようのないくらいの鼻ちょうちんが、膨らんだりしぼんだりを繰り返している。
「んがあ~~……こぉのハデアホがぁ~……ごぉ~……」
おまけに寝言まで言っているのだから幸せなものである。と、そこへ
『メガちゃんメガちゃん! 大変よ大変!』
ナビの声(女性の声なのは彼の趣味か?)と共にモニター画面が動いてくる。しかし、
「がぁ~……浦○~てめぇー……ぐが~……」
呼びかけられている方はいまだに夢のなかである。
『もー、起きなさいって! 本番始まってるわよ!』
業を煮やしてナビが叫んだ。さすがにこれには、彼もガタリと体をこけさせ目を覚ます。
「な、なんだぁ!? 麦わらのやろうはどこいった!? ○飯は!?」
『メガちゃん、それ別の番組! これビーストウォーズよ、ビーストウォーズ!』
「む、そうか、ビーストウォーズだったか……。
ところでナビちゃん、なにがあったのかな?」
なんかもう取り返しのつかないところまで色々言っちゃっているが、そんなことお構いなしという感じでメガトロンがたずねた。
『それが、トランスワープ空間が――って、もう遅いみたい』
「なにぃ?!」
あきらめたような口調でいったナビにメガトロンがつっこんだ瞬間に、基地が大きく振動した。
「な、なにが起こっているというんだ!?」
苦々しく吐き捨ててメインモニターへと振り返った瞬間、彼の体を白い光がつつんだ。
「な、なんだぁこれは?!」
徐々に光に飲まれていく体を見下ろしてメガトロンが絶叫した。
「ええぃ、オレ様は認めんぞ! こんなありきたりなてんか――――」
彼の姿が光に消えた。
+ + + + +
「はあ~。すっかり遅くなっちゃったよぉ」
ネギ・スプリングフィールドはそう言って大きくため息をついた。時刻はもう夜の8時をすぎており、あたりには夜の帳がおりている。
「残業でこんな時間になっちゃうなんてなぁ……アスナさん怒ってるんだろうなぁ」
同室の少女の怒っている顔を思い浮かべながら彼はさらに大きなため息をついた。
そんなときだった、
――――ギュゥゥゥ……
「え?」
不意に聞こえた音に、ネギはそちらへと顔をむけた。目線の先には、うっそうと茂る森が広がっている。空耳かな、と首をかしげたが音はいまだに聞こえ続けている。
「……なんだろう?」
いぶかしげに眉をひそめると、ネギは背に背負った杖を構えた。そして、おそるおそる森の中へと足を踏み入れていくのだった。
ザッザと乾いた地面を踏み鳴らしながらネギは音の元へと近づいていく。音は徐々大きさをましていき、目標が近いことをネギに知らせている。
「だいぶ近づいてきたな……」
構えた杖をおろすことなくネギが呟く。そして、あたりへと目線を動かし――ある一点でその動きを止めた。
「あれは?!」
木々の隙間から、青白い光が漏れてきているのを見つけ、ネギはそちらへと走り出した。
数秒間走っただけで、青白い光の光源が見え始めた。音も今では耳が痛くなるほどまで巨大なものとなっている。
そして、彼が青白い光の下へとたどり着いた瞬間――
光源が爆発したかのように、激しい光を放った!
「うわぁ―――――っ!」
あまりのまぶしさにネギが目をつぶった。
……一秒……二秒……
いたずらに時間だけがすぎていく。と、ネギは光が消えていることに気がついておそるおそる目を開けた。そして、そこにあったものを見て目を見開いた。
「……ゴリラ?」
そのものを示す言葉として、これほど適切なものは無かった。
彼の目の前に倒れているのは、ゴリラそのもの。ただ普通のゴリラと違うところがあるとするならば、それはそれの体が金属でできており、光沢を放っていることであろう。
「し、死んでるのかな?」
ピクリとも動かないゴリラに、ネギはおそるおそる杖の先をのばしていき、
「うぅ……」
「うひゃぁ!?」
突然のうめき声に、悲鳴をあげて飛び上がった。そして、慌ててメタルゴリラ(仮名)と間合いをとった。
「ぐっ……い、いったい何がおきたというのだ?」
メタルゴリラことコンボイは起き上がると、首を横に振ってうめいた。そして、右腕を顔へと近づけると
「チータス、応答してくれ、チータス。
……ライノックス、ラットル、ダイノボット、シルバーボルト。みんな、応答してくれ。
――――だめか」
腕の通信機で連絡を取ろうとしていたが、スピーカーからもれるのは雑音だけで何も応答はない。コンボイはため息をつきガックリと肩を落とした。
そんな様子をこわごわと見つめていたネギだが、意を決すると
「――――あ、あのー」
思い切って呼びかけた。瞬間
「誰だ?!」
「ひぃっ!?」
振り返ったコンボイの手に握られた棍棒を突きつけられ、ペタリとしりもちをついた。
「なっ!? 人間のこども?!」
だが、突きつけたコンボイもネギの姿に衝撃を受けていた。そして、ゆっくりと棍棒を背にしまうと、ネギへと手をさしだした。
「すまない、驚かせてしまって」
「え……い、いえこちらこそ」
なんとなくあやまりながら、ネギは彼の手をとってたちあがった。そして、コンボイの体をなめるように見る。
「……あなたは、いったいなんなんですか?」
そして、初見したときからの疑問を彼へとぶつけた。コンボイはそんな少年にやれやれといった表情を作ってみせると、
「相手に質問をするときは、まず自分の素性を明かすものじゃないかな?」
「え? あ、す、すいません」
指摘されたことにあたふたとするネギ。二度三度と深呼吸をしたあと、彼はコンボイをしっかりとみすえる。
「ネギ・スプリングフィールドといいます。この学園――麻帆良学園で先生をしています」
「先生を? それは君のようなこどもでもなれるのか?」
「あ、いえ、誰でもなれるってわけじゃなくって、その……」
怪訝そうに眉をひそめたコンボイに、わたわたと慌てて言葉を探す。……さすがに、初対面の相手に『自分は魔法使いです』などというわけにもいかず、困り果ててしまっていた。
それを察したのか、コンボイはばつの悪そうな顔になる。
「あー、すまない。なにか事情があるんだったらいわなくてもかまわない。
それより、今は西暦何年か教えてくれないか?」
「え? に、2003年ですけど……それがどうかしましたか?」
いきなりおかしなことを聞かれて、首をかしげながらもネギは答えた。それを聞いたコンボイは、ふむとうなずきあごに手をあてた。
「やはり、トランスワープ空間を抜けてきてしまったのか……そうなると、チータスたちも、か」
「あ、あのー」
その体勢のまま、ブツブツと呟いているコンボイにネギは恐る恐る声をかけた。
「? どうかしたかい?」
「あ、いえ、その……」
言いよどんでいるネギの様子から、コンボイは自分がまだ何者なのかをしゃべっていないことに気づき、しまったという表情をつくった。
「そういえば、まだ自己紹介をしていなかったな、すまない。
私はコンボイ、サイバトロンの司令官で《トランスフォーマー》だ」
「――――《トランスフォーマー》?」
聞きなれない単語に、ネギは首をさらにかしげるしかなかった。
+ + + + +
「うーむ……」
学園長室。その空間で、近衛近右衛門はいすに座り目線を卓上へと下げ、うなっていた。
「なにか……今日は妙な感じがするのお」
先刻から感じ続けている妙な違和感。それがなんなのか、と彼は頭をかかえていた。
「杞憂であればよいがの……」
そういって、目線を夜の闇と部屋をしきる窓へとむけた。
――コンコン
「失礼します。学園長先生はいらっしゃいますか?」
部屋に響いたノックの音と、先日この学園にやってきた子供先生の声に、近右衛門の視線は扉へとむけられる。
「ああ、ネギ君かね。入ってきてくれてかまわんよ」
そういって、ネギを迎え入れる。そして、ちらりと卓上の時計を見る。時計が指し示すじかんは8時半をすぎている。
「はて……こんな時間にどうしたんじゃ?」
普通ならすでに部屋へと戻っているであろう時間に、自分を訪ねてきた少年に近右衛門は疑問の言葉を投げかけた。ネギは困ったような気色を顔に浮かべ、二度三度キョロキョロとしたのち
「すいません、学園長先生。そこの窓を開けてもいいですか?」
「かまわんが……」
怪訝な表情の近右衛門にペコリと頭をさげると、ネギは一番大きな窓へと駆け寄り鍵を開けた。そして、窓の外をのぞきこむと
「コンボイさーん、ここから入ってきてくださーい」
下へとむかって呼びかけた。近右衛門が、何が起きるのかといぶかしんでいると、窓の下ぶちからゆっくりと光沢を放つ何かが上昇してきた。
「な、なんじゃなんじゃ?!」
魔法使いとして玄人の域まで到達している彼も、その『何か』の全貌を見た瞬間には驚きの声をあげるほかなかった。
彼を驚かせた『何か』であるコンボイは、ゆっくりと部屋の中心まで移動すると
「コンボイ、変身!」
掛け声と共に、ビークルモードからロボットモードへとトランスフォームをした。唖然と見つめている近右衛門を尻目に、コンボイはネギの耳元へと顔を近づける。
「どうかしたんですか?」
「この方が、君が言っていたこの学園で一番偉い人なのか?」
「はい、そうですけど……」
「……彼は人間となにか別の生き物とのハーフなのか?」
「いえ、そんなことは……ないと思います、たぶん」
近右衛門のひょうたんのような頭を見ながら言ってくるコンボイに、自信なさげに(あの頭だからしかたがないが……)ネギが答えた。コンボイは少々釈然としない様子で近づけていた顔を離し、いまだにショックから立ち直ってない近右衛門へと声をかけた。
「はじめまして、学園長。私はコンボイ、サイバトロンの司令官で《トランスフォーマー》です。以後、おみしりおきを」
なかなか礼儀正しい挨拶をするコンボイを前に、近右衛門はある言葉に聞き覚えがあることに気づき、片方の眉をあげる。
「すまんが、君は今自分のことを《トランスフォーマー》と言ったかね?」
「―――! 我々を知っているのですか?」
意味深な近右衛門の言葉にコンボイが身をのりだした。近右衛門は、ふむとあごひげをなでると言葉を続ける。
「1985年、火山の噴火と共に長き眠りから目覚めた戦士たち……それがお前さんたち《トランスフォーマー》じゃろ?」
「「…………」」
唖然とするコンボイと興味津々といった様子のネギ。対照的な二人を目の前にして、近右衛門は席を立ち、開きっぱなしとなっている窓へと近づいていく。
「ほっほっほ。まあ、驚くのも無理はないじゃろうて。そもそも《トランスフォーマー》の存在自体、裏の世界でも表の世界でも都市伝説のようででしか残っとらんからのお」
コンボイとネギは何も言わずそれを聞き続けている。近右衛門が言葉を切ったときには、シンと静かになった部屋にパタンと窓の閉まる音が響くだけであった。
「で、お前さんはどうしてここにいるんじゃ? たしか1985年以降、お前さんたちと地球との交流はほとんどなくなってしもうたはずじゃが?」
いよいよ本題、といったおももちで近右衛門が振り返った。コンボイは彼の顔をしばし見つめた後、静かに口を開いた。
「じつは…………これこれしかじかの」
「かくかくうまうま…………なるほどのお、そんなことがあったとは……」
「というか、そんなのでわかるんですか?」
妙に納得している近右衛門にネギがつっこむ。
「ところでコンボイ君や、これから先はどうするつもりなのかね?」
「……今のところは仲間を探すつもりでいます」
が、それは二人によってスルーされる。二人は、半眼で見つめてくるネギを尻目に会話を続けていく。
「探す、とはいうがあてはあるのかな? 聞いたところじゃと、仲間はお前さんとは別の時代に飛ばされとると思うのじゃが」
「……かもしれません。ですが、私は彼らにいずれ会えると信じています。
たとえ、何十年何百年経とうとも」
グッとコブシを握りしめてコンボイが自らの決意を口にした。近右衛門はしばしあごに手を当てて考えた後、
「それならば、しばらくの間はこの学園におらんか?」
そんな提案を彼に持ちかけた。
「いいのですか? たしかに、この学園の広さを考えると身を隠すにはもってこいですが……」
バツが悪そうにコンボイがうつむく。近右衛門はそんな彼をみてほっほっほと笑う。
「大丈夫じゃて、森にでも隠れておれば見るまいて。それに、ここにおればワシが伝を使ってお前さんの仲間がこの時代に来ておらんか探して、教えられるしの」
「…………」
その言葉に、コンボイはうつむいて黙りこくる。そして、しばらくの後、
「……当分の間、よろしくお願いします」
そういって頭を下げたのだった。
「――決まりじゃな。ここにいる間のことに関してはワシが手はずを整えておくから心配せんでいいぞ」
「ありがとうございます」
「よかったですね、コンボイさん!」
再び頭をさげたコンボイに、ニコニコとネギが話しかけた。彼は顔をあげると、ネギと向き合う形になる。
「ありがとう、君のおかげだよネギ君。これから、よろしくたのむ」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
二人は挨拶と固い握手をかわすのだった。
――――かくして、物語は始まる。
ED)コンボイ(以下コン):「いよいよ始まった《魔法先生ネギま!メタルス》主役はもちろんこのわた――
チータス(以下チー):「オレチータス! よろしくじゃん!」
ラットル(以下ラット):「オイララットル。みんなー、げんき?」
ライノックス(以下ライ):「僕ライノックス。よろしくなんダナ」
ダイノボット(以下ダイ):「ダー! 影の主役のダイノボット様だ! よろしくな!」
シルバーボルト(以下シル):「シルバーボルトです。よろしくお願いします」
コン:「ええい! お前ら、私の出番をとるなーーーー!」
ED了)
*あとがき*
えーっと、まず最初に……
全国のネギま!ファンならびにビーストウォーズファンの皆さん申し訳ありません! やってしまいました!
えーっと……初めて、完全三人称をめざして書いたのですが……ぶっちゃけすげー微妙になっちゃいました。読みにくくて申し訳ありません。
作品の時間軸としましては……ネギま!は図書館島編よりも前。ビーストウォーズのほうが、《あばよっ!》とランページのロストエピソードよりほんの少しまえ、といったところです。
たぶん、麻帆良祭くらいまで続くので(長っ)それまで生暖かく見守っていただけたら幸いです。
あと、OPとEDの部分は『魂のエヴォリューション』と『バ・ビ・ブ・ベ ビーストウォーズ』を聞きながら詠んでいただけるとより臨場感?がますかと……
では、予告をどうぞ
予告)コン:「やあ、よい子のみんな元気かな? コンボイだ。
さっきはあいつらに出番をとられたが、今度こそ私の出番だ。
――と、どうやら次回からはあいつもでてくるみたいだな。
次回《オレ様さ~んじょ~!》みんなも知ってるあいつの登場だ!楽しみにしててくれ!
予告了)
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