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 第五話 投稿者:地狼 投稿日:04/22-01:12 No.2314  

麻帆良の悲劇(喜劇?)・・・・第五話




sideオキヌ達

ガラッ・・・・扉が開き、ネギたちが入ってきた

「おはよ~ございま~す、ついでに聞きますけどあの罠仕掛けたのは誰ですか?」

入ってくる早々ネギは生徒達に向けてそう言い放った、まぁしょうがない事であろうが、ちなみに仕掛けた当人達は目をそらしながらそれぞれ己の得物を整備していた(銃刀法違反)

「まぁまぁネギ殿、誰も怪我が無かったのだからそれでいいでござる、それよりも拙者たちのことを紹介して欲しいのでござるが」

とシロに諌められ、ネギはしぶしぶ犯人の捜索をやめた

「では、今日から皆さんと一緒にこれから勉強をする人が増えることになりました、それと僕の補佐という事で副担任の先生が来られました、それでは皆さん自己紹介をお願いします」

ネギがそういうとシロから順に自己紹介をした

「犬塚シロでござる、好きなものは肉と散歩でござる、よろしくでござる」

「氷室タマモ、好きなものは油揚げ、よろしく」

「皆さんの副担任を勤めます氷室キヌです、よろしくね」

それぞれが自己紹介を終えるとネギが

「それではHRはシロさん達への質問タイムにしたいと思います、ではどう「か、可愛い~!」・・・ぞ」

と言い終える前にすでに質問タイムへと突入していた

「シロちゃんその髪地毛?」

「タマモちゃん変わった髪形してるね~」

「前はどこ居たの~?」

「氷室さんっていくつですか?」

すでに収拾がつかなくなりつつあるなかシロだけはすらすら質問に答えていた他の二人はあまりのハイテンションについていけず困り果てていた、ネギは質問の時間にするといった手前口を出せず困り果てていた
しかし、救いの手は意外なところから差し伸べられた

「みんな落ち着きなよ、そんないっぺんに質問したら答えられるものも答えられないよ、ここは私に任せなさいって」

と、朝倉がいい収拾をつけた

「ありがとう、助かったは・・・」

心底疲れた顔でタマモが朝倉に礼を言った

「別にいいって、私の名は朝倉和美、よろしくね」

「ええ、よろしくね」

苦笑しながら自らの名を名のった朝倉にタマモはそう返した

「じゃあ質問するね?タマモちゃんたち寮で見ないけれどどこに住んでるの?」

「そこの森のなかにある元森林管理事務所だったところよ」

「拙者も同じくでござる」

「わたしも同じですね、というか私達同じ所に住んでますから」

「へ~そうなんだ」

朝倉は納得した後、何かに気づいたように首をかしげた

「その建物ってもしかして湖の近くにあるあのログハウスのこと?」

「そうだけどどうかしたの?」

ちなみに今会話に出た建物、GS原作で冥子が初登場したときに倒壊したマンションと同じく霊が集まりやすい建物だったりする

「いや、そこって、幽霊屋敷で有名な所だったな~と思って」

「ああ、そのこと、まったく問題なかったけど?」

ちなみに横島たちが入居が決定した直後横島達の手でまとめて除霊された(そりゃあそうだ)

「そうなんだ、じゃあ歳はいくつ?」

「十四でござる」

「十四」

「二十歳です」

・・・・・・・・・・・・・その後色々な質問をされて

「じゃあ最後に彼氏はいる?」

「・・・・・・・・・・・・・(ズゥゥン)」×3

ちなみに今のは朝倉の質問によってシロたちが沈んだために起きた音である

「あんなに、あんなにやったのに」

「なんで、なんであれだけやって気づかないわけ?」

「なんで、幽霊時代からあそこまで料理を作りに行ったり部屋を掃除しに行ったりしたのに一向に気づいてくれないんだろう、私って魅力ないのかな・・・ありがとうさよちゃん慰めてくれて」

ここで横島の見事なまでな鈍感っぷりが再現された、ここまで鈍いと呆れを通り越していっそ見事である

「え~となんか悪いこと聞いちゃったのかな?」

これはさすがに朝倉も困ったようだ、しかしネギは新たなる騒動の実をもいでいた

「えっと、氷室さん、さっきいってたさよさんってもしかして相川さんのことですか?」

そうネギが尋ねると

「そうですけどどうかしましたか?」

「いえ、その人欠席してるんですけど」

ちなみにまださよのことは知られていません

「え?ここにいるじゃないですか」

「おキヌ殿、そこには誰も・・・いたでござるな」

「確かにいたわね」

人外二人組みがようやく気づいた(伝説級妖怪まで欺くとは)

「え?ええ?えええ?」

ネギはどんなに見ても見つけられないので右往左往していた

「見えなくても仕方ないでござるよ」

「そうね、ここまでくると横島達の言ってたあれのことを思い出すわね」

あれとはGS本編で出てきたジェームズ伝次郎のことである

「え?どういうことですか?」

「だって、この子幽霊だもん」

「「「「・・・・・・・・・・・・・」」」」」

一呼吸おいて

「「「「えええぇええええええええぇ~~~」」」」」

タマモ達の発言に2-Aのほぼ全員が驚いた声を上げた、なぜほぼかと言うとエヴァンジェリン・龍宮は知っていたため驚かなかったからである

「(あいつらいったい何者だ!!まさか来て早々さよに気づくとは)」

「(おどろいたな、私でも気づくのに数ヶ月かかったのに)」




オキヌが知っていた理由それは三日前に遡る・・・・・

その日、学園長宅に寝泊りしていたオキヌは学園長に許可をもらいコンビニにでかけた

そしておにぎり等の夜食を買い帰ろうとした所に丁度さよがコンビニを訪れたため出会うことになったのである、まぁさよは話しかけられたとき目を見開いて驚いていたが

ともかくその日からオキヌ達は友達となりよく話をしていたのだ、ちなみに昨日まではさよが横島達の家まで来ていた






オキヌ達が教室で質問攻めにあっているころ

side横島



学園長の計らいにより警備員の仕事についた横島は現在見回りをしていた

「そこのおねいさ~ん、そこの喫茶店で僕とお茶しませんか~」

違った警備員の仕事をほっぽり出してナンパにいそしんでいた

「すいません、これから友達と約束があるんで」

ちなみに現在のナンパ回数はすでに37回を数えているもちろんそのすべてが失敗に終わっているが・・・

「ちきしょ~なんで誰もokしてくれないんだ~」

と言いながら血涙を流していた・・・・・・・じつに奇妙な光景である




それからしばらくして・・・・・・

「は~あ、それにしてもでっかいよな~この学園」

と率直な学園への感想を洩らしながら世界樹に向け歩いていると

「おや?横島君どうしたんだいこんな所で?」

といいながら高畑が姿を現した

「あ、高畑先生ちぃ~す、一応警備のしごとっす」

と言いながらもナンパばかりしていたのは横島だけの秘密である









おまけ

「お腹すいたのね~」

「う~お腹すいたでしゅ」

前回最高指導者たちによって飛ばされた二人は現在横島達が落ちてきた山の辺りを彷徨っていた





おまけ2

「「・・・・・・・・・・・・」」

自分の執務室で横島の現状を見ていた最高指導者たちはナンパばかりする横島に呆れかえっていた

「なあキーやん」

「なんですかさっちゃん」

「いっそのことあの子等に今日のこと教えてやらんか?」

といった魔族の最高指導者に対し神族の最高指導者は目を光らせて

「ほ~おもしろそうですね~ではついでに刹那という少女にもばらしますか」

「お、いいな~それじゃあキーやん、まかせたで」

「ええ、もちろんです」






あとがき

最神話いかがでしたでしょうか

場面転換が多く読みずらいところが多かったかと思いますが指摘などがあったら感想版にお願いします

麻帆良の悲劇(喜劇?)

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