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星から来た人々1話 教師業の復活 投稿者:NEXUS 投稿日:03/20-15:24 No.2151

 桜ヶ丘中学のクラス会が終わり、元生徒達が校門を出て行く。その姿を、矢的猛はじっと見つめていた。

ミライ「80(エイティ)兄さん。これからどうするんです?」

  青年、ヒビノ ミライが猛に声をかける。猛を兄と呼んでいるが、実の兄弟ではない。

猛「マイナスエネルギーが発生する可能性がある場所がある。私はそこに向う。メビウス、後は頼んだぞ。」

  そう言うと猛は思い出の校舎を後にした。


  同日 ビジネスホテルの1室 猛が携帯を取り出し電話をかける。

猛「お久しぶりです、矢的です。・・・はい、明日から宜しくお願いします。・・・えっ新任の方の出迎え・・・はい、空港ですね分りました。はい、じゃ宜しくお願いします。」


  翌日 空港 既に待合せの場所に着いていた猛。その姿はいつの間にか若き日の猛になっていた。

猛「えっと、入口の右端にいるって聞いたけど・・・。」

少年「ココであってるのかなぁ・・・。」

  猛のとなりに、リュックから溢れ出る程の荷物をもった赤毛の少年がやってくる。

猛「君も待合せか・・・い?」

  少年の顔を見た瞬間、猛の動きが止まる。 

少年「どうかしまし・・・た?」 

  猛と同じように動きの止まる少年。

猛「まさか・・・ネギ、君?」

ネギ「猛おじさん?」

猛「久しぶりだね、いや~大きくなったな!」

ネギ「お久しぶりです。6年ぶりですね!」

猛「ああ、そうだね。って、なんで日本に?」

ネギ「あ、それは修行で麻帆良学園って所に行くんです。教師として。」

猛「えっ、じゃあ新任教師って君だったのか!」

ネギ「はい。ところで矢的さんは?」

猛「僕もそこに行くんだ。ささ、時間があまりないから急ごう。」


  麻帆良学園 駅前  多くの学生と共に改札をくぐり猛とネギが出てくる。

猛「相変わらず忙しい街だ。」

ネギ「日本って、人が多いんですね。」

放送「後10分で始業チャイムがなります。遅れた方には・・・」

猛、ネギ「あっ、職員会議に遅れる!!」

  放送を聞いてようやく動き(と言うか走り)出す2人。その側を2人の女子学生が走り過ぎる。

明日菜「ち、遅刻~!!もう、学園長の孫だからってなんであんたが新しい先生迎えに行かなきゃなんないの!?」

木乃香「スマンスマン、」

明日菜「大体、学園長の友達だったら自分で行けば良いのに~!!」

  そんな掛け合いをしている内に猛たちが2人を追い抜いた。すれ違い様に声をかける。

猛「ほら君たち!急がないと遅刻になるぞ!」

木乃香「あ・・・もしかして、矢的さん!?」

猛「久しぶりだね、木乃香ちゃん!って話はイイから急がないと!」

  3人とも全速力であった(木乃香はのほほんとしていたが)。


  麻帆良学園 学園長室

学園長「ようこそ麻帆良学園へ、ネギ スプリングフィールド君。そして、久しぶりじゃの、矢的猛君。」

ネギ「はい、宜しくお願いします。」

猛「お久しぶりです、学園長。」

  各々が挨拶をする横で、明日菜が目を丸くしていた。

明日菜「・・・もしかして、この子供も先生なの!?」

学園長「そうじゃ。・・・しかしこれは大変な修行じゃぞ、ネギ君。もし失敗したら、君は故郷に帰らねばならん。二度とチャンスはないが、覚悟はあるのじゃな?」

ネギ「はいっ、やります。やらせて下さいっ。」

学園長「うむ。では早速今日から教育実習としてやってもらおうかの。・・・矢的君、ネギ君の指導教員を頼むぞ。」

猛「分りました。」

学園長「で・・・ネギ君の部屋が取れんかったから・・・木乃香、明日菜ちゃん、悪いんじゃがしばらくネギ君を泊めてくれんかのう?」

明日菜「えっ・・・」

木乃香「うん、ええよ。」

明日菜「ちょっと待って下さい・・・」

学園長「では決まりじゃな。・・・木乃香、明日菜ちゃん、先に教室に行ってなさい。」

明日菜「話し聞け~!!」

  木乃香に引きずられながらも叫ぶ明日菜。2人が出て行くと学園長の顔が一転して変わった。

学園長「・・・25年近く、怪獣は現れんかった。しかし今、世界各地で怪獣、そして侵略宇宙人が暴れておる。その原因にはやはり・・・」

猛「・・・マイナスエネルギーも関係していると思います。」

学園長「本来なら、他の任務で地球に来る事があまり無い君がここに来たと言う事は、この学園からマイナスエネルギーが発生していると言う事じゃな?」

猛「はい。多分これから僕たちの担当するクラスが、1番・・・」

学園長「分った。・・・では、これを君に渡しておこう。」

  そう言うと、1つの木箱を引き出しから取り出し蓋を開ける。

猛「・・・ライザーガン・・・懐かしいな。」

学園長「君がUGMに入っていた時使っていた銃だそうじゃな。自由に使ってくれて構わんよ。」

猛「有り難うございます。何から何まで。」

学園長「いいんじゃよ。・・・そろそろ行った方がよさそうじゃ、二人とも頑張ってくるんじゃぞ。」

  2-A教室前 猛とネギがドアの前に立っている。

ネギ「緊張してきた・・・大丈夫かな・・・」

猛「大丈夫さ、ちゃんと手伝ってあげるから。さ、入るぞ。」

  ガラッ!! 

  猛がドアを開け、仕掛けてあった黒板消しを普通につかみ取り、同時に足元に張られているロープ跨ぐ。

猛「危ないなぁ、っと。」

  と言いながら、今度は落ちてきたバケツ(水入り)をキャッチする。
 
  ドドドッ!!

  猛のキャッチしたバケツに次々とおもちゃの矢が刺さる。

猛「・・・これで全部だね。ネギ君、こっちに来てもいいよ。」

ネギ「あ、ハイ。」

猛「さて、僕は矢的猛。君たちの副担任と理科を担当します。宜しく。」

ネギ「ぼ、僕はこのクラスの担任と英語を担当しますネギ・スプリングフィールドです。よ、宜しくお願いします!!」

  ・・・ 

  一瞬の沈黙。そして大騒ぎになった。ほぼ全員の生徒が、ネギに集中して行ったのだ。

生徒「何歳、何歳!?」「何処から来たの!?」「君って頭イイの!?」

ネギ「えっ、あの・・・」

猛「はいはい ネギ君の事は後にして、時間が無いから授業をするぞ~。さぁ、ネギ君頑張れよ。」

  そう言って窓際にあったパイプ椅子に腰掛けた。
  : 
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  しばらくして 授業が終わったのか、猛とネギが教室から出てくる。だがネギは少し落ち込み、猛は呆気にとられたような顔をしている。

猛「・・・まさかこんなクラスとは・・・」
  
  そう言うのも無理は無い。なにせ授業中に叫ぶは、喧嘩するは、挙げ句の果てには喧嘩で賭けをするのだ。そんなクラス、史上発だろう。しかも、ネギの魔法が(くしゃみで)暴発し明日菜の服が吹っ飛んでったり。青ざめても仕方ないだろう。

高畑「やぁネギ君。矢的先生、久しぶりですね。」

ネギ「タカミチ・・・」

猛「タカミチ君、久しぶりだね。」

高畑「今、出張から帰って来たんです。ネギ君、初授業はどうだったかい?」

ネギ「それが、あんまり・・・」

明日菜「あたしがついてたからばっちりでしたよね、ネギ先生!」

  ネギが喋る間も無く明日菜がやってきた。しかもウソまでついている。

高畑「へぇ~、それは良かった。ありがとう、明日菜君。ネギ君のコト頼んだよ。」

  去り際に明日菜の肩にポンと手をおく高畑。そこを明日菜は嬉しそうに摩っている。

ネギ「タカミチのコト、好きなんだー。」

明日菜「うるさいわね。あんたが先生だなんて認めないし世話もしないからね。」

  そう言って教室に戻って行く明日菜。さらに沈んだネギを連れて猛もその場を後にした。

 
  職員室 猛が高畑と話している。

猛「・・・そうか、やっぱりまだマイナスエネルギーは無くなりそうに無いか。」

高畑「すいません。」

猛「いや、君の責任では無いさ・・・ん?」

高畑「どうしました?」

  ふと窓の外を見る猛と高畑。怪しい光が一瞬だけだが見える。

高畑「まさか・・・」

猛「分らない、だが一応調べてみよう。」

  そう言って二人は職員室を後にした。

 
  近くの広場 ネギが明日菜に捕まっている。どうやら魔法を使ったところを見られたようだ。

明日菜「あんた超能力者なのね!!だから授業中に・・・」

ネギ「いえ、僕は魔法使いで・・・あの、この事は秘密にしてください。ばれた事が上に伝わると僕、オコジョにされるんです!!」

明日菜「そんなの知らないわよ!!」

ネギ「仕方ありません。では記憶を消させて「お~い、そこの二人。」?」

  声の方を向くと、猛と高畑がいた。

高畑「何やってるんだい?」

明日菜「えっ、いえ何でも・・・」

猛「ネギ君、早く逃げて。」

ネギ「まさか・・・」

高畑「そのまさかになりそうなんだ。」

明日菜「えっ、どういうこと?」

猛「この土地にも、現れるようになってしまったか・・・」

  ズドォォォン!! 

  市街地が突然爆発し、怪獣クレッセントが現れた!!

クレッセント「ガアァァァッ!!」

  ドカァァン!!
  
  咆哮をあげ、町を破壊する怪獣!!

明日菜「ウソでしょ~!?」

  走りながら叫ぶ明日菜。

  市街地から引き離すようにライザーガンで攻撃していた猛。

猛「・・・よし!!」

  誰もいない事を確かめると、拳を右、左と突き出し、そして・・・

猛「エイティ!!」

  右手に握ったブライトスティックを掲げた!!

  ギュィィィィン!! 

  閃光と共に、ウルトラマン80が現れた!!

80「シュワッ!!」

  ズドドドドド!! 

  一気に間合いをつめると強力なラッシュを決める80!!

クレッセント「ギャァァァァ!!」

  ゴォォォ!! 

  痛みで叫びながら、口から火炎を吐く怪獣!!

80「トアッ!!」

  ダァァァン!! ジャンプで火炎を躱し、強烈なとび蹴りを入れる80!!倒れたクレッセントのマウントポジションを取り、

  バシッ、バシッ!!

  手刀を次々と決めて行く!!止めと言わんばかりに拳を振り上げたところで・・・

  ゴォォォ!! 

  クレッセントの口から火炎が吐かれた!!

80「ウアッ!!」

  ドカァァン!! 

  直撃し、吹き飛ばされる80!!その隙にクレッセントは体勢を立て直し80を蹴りとばした!!

80「ウウッ!!」
 
  強烈な蹴りに吹き飛ばされビルに突っ込みそうになる80!!だが・・・

80「シュワッ!!」
 
  空中で回転しビルをかわすと、クレッセントにウルトラキックを喰らわす!!

クレッセント「ガアァァァ!!」

  ドォォォォン!! 

  クレッセントが倒れたのを見て、80は左腕を上に、右腕を横にしてエネルギーを溜める!!

80「トアァァ!!」

  L字に組んだ腕から必殺のサクシウム光線が放たれる!!

  ズバァァァァ!! 

  クレッセントが起き上がってきた所に直撃する光線!!

  ドゴォォォン!! 

  大爆発を起こし消滅するクレッセント!!

80「シュワッ!!」

  それを見届けると、80は大空へ飛び去った。


  広場 戦いを終えた猛がベンチに座っている。

高畑「矢的先生。大丈夫ですか?」

猛「ああ。タカミチ君、被害はどれくらいに?」

高畑「怪獣の壊したビル一つと近くにあった車が一台、後は爆風等で物が吹き飛んだだけで、死者は出ませんでした。」

猛「そうか・・・」

ネギ「まさかココにも怪獣が出るなんて・・・」

猛「あの怪獣はマイナスエネルギーが原因で現れたんだ。・・・でも今度こそは食い止める。怪獣も、マイナスエネルギーも。」

明日菜「どうやったら1人の教師が怪獣とか何とかエネルギー止めれるのよ。・・・まさか先生がウルトラマンだったり・・・」

  その言葉にギクリとして青ざめる3人。

高畑「ま、まぁイイじゃないか。」

明日菜「ふ~ん・・・」

猛「さ~て、色々大変そうになるけど、これから頑張るぞ!!ネギ君!!」

ネギ「はい!!」

  こうして、矢的猛の不思議な学園での教員物語が始まった。

星から来た人々 星から来た人々2話 宿敵の襲来

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