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星から来た人々3話 大混乱の図書館島 投稿者:NEXUS 投稿日:03/29-17:24 No.2183

  ネギに出された最終課題は、期末テストで2ーAを最下位から脱出させる事であった。
  簡単な課題と侮ったネギは、2ーAの学力(特にバカレンジャー)を見て愕然とし、危険な魔法を使おうとしてしまう。
  だが、猛の言葉に心を打たれ、期末テストまでの3日間を魔法を封印して1人の教師として頑張る事を決意した。
  一方、麻帆良に降下した宇宙人達は、図書館島に有ると言われる魔法書、メルキセデクの書を探して図書館島に潜入していた。
  

  図書館島 内部 ネギ達が休憩をしている。

ネギ「え!!ここに来たのは、伝説の魔法書を手に入れるためなんですか!?」

木乃香「そーなんや。」

佐々木「手伝って、先生。」

  振り向き、後ろにいる明日菜と小声で話すネギ。

ネギ「明日菜さん、今日自分で魔法に頼るなって言ってたじゃないですか~」

明日菜「今回は緊急事態なんだし堅い事言わないでよ。成績が悪いままだと大変な事になっちゃうし。」

ネギ(大変な事・・・僕の課題の事、どこかで聞いてそれで・・・うう、ありがとう皆さん。)

夕映「さぁ皆さん出発しますよ!!」


  同時刻 ぼろぼろの猛が暗闇の中を進んでいる。・・・どうやらだいぶ罠に引っ掛かったようだ。

猛「・・・ココはどこだ?・・・くそっ、さっきの罠で地図を失ったのが痛かっ た・・・おまけにライトは無くすし・・・」

  そう言うと、猛は手に握った地図の燃えカスを見た。

猛「こんな物じゃ役に立たない・・・」
 
  バコッ 

  猛の足元で軽い音がした。

猛「えっ?・・・」

  足元を見る猛。そこには、見事な大穴が出来ていた・・・俗に言う落とし穴である。

猛「うわあああああぁぁぁ・・・」

  見事に落ちていった・・・


  同時刻 宇宙人達が、必死に本棚を探っている。

手下1「タイチョウ、コッチノホンダナニハアリマセン!!」

手下2「コチラモデス!!」

手下3「ミギニオナジク!!」

隊長「ガアアアアア!!ナニヲヤットルカ、モットヨクサガセ!!ミツケナケレバ、コノバスターバルタンノナガヨゴレル!!ハヤクサガシダスノダ!!」

  近くに有った松明の光で宇宙人達の顔がハッキリと見えた。確かにバルタン星人だ。

バスター「ウムムムム、コノママデハワタシハタダノザツヨウヘイニサレテシマウ!!ハヤクミツケナケレバ!!」

  ドサッ!! 

  何かが落ちる音がした。振り向くバルタン達。

猛「いってぇ・・・ん?」

バスター「ナニモノダ!?」

猛「お前達はバルタン星人!!こんな所で何をしているんだ!!」

バスター「ココニアルトイウめるきせでくノショヲサガシダシ、モチカエルノダ!!」

手下A「タイチョウ、ソンナコトイッタラモクテキバレテシマイマスヨ。」

バスター「アッ・・・」

  ・・・ 

  沈黙が空間を支配した。

猛「・・・そんな事はさせない!!いくぞ!!」

バスター「オマエゴトキニデキルカ!!」

手下全員「フォフォフォフォフォ!!」

  互いに間合いを取ろうと踏み出した瞬間!!

  バゴォン!! 

  猛の足元に再び穴が開き、かなり下に落とされ、

  ガシャン!! 

  バルタン達はバネになった床を踏み、だいぶ上の階層まで吹き飛ばされていった・・・


  同じ頃 魔法書の間 ネギ達が「英単語ツイスターゲーム」なる物に挑戦し・・・

明日菜「みんなごめーん!!」

佐々木「きゃああー!!」

ネギ「た、助けてー!!」

  ・・・こちらも物の見事に地下にたたき落とされていた。
  

  図書館島のどこか もう自分がどこにいるのかさっぱり分らなくなった猛がさまよっていた。

猛「どこだ、ここ・・・もうどこがどうなっているのか分らない・・・」

  そう言いながら、ふとある事に気付く。

猛「今、何時だ?」

  真っ暗な建物の中にいたので、感覚がおかしくなっているのだ。携帯を取り出し、デジタル表示の時計を見る。途端に顔が青ざめる。

猛「午前、10時50分!?」

  そう、気付けばもう1日たっているのだ。授業も有るし、怪獣が出現したかもしれない。そんな考えが、彼を焦らせるた。

猛「急がないと・・・」

  そう言って、目の前にあったドアを開ける。途端に光があふれて来た。

猛「・・・何だ?」

  猛の目の前には、石像に守られているようにしてある台座があった。

猛(おそらくは、何か大切な物があったのだろう・・・)

  そう思いながら近付いて行くと、台座に何かが書いてあるのが分った。

猛「古代文字・・・ここに、メルキセデクの書を安置したのか・・・と言う事は奴等はすでに手に入れて、そして・・・」

  台座の手前に開いた大穴を見る。

猛「まんまと罠にかかったと言う訳か・・・よぉし・・・」

  そして猛は自ら、大穴に落ちて行った・・・
  

  地底図書室 天井から猛が降りて来た。普通の人間なら気を失うくらいの高さだったが、彼は変身前でも相当な力をもっているため、無事ですんだ。

猛「・・・バルタン達は一体どこに・・・」

???「キャーー!!」

猛「何だ!?」

  声のする方へ向うと、そこには佐々木を捕まえている石像、ゴーレムがいた。

猛「魔法書の部屋の石像と同じだ!!こいつも罠だったのか!!」
  
ネギ「よくも僕の生徒を!!食らえ!!魔法の矢!!」

  ・・・ 

  静まり返る一同

古菲「ま、まほーのや?」

猛「い、いいから早く佐々木さんを!!」

  そう言ってゴーレムに向って行く猛!!
  
  ドカァッ!! 

  強烈なとび蹴りがゴーレムの右腕を直撃し、佐々木を手放した。すかさず長瀬がキャッチする。

猛「よし、皆早く逃げるんだ!!」

ネギ「猛おじさん、僕・・・」

猛「話は後だ。今は走るんだ!!」

  ネギ達が行ったのを確認してから、猛はゴーレムと向き合った。

猛(今、変身するわけにはいかない・・・しかしどうすれば・・・)

  ドゴォン!! 天井から何かが落ち、ゴーレムを直撃した!!

バスター「グムウ・・・エライメニアッタ・・・ン、オマエハ!!」

猛「バスターバルタン!!・・・くそっ、なんてタイミングが悪いんだ・・・」

バスター「オマエカラハ、でぃふぁれーたーハンノウガスル。オマエ、ウチュウケイビタイダナ!!」
 
猛「そうだ。私はウルトラマン80。バスターバルタンよ、お前の探し物はココには無い。立ち去るのだ。」

バスター「ナニ!?」

  きゃー!! 

  猛がバスターを説得していると、悲鳴が聞こえて来た!! 

明日菜「この蝉みたいなやつ等何なの~!!」

夕映「こいつ等は、バルタン星人です!!昔、本で見た記憶が・・・」

手下A「タイチョウ、コノニンゲンタチガめるきせでくノショヲモッテイマス!!」

猛「何!!君たちが!?」

バスター「コロシテデモイイ、ウバエ!!」

猛「そんな事はさせん!!80(エイティ)!!」

 ギュィィィィン!! ブライトスティックを掲げ、人間代の80に変身する!!幸い、ネギ以外は手下に気をとられて、変身を見ていなかった。

80「シュワッ!!」

  ドゴッ!! ネギ達に襲い掛かろうとしていた手下どもを一気に蹴りとばす。

バスター「エエイ、ヒルムナ!!カカレ!!」

80「トアッ!!」

  バキッ!! 必死に襲いかかる手下どもを、回転蹴りではねとばす。

手下A「ヒ、ヒィィ!!」

手下B「うるとらまんナンカトマジメニタタカッテラレルカァ~!!」

手下C「ニゲロ~!!」

  そう言うと、天井を破壊して飛び去って行く手下達。

バスター「キサマラ、ニゲルナ!!ソレデモセンシカ!?・・・グウゥゥ、ワタシノクビガカカッテイルノダァァァ!!」

  そう言うと、木乃香をさらい、80と距離をとる!!

バスター「フン、ニンゲンモうるとらまんモ、ヒトジチヲトラレレバテヲダセントイウノハホントウノコトノヨウダナ!!」

80(卑怯な!!お前こそ戦士の風上にも置けん!!)

  テレパシーで叫ぶ80!!

バスター「センシニヒツヨウナノハ、チカラダ!!ニゲタモノハチカラガナイノダ!!」

80(違う!!本当に必要なのは、守りたいと言う心!!その心が、力をつくり出すのだ!!)

バスター「ココロナドスグニオレテシマウ。ムダナモノダ!!クラエ!!」

  ドカァン!! 

80「ウアッ!!」

ネギ「80!!」

明日菜「ああっ、ウルトラマンが!!」

  バスターの放った光線をまともに受け、吹き飛ばされる80!!

  ピコン、ピコン 

  カラータイマーが点滅を始める!!

バスター「フォフォフォフォフォ・・・サテ、ソノマホウショヲワタシテモラオウカ。サモナクバ・・・」

木乃香「ああ・・・」

  銃状になっている右手を木乃香に向けるバスターバルタン!!その時・・・

???「外道め、貴様に戦士を名乗る資格など無い・・・。」

  ザシュン!! 

  バスターバルタンの体が真っ二つになり、何者かが木乃香を爆風から守った!!

80(何者だ!?)

???「・・・私はバルタンの戦士、ユウザ・・・」

  爆発で起きた煙りの中から現れたその姿は、目以外を全て甲冑で被った戦士であった。

ユウザ「地球人の皆さん、私の同志が失礼な事をしてしまったことを、お詫びします。・・・ウルトラマン80、任務でしたが魔法書は持ち帰りません。バスターが危害を加えた人々も無事です。病院にも搬送されているでしょう。」

80(・・・分った、感謝する。)

ユウザ「それでは。」

木乃香「あ、あの・・・」

ユウザ「・・・。」

  抱えていた木乃香をゆっくりと降ろし、ユウザはその姿を消した。

80「シュワッ!!」

  天井に開いた穴に向って飛んで行く80。その姿が見えなくなった時、全く別の方向から猛が走ってきた。

猛「お~い皆。滝の裏に出口があった、 帰ろう。」

長瀬「いや~、全く疲れたでござるな~。」

佐々木「ホントホント。」

古菲「魔法の本も見つかったし、さっさと帰るアル。」

夕映「・・・私としては、まだここに居たかったですが・・・。」

ネギ「まぁ、イイじゃないですか。帰りましょう。」

木乃香「ユウザ・・・さん。」

明日菜「どうしたの、木乃香?」

木乃香「ううん、何でも無い。」

  全員が出口に進もうとしたその時!!

  ズゴゴゴゴ!! 

  地の底から何かが上がって来るような音が響いてきた!!

猛「肝心な物、忘れてた・・・」

  ズドォォォン!! 

  湖の中から忘れ去られた存在、ゴーレムが姿を現した!!

ネギ「ゴ、ゴーレム!!」

夕映「あのゴーレムは、この本を守るためにあるのですから・・・」

古菲「当然・・・」

長瀬「狙いは拙者達でござるな。」

佐々木「やっぱり~。」

猛「走れ!!」

  一目散に逃げる猛達。だが出口をふさぐ壁で止まってしまう。

佐々木「こんなとこに来て問題~!?」

  問題は『readの過去分詞は?』と言う物であった。

古菲「むっ、この問題、答えはredアルよ!!」

  ピンポーン 正解音と共に扉が開く。

ネギ「おおっ!!」

古菲「この本持ってるだけで頭が良くなるアル!!」

夕映「次に進むです!!」

明日菜「数学の問題!?」

古菲「楓!!この本使うアル!!」

  最後列の古菲から先頭の長瀬へ魔法書が渡される!!

長瀬「う~ん、X=46かな。」

  ピンポーン 扉が開きさらに進む全員。

佐々木「『探す』の英訳の熟語って何!?」

長瀬「まき絵殿!!これを使うでござる!!」

  魔法書が佐々木にパスされる!!

佐々木「分った!!『look for』!! 

  ピンポーン

明日菜「『大化の改新で重要な役割を果たし藤原氏の祖となった人物は?』!?」

佐々木「明日菜、これ!!」

  明日菜に魔法書が渡される !!

明日菜「あ、『中臣鎌足』ね!!」

  ピンポーン 

ネギ「すごいです、バカレンジャーの皆さん!!」

古菲「明日菜とまき絵が答えられるなんて、この本は本物アル!!」

木乃香「皆、アレ!!」

猛「地上へのエレベーターか!!皆、もう少しだぞ!!」

  ようやくエレベーターに乗り込む猛達を、悲劇が襲う!!

コンピューター「重量オーバーデス。」

猛「何ィ!?」

ネギ「ウソォ!?」

木乃香「スペース余ってるやん。根性無しやな~。 」

夕映「何か捨てて軽くするです!!」

明日菜「何も捨てる物なんて無いよ!!」

ネギ「僕が・・・」

猛「僕が降りる。皆は戻ったらテストに向けて勉強するんだぞ!!」

  猛が降りる、だがまだ重量オーバーのままだ。

明日菜「あーもう、こうなったら!!」

佐々木「あーあ。」

古菲「やっぱりアルか。」

夕映「仕方ないです。」

ネギ「ま、まさか・・・」

  明日菜の手には、メルキセデクの書が握られていた。そして・・・

明日菜「いっけー!!」

ネギ「ああ!!メルキセデクの書が~!!」

  バコーン!! 

  投げられたメルキセデクの書はゴーレムに直撃し、入口まで吹き飛ばした!!

  徐々に閉まって行くエレベーターの扉。地上に向けて上がって行く音が、次第に小さくなって行き、

猛「・・・どうやって帰ろう・・・」

  途方に暮れる猛だけが残された。

ユウザ「お困りの様ですね。」

猛「ユウザ!?」  

ユウザ「これをどうぞ。テレポートマシンです。」

  ブレスレット型のマシンを差し出すユウザ。

猛「何故こんな物を僕に?」

ユウザ「あなたに対するお詫びです。我々は、魔法の技術を悪用しに来た訳では無いんです。ただ純粋に知識を得るためだったのですが、バルタンの一部は地球人と、あなた方ウルトラマンを憎んでいるのです。任務の事を、あなたや地球人に連絡しなかったのはその為なんです。」

猛「でも君みたいな考えを持つ者が居てくれて嬉しいよ。」

ユウザ「キングバルタンが考えを変えて、平和的に生きようとしているのです。」

猛「そうか・・・やっとバルタンとも、戦わずにすむ時が来たのか。」

ユウザ「・・・またどこかでお会いしましょう。」

猛「ああ。」

  二人はマシンを作動させ図書館島から脱出した。図書館島に静けさが戻って行った。

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