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時計が刻む物語 第二十四話(×足洗い邸の住人たち オリ有り) 投稿者:紅(あか) 投稿日:11/12-22:45 No.1596  

時計が刻む物語
第二十四話 『図書館島 戦闘開始編』


「どうやら侵入者はここを通っていったようですね」

 地面に転がっている折れ曲がった矢や尋常ならない力で真正面から破壊されたと思われる岩片を手に取り、声に出して確認する刀子。
 彼女が視線を向けた先には同じように破壊されて床に散らばっているトラップの数々が在った。

「そのようですね、刀子さん」
「しかし侵入者という割に随分と派手にやってるみたいだね。痕跡を隠そうとしていない」

 周囲を油断なく見回しながら同意する刹那と刀子と同じように破片を手に取りながら自身の推論を述べる真名。
 刀子は真名の言葉に頷くと目標が向かったと思われる書庫の奥へと視線を移す。

「確かに。普通、侵入者というものは己の行動を察知される事を極力避けるものです。ですが今回の者たちにはそれらしい意図がまったく見られない。それどころかまるで侵入している事を宣伝でもしているように感じられますね。一体……」

「どういう事なのでしょう?」と続けようとした彼女の目の前を青白い物体が通過した。
 『彼女』が通り過ぎた後に残り香のように薄く浮かぶ燐光。
 それに合わせて舞い踊る少女。
 薄暗い書物室の中で行われている彼女のダンスには、一瞬とはいえ状況を忘れさせる儚げな美しさがあった。

 彼女はそのまま空中で何度となくアクロバティック飛行をすると満足したのか天井付近にまで上昇し、キョロキョロと周囲を見回し始める。

「フン。考えるまでもねぇな」

 三人の会話にまったく入らず、視線をあちこちに移していた『バロネス』の言葉に刀子は眉を潜めた。

「考えるまでもない、とはどう言う事です?」

 いつ敵と接触するかわからないという緊張からか自然と口調が鋭くなる。
 バロネスはそんな彼女の心情などまるで感知しようとせず、ただ肩を竦めて言葉を続けた。

「侵入者の意図だ。こいつら、腕に自信があるんだよ。誰にばれて、どんなヤツが追いかけてきても『返り討ちに出来る』って自信がな」

 大仰に自分の腕を叩く。
 楽しんでいる事が一見して知れるような笑みを浮かべながら。

「……もしそれが本当なら、私たちは随分と舐められているようですね」

 不真面目極まるその態度に柳眉を立てながら吐き捨てるように言う刀子。
 だがバロネスはそんな彼女を嘲笑うかのように首を横に振った。

「いーや違う。舐められてるのはお前らの事じゃねぇ」
「? それはどういう意味なんだい、バロネス先生」

 訝しげな表情で真名が問う。
 
 先ほどから会話にまったく参加しない刹那はじっと周囲を睥睨していた。
 発動していない罠がないかどうかと侵入者の姿が見えないかの確認だろう。
 そして同時にそちらに集中する事でバロネスと目を合わさないようにする意図もある。
 もう既に彼女の中では彼の存在は『姿を見る事すらも忌々しい存在』にまでなっていた。
 大した嫌われ具合である。
 それでも会話に耳を傾けるのは生来の生真面目さ故だ。

「舐められてるのはこの学園都市全体だよ。まぁ当然だなぁ。結界に頼りきりで警戒は温い。あっさり侵入できた上に罠もこの程度。あっさり突破されて重要度の高ぇはずの場所さえもこうして闊歩できる。低く見られる要素としては充分過ぎるだろう。クックック!」

 刀子はため息をつきながらバロネスから視線を外した。
 真名は彼の言い分に納得したらしく「なるほど」などと呟いている。

「刀子さん、龍宮。時間の無駄です、先を急ぎましょう」

 感情を押し殺した刹那の言葉に軽く頷き、止まってしまっていた歩を進める二人。
 二人が付いて来ている事を背中越しに察し、心持ち早足になりながら先を進む刹那。

「(……まずいですね。刹那の態度が固過ぎます。これではいざ敵を目の前にした時に決定的な隙を見せてしまう事になりかねない)」

 不安を抱く刀子の心情を踏みにじるかのように刹那はズンズンと先へ進む。

「(見下されていようがどう思われようが関係ない。二度とそんな風に思えないように叩き潰してしまえばいいんだ。待っていろ、侵入者め)」

 驕り高ぶる侵入者へ憎悪に近い怒りを燃やす。
 普段の刹那ならば絶対にこのような暴力的な思考にはならないだろう。

 原因は言わずもがな。
 バロネスである。

 トラウマを切開した忌まわしい男と一緒の任務。
 さらにその任務には間接的に大切な友達の命がかかっているという。
 ただでさえ真面目な気性が緊張にささくれ立っているというのに、バロネスはあの手この手で彼女を挑発してくる。

 剣の腕ならば同年代で並ぶ者などそういないだろう位置に立っている彼女だが、その精神は未だ成長の止まらない十代の少女だ。
 この『居たくないのに居なければならない状況』に彼女のストレスは猛烈な勢いで溜まっている。
 人間ならば誰しもが持ち、抱いてしまうだろう感情に彼女は今、振り回されていた。
 そして彼女はそれを我慢する事はできても吐き出す術を知らない。
なまじ発達してしまった理性が罵詈雑言を放つ事を無意識に止めてしまうのだ。

 仕事に私怨を持ち込む事が『いけない事』だと言う事は理性が充分に理解している。
 だが溜まりに溜まったストレスが漏れ出てしまい彼女の思考を蝕み、突発的な戦闘衝動を生み出してしまっているのだ。

 蝕まれた一定の思考による理不尽なまでの暴力的行為。

 人はそれを総じて『八つ当たり』と呼んでいる。

 その対象として彼女が選んだのが侵入者だった。
 敵である者たち相手ならば遠慮なく剣を振るえると考えて。

 その考えそれ自体は完全に間違っているとは言えない。
 敵に遠慮や容赦などしない。
 戦いに身を置く者ならば当たり前の事だ。

 だが彼女はこの時から完全に失念していた。
 相手もまた『相当な使い手』だと言う事を。

 この思考が彼女は愚か、チームとして行動している他の面々すらも窮地に陥れてしまう事になる。

 
 彼は最後尾を歩きながら自分の肩にふっと軽い重みを感じてそちらに視線を向けた。
 彼の右肩には飛行を楽しんでご満悦の様子のエアリエルが座っている。

「楽しかったか?」
「うん! とっても! っとそうだ。この辺には私ら以外には誰もいないよ。もっと奥みたい」
「そうか……。ふん、いよいよもってヤバくなってきたな」

エアリエルの報告を受け、口では「ヤバイ」と言いながらも彼は笑みを消さない。

「でも教授。なんであの子にチョッカイ出すわけ? 半人半妖なんて向こうで見慣れてるでしょ?」

 彼の肩で座りながら両足をブラブラとさせる。
 単純な興味というよりはどこか面白くなさそうな不満げな表情を浮かべながら。
 対するバロネスは憎悪に近い感情を刹那に向けながらより盛大に口元を歪めた。

「クックック! あいつは自分の力を卑下してる節がある。俺には元々、『力』がなかったからなぁ。ああやって自分の持って生まれた能力を『殺してるヤツ』を見ると苛々するんだよ」

 先に進む三人から付かず離れずの距離を取りながら吐き捨てる。

 生まれ持った能力には個々人で差異が生まれる。
 人はそれを才能と呼び、器が違うと持つ者を持ち上げ、持たぬ者を卑下する。
 人間同士ですらそうなのだ。
 人外との能力差など比べ物にならない。

 バロネスは気付いていた。
 刹那の人外としての能力の高さに。
 彼女が本気を出せば、少なくとも今の自分一人では絶対に勝てないという揺るがない事実にも。

 だからバロネスは彼女に腹が立っているのだ。
 憎悪と言い換えてもいい。

 その生まれ持った能力差を補う為に血反吐を吐くような鍛錬と研究をしてきた自分を『舐めているのか』と。

 何が原因で何が問題なのか。
 そんな事は彼にはどうでもいい。
 彼が彼女を嫌悪するのは彼女が己の力を『使いこなせていない事』。
 否、『使おうとしない事』だ。

 半分とはいえ人間ではない彼女に『完璧な人間』として生きる事は出来ない。
 人外は所詮、死ぬまで人外なのだから。
 目を背ける事など出来はしない。
 だと言うのに刹那は己の正体を隠し、己の真実を拒絶している。

 己が人外である事を認めず、かといって完全に人として生きているわけでもない。
 だからバロネスは彼女をこう評したのだ。

 どっちつかずの『半端者』と。

 彼女が人外であるという事実ソレ自体はバロネスにとってはどうでもいい。
 エアリエルが言ったように半妖など見慣れているし、己はそんな人外たちと共に歩んでいる人間だ。
 今更、周囲に人外が増えようとどうとも思わない。
 バロネスが刹那を疎む理由はその『在り方』なのだ。

「あーー、あいつはアレだ。存在するだけで俺の事を侮辱してる。正直、殺してぇ」

 指をパチンと鳴らしながらごく自然に、何の躊躇いもなく殺意を告げる。

「んーー、でもやらないんだね。昔のアンタなら決めたら速攻だったのに」
「……まあな。本当に丸くなったもんだぜ、自分でもよくわからんが。だが傍にいるだけでムカツクのは変わらねぇ。だから手っ取り早く現実を認識させてぇんだよ。ついでにあの在り方をちっとはマシなもんにしておきてぇ。主に俺の精神衛生の為にな。このまま行くとストレスが溜まりすぎてその内、マジで殺しちまう」

 自分の都合ばかり口に出す。
 この歯に衣着せぬ底抜けに自分本意な所は例え世界が変わろうと変わらないようだ。

「そこはせめて嘘でも『あの子の為に』とか言わない?」
「お前相手に本音、隠してどーする。っと長話が過ぎたな。行くぜ、エアリィ」

 ふと前を見ると三人との距離がかなり離れていた。

「そ、そだね。さっさと行こ!」

 彼の肩から飛び降り、そのままの勢いで飛翔するエアリエル。
 なにやら焦っているように思えるが原因がわからないのでバロネスは彼女の事を思考から排除し、歩みを早めた。

「(っつ~~、なんだって不意打ち気味にそう言う事言うかな、コイツは。『お前相手に本音隠してどーする』なんて。つまりアタシの事を全面的に信じてくれてるって事じゃん)」

 頬が赤くなるのがわかる。
 人間相手では言う事などないはずの言葉を彼が自分に向けている。
 素直に嬉しいと感じた。
 面と向かってそれを言葉にするのは負けたような感じがするので言わないが。

「人間嫌いの人外好きって……普通に変だよなぁ~~」

 照れ隠しにわざと悪口を言ってみる。
 勿論バロネスには届かない程度の小声で、だ。
 聞こえても気にするような性格ではないのだが念の為である。

「エアリィ、あいつらより先に行って偵察してこい。勘だが、ボチボチ追いつく頃合いだ」
「あ~、はいはい。りょうか~~い」

 そんなエアリエルの葛藤など毛ほども気付かず、指示を飛ばす。
 彼女は特に気にせず、指示に従い速度を上げて前を歩いていた三人を追い抜いていった。
 図書室同士を繋いでいる階段や連絡通路は思いのほか広く、エアリエルは自身の大きさもあり窮屈などを感じる事無く飛翔できるのだ。

「……先から妙な力が視える。神秘的だってのに邪悪。エヴァみてぇに闇に偏ってるわけじゃない。アレみてぇに妖と人の気配を半分ずつ放っているわけでもない。……なんだ? 何がいる?」

 歩みを早めながらバロネスは独白する。
 背筋をじっとりとした汗が伝う。
 彼の本能が警鐘を鳴らし、この先の危険を伝えている。
 だがそれでも彼は歩みを止めない。
 止める気など最初から無い。

「……ぶっつけも仕方ねぇか。どの道、タダで済むわけもねぇんだしな」

 今までに無いほど酷薄な笑みを湛えながら、彼は終着点へと歩を進めていった。


 その数分前。

「おお~~、こりゃ着いたか?」
「……のようだな」

 マイアーと鳳山はとうとう最深部へ到達した。
 腕時計で時間を確認する。

 代わり映えのない罠とそんなものを意にも介さずに平然と進む鳳山という楯のお蔭で思いのほか早く辿りついていたようだ。
 
 現時刻は丁度、昼頃。
 彼らがこの場所に侵入してから既に十二時間近くの時間が経過していた。
 想定より五、六時間は早い。

「ん~~、相当に早いペースで来れたなぁ。こりゃ楽勝かぁ?」
「おいマイアー。アレが目標じゃねぇのか?」
「おお、どれだよ?」

 マイアーが無造作に、しかし注意深く視線を巡らせる。
 そこは今までにない程に開けた部屋だった。
 天井まで目算だが二十メートル近くあり、それを支えているのは恐らく地上からここまで伸びてきたのだろう木々の野太い根っこだ。
 これほど巨大な物となると恐らくはこの都市に存在する非常識なほど大きな木である『世界樹』の根なのだろう。

 視線を天井から降ろす。
 今まで通過してきた部屋(というよりホール)には呆れるほど大量の書物が所狭しと並んでいたがこの空間には本棚はまったく存在しなかった。
 その代わりにあるのは大小様々な円形の模様、模様、模様。
 掌サイズの物から三十人程度の人間が入ってもまだ余るほどのサイズのものまで様々だがよくよく見ればその一つ一つの円に描かれている模様には同じ物が一つとして存在しなかった。
 そしてそれらは空間の奥にポツンと置かれた台座を取り囲むようにして張り巡らされていた。
 網の目のように枝分かれを繰り返しながらその台座へと集約されていた。

 それらの終着点である台座上には重力を無視して浮かぶ古ぼけた本が在る。
 それこそが彼らの目的である『メルキセデクの書』だ。

 ターゲットを確認し、自然と口元を綻ばせながらも幾何学的な模様を探るように見回す。
 そしてふと彼はそれらに共通した『ある事』に気付いた。

「こりゃあ~、魔法陣だな。それも『封印陣』じゃねぇのかぁ?」

 そう。
 これらは全てなんらかの魔的、妖的な代物を封印する為の術式が施された特別な魔法陣だった。

「(なぁんでそんなもんが? 隠蔽用やら防犯用の魔法陣だってんならま~だわかるがぁ……。封印するほどヤバイ代物なのか? メルキセデクの書ってヤツは……)」

 いくら強大な魔力を持つ品とはいえここまで徹底的な封印処置を行う意味が彼にはわからなかった。
 そもそも何故『封印』なのか?

「(あ~~、なんかすげぇやな予感がしやがるなぁ。こうモヤッとしてるっつーか。……まぁ仕事だしなぁ。嫌でもやらなきゃ商売にならねぇか~~)」

 こういった魔法陣やら魔法具といった物の知識が必要最低限しかない彼には、それがかなり厳重になされているという事しかわからなかった。

 『何』を封印しているのか。
 『何の為』の封印なのか。

 それらが理解できなければ中途半端な知識になど意味は無い。
 結局、彼は可能な限りの注意を払いながらも仕事を果たすという結論に至る事になる。
 それが自身にとって正に致命的なものだと言う事に気付く事無く。

「鳳山よぉ。アンタはここで待ってなぁ」
「なんじゃと? どういう意味じゃい?」

 突然の提案に猜疑心に満ちた視線で彼を睨む鳳山。

「アンタの図体じゃあの辺にある魔法陣を傷付けちまうだろうが。東洋系のアンタは知らんかもしれんがあれは迂闊に触れるとヤバイ事になる代物なんだぜ? あれらに触らずにあの台座まで行けんのかぁ?」
「……そりゃあ、無理だな」

 マイアーの理屈に納得し渋々引き下がる。

「まぁ、あれだ。追っ手もかかってるだろうし、アンタはそっちの警戒しといてくれよ」
「むぅ、仕方ねぇなぁ」

 その大きな身体で肩を落とす様子につい失笑してしまうがなんとか心中に留める。

「ま、すぐに終わるからよ。別に抜け駆けなんてしねぇからちゃんと警戒しといてくれよぉ?」
「フン、わかっとるわい。いいからさっさと盗って来い」

 その七、八十センチはありそうな常識外れな腕を振り「さっさと行け」というジェスチャーをする。
 仕事上の相方ではあるがお互いに相手の能力は信用しているが人間性を信用しては居ない。

 それでも余計な詮索をして不和などを起こす事はない。
 そんな事をして仕事に失敗をしては意味がないのだから。
 最優先すべきは依頼の達成。
 その為ならば赤の他人とでも手を組む。
 そして必要とあらば『裏切る事』すら厭わない。
 それが彼らなりのプロ意識である信念なのだ。

「へ~いへい」

 ひょいひょいと軽快なステップで、魔法陣が描かれている場所を避けて台座へと近づいていく。
 ところどころで立ち止まり、最も安全なルートを選定してはまた進む。
 その動きは外野である鳳山からすればとてもじれったいものだった。

「えーい、もうちょっとぱっぱと行けんのかーーい!!」
「うっせぇ、デカブツ! 集中してんだから黙ってみてろ!!」

 ギャーギャーと罵声をぶつけ合いながらも慎重に進むマイアー。
 そしてなんとか台座まで残り五メートルという所まで近づいたその時。

「そこまでです!!!」

 およそこの場に似つかわしくない女性の声が空間に響き渡った。

「あーー、くそ。もうちょいだったんだがなぁ」

 やれやれと首を振りながらマイアーは背中にかけていた重々しく巨大なライフルを構える。
 鳳山も既にその巨躯で相手を威圧するように仁王立ちする。
 そして目の前に現れた追跡者『三名』を睨んだ。

「それ以上の狼藉は許しません」
「無駄な抵抗はやめておとなしくしていただきます」

 前衛の刀子、刹那が自前の愛刀を引っさげて前に出る。

「……さて仕事と行こうか」

 ここまで肩に下げて持ち込んできたギターケースから大口径のライフルを取り出す真名。

 だがそこに。
 三人と共に来たはずの『時計屋』の姿は無かった。



 二つの時間は今、交わった。
 台座に浮かぶ魔道書は自分の周囲に広がる喧騒をただ静かに見守るだけだ。




あとがき
少しぶりです。紅(あか)です。
なんとか二週間程度で次の更新が出来ました。
時間に余裕がないと辛いですねぇ。
執筆したいのに出来ないという状況。ああ、これが社会人と言うものなのか。
っと話が逸れましたが今回はいよいよ戦闘にまで行きました。
とはいえ予定では戦闘に突入するはずでしたが戦闘直前で終わってしまいました。
予告を裏切る形になってしまった事を、これを読んでくださっている皆様に深く謝罪します。本当に申し訳ありませんでした。
なんとか早めに次の話を執筆しますのでもうしばらくお待ちください。
ご意見、ご感想などございましたら気楽に感想掲示板にお書きください。
皆様からのコメントを心よりお待ちしております。
それではまた。次の機会にお会いしましょう。

時計が刻む物語 時計が刻む物語 第二十五話

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