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『第四話その1 麻帆良警備隊活動記録 ラットル編』 投稿者:ダーダー 投稿日:06/18-23:31 No.766

『第四話その1 麻帆良警備隊活動記録 ラットル編』

朝八時 麻帆良学園中等部前
ネギに学園の案内をしてもらい、おおかたの場所を把握した三人は与えられている警備場所に向かう。

ネ「これで僕の案内は終わりですけど、大丈夫ですか?」
チ「ああ、大丈夫だぜ。だいたい覚えたしバッチリじゃん」
ラ「おいおい、回るルートとか隠れる場所も確認しとけよ」
ダ「ダー、定期連絡も忘れるんじゃねえぞ」
チ「解ってる解ってるって」
ラ・ダ《本当に解ってんのかよ・・・》
ネ「ハハハハハ・・・」

一瞬の不安を覚えるネギだったが、彼らを信じる事にした。

ネ「あっ!そうだ、皆さんはお昼ご飯とか大丈夫なんですか?」
ラ「そこら辺は大丈夫。エネルギーが減ってきたらちゃんと携帯食料で補給するし」
ネ「そうですか、安心しました」

心配していた食事についての問題も解決し、ホッと安心するネギだった。こうして他人を気遣うのも彼の優しさなのである。

チ「じゃあ、終わったらじっちゃんの部屋に集合しようぜ。一応じっちゃんにも今日の事は報告しないとダメじゃん」
ラ「オッケー!よし、各自の警備場所に解散」
ダ「爺さんの部屋でまた会おうぜ」
チ「オウ、じゃあお先に失礼!ビーストモード!」

ビーストモードになり駆けていくチータス。

ラ「じゃあ、オイラもこの辺で。ビーストモード!」

ラットルもビーストモードになり、警備場所に走る。

ネ「気をつけてくださいねぇ~」
ダ「何やってんだネギ坊主。早く学園の中に入らねえと見つかるぞ」
ネ「えっ?ダイノボットさんの警備場所ってどこなんですか?」
ダ「学園内と学園の周りだ」

学園を指に指し、答えるダイノボットにネギは呆然とした。

ネ「えぇ~、ここなんですか~!!」

このダイノボットの警備活動とネギの苦労は『麻帆良警備隊活動記録 ダイノボット編』にてお送りするのでお楽しみに(笑)


それでは今回はラットル編なのでラットルの警備活動をどうぞ。

食堂棟
今、ラットルは草村の中に隠れている。なぜ隠れているのかというと、時折ここを通る生徒や先生に見つからないために隠れているのである。先ほどはギリギリの所で見つからずに済んだので冷や汗を流していた。

ラ「危ねぇ~。見つかったら絶対に騒ぎになるからなぁ~、初日から騒ぎを起こしたらじっちゃんに申し訳ないよ」

生徒の姿が消え、草村から出るラットル。チェック表を取り出し、午前の欄に『食堂棟は異常なし』と書いた。

ラ「よし、定期報告っと。こちらラットル、そっちはどうだい?チータス」
[こちらチータスじゃん、世界樹周辺は異常無しじゃん。これから世界樹に向かう所だけど、そっちはどうだラットル?]
ラ「オイラの所も異常なし。怪しい奴もデストロンの影も形も見えないよ」
[そっか。じゃ、お互い見つからないように気をつけようじゃん。交信終了]
ラ「交信終了っと。さて、次はダーダー恐竜だな。こちらラットル、そっちはどう?ダイノボット」
[ダー、異常は無いぜ。ネギ坊主に案内してもらったけどよー、やっぱ広くて迷うわなぁ。しかもさっき女の先生に会っちまってよ]
ラ「おいおい、大丈夫かよ(汗)」
[ビーストモードだったし、悲鳴も挙げずに気絶したから大丈夫だろ]
ラ「気をつけろよ、噂になったらやっかいなんだから」
[ダー、解ったよ。交信終了]
ラ「終了っと。ったく、大丈夫かなぁ・・・」

ネギと同じ不安を覚えるラットルだったが、仕方なく警備を続ける事にした。

グラウンド
ラ「へぇ~、体育の授業をやってるよ。3-Aって体操着に書いてあるからネギのクラスかぁ、可愛い女の子いっぱいだなぁ」

ここに来た目的を忘れ、視力センサーを最大にして遠くから3-Aの体育を見るラットル。その姿はすこし情けない。

ラ「おっ!がんばれ!そこだ、いけ!」

しかも応援しているし・・・、はやく警備を続けろよ・・・。

ダビデ広場
ラ「変な銅像だなぁ。ダビデ像?そのまんまだし、名前のセンスないなぁ」

そんなこと余計だと思ってるダビデ像(笑)

ラ「でも昔、学校でこんな銅像にチータスやライノックスと一緒に落書きしたっけ、いや~、あの落書きは傑作だったな~。でも結局ばれて落書きが完全に消えるまで雑巾で拭かされたんだよなぁ」

そんな事してたのか(汗)。ライノックスまで・・・。

再び食堂棟
お昼の時間なので生徒や先生で賑わう食堂棟。ラットルも草村に隠れながら携帯食料(チーズ味)を食べていた。

ラ「腹が減っては戦は出来ぬって言うしね、オイラの場合は警備か」

平和にお昼を堪能するラットル。だが、その姿を影から見ている物がいた。

???「ブーン、サイバトロンの奴だ。何してるんだブーン?もうすこし様子を見ようかな、ブーン」





その後、ラットルは担当になっている警備場所をひたすら見て回った。途中見つかりそうになりながらもなんとか身を隠して逃げ延びたのだ。定期連絡もいれたのだが、午後からチータスとダイノボットにも連絡がとれず、困っていた。とりあえずダビデ広場で再び二人に連絡してみたのだが繋がらない。まさか見つかって騒ぎになってるのかと思い、ネギに渡しておいた無線で連絡をとってみる。

[はい?]
ラ「ネギか?ラットルだよ、そっちでなんか騒ぎが起きてない?」
[いえ、とくに。そうだ、修学旅行が近いので生徒の皆さんは授業が終わったら旅行準備のために部活動をせずにすぐ寮に帰る事になってるんです。だから僕の生徒が周りに多くなると思いますので気をつけてください]
ラ「あぁ、サンキュー。もし時間があったらチータスやダイノボットに連絡してみてくれないか?あいつら通信が繋がらないんだよ」
[解りました、ダイノボットさんは学園内と学園の近くの広場の警備なので時間ができたら探してみます]
ラ「あぁ、頼んだぜネギ。交信終了。さ~て、警備も終わるし、一足先に爺ちゃんの部屋に行くかな~」

ネギとの連絡が終わり、ホッと一息つくラットル・・・だったが。

???「動くな」
???「下手な動きはするな、動けば切る」
ラ「イィ!!」

首に銃と刀を突きつけられネズミの姿のまま二本足で立ち手を挙げるラットル。何故こんな状況になったかというと話はラットルがネギと連絡をとっている時まで遡る。

真「今日は変な一日だったな」
刹「確かに、学園内では変な気配と視線を。グラウンドの体育の授業の時にも気配と視線を感じた」
真「妖怪の類か?」
刹「わからないな、正体までは」

二人で歩きながら話している少女。大きな竹刀袋を持つ姿が印象的な少女の桜咲刹那、その隣にいるのが彼女の友人の龍宮真名。長身で褐色の肌、肩に大きなギターケースを背負っているのが印象的だ。
なにやら今日のことで話しているらしい。その正体はラットル達なのだが・・・(笑)

刹「正体は解らないが、害をなすようなら私が切る」
真「手こずるようなら手を貸すよ、仕事料はもらうがね」

とても中学生の会話とは思えないぐらい物騒な事を言っている彼女達。実は彼女達はネギが担任の3-Aの生徒であり、学園長が雇っている学園の警備員でもある。彼女達はとても中学生の女の子とは思えないぐらいの戦闘能力がある。それを学園長は見込んで警備員を頼んでいるのだ。

真「そういえば刹那、お前は新しく来た警備員は見たか?私は高畑先生に聞いただけで姿は見ていないんだが」
刹「龍宮も見ていないのか?実は私も高畑先生から新しく警備員が来ると聞いただけで見てはいない」
真「うーん、どういう奴なんだろうな?」
刹「さあ・・・な・・・」

歩きながら会話してダビデ広場に差し掛かったとき、刹那は固まった。その様子に龍宮は何事かと思い、刹那を見た。

真「おい、どうした刹那?」
刹「いや、最近のネズミはあんなに大きくなって二本足で立ち、人の言葉を喋るのかと思って」
真「何を言って・・・」

真名も刹那の見ている方を見て固まった。標準のネズミより遙かに大きいネズミがダビデ像の前で二本足で立ち、何かを耳に当てて喋っているのだ。

真「・・・・あれが今日感じた気配や視線の正体か?」
刹「解らないが、見逃せないな」
真「ふっ、そうだな」

二人は急いで物陰に隠れると戦闘態勢になった。刹那は竹刀袋から大きな小太刀を取り出した。名前は夕凪と言う刀だ。そして真名はギターケースを開け、中から拳銃取り出し構えた。やがて、喋り終わったネズミに向かって走り、一気に銃と刀を突きつける。

真「動くな、動くと撃つ」
刹「下手な動きはするな、動けば切る」
ラ「イィ!!」

と、こういう訳で現在に至る。

ラ「撃つとか切るとかって、何物騒な事言ってんだよ~(涙)」
真「お前は何者だ?なんでそんな姿でここにいる?」
ラ「何者って・・・」
刹「正直に答えろ、何者だ?」
ラ「言うから言うから、とりあえずその物騒な物を頭から退けてくれよ~(涙)」
真「ダメだ、このまま言うんだ」
ラ「鬼かよ、アンタは~(涙)」
刹「早く言え!!」
ラ「オイラは新しくこの学園の警備をする事になった警備員だよ(涙)」
真「何!!」
刹「そう・・・なのか?」

武器を頭から退けた刹那と真名から離れたラットルは学園長からもらった警備員の証明書を見せた。

真「本当だ・・・、ここの警備員だな」
刹「本当に・・・、警備員なんだ」
ラ「解ってくれて嬉しいよ、寿命がかなり縮んだ・・・」
真「すまない、こちらの早とちりだったようだ」
刹「どうも、申し訳ありません」

真剣に謝る二人にラットルは戸惑った。なんか自分が悪いみたいで気まずかった。

ラ「いや~、油断してこの姿だったオイラも悪いし、もういいよ。それにしても二人とも驚かないね。こんなネズミ世界中のどこ探してもいないのに」
真「何というか、それくらいではあまり驚かないよ。もっとスゴイ物を見てるし、刹那は少し驚いたようだが」
刹「余計な事を言うな!」
ラ《それにしてもマズッたな~、ダイノボットに続いてオイラも女の子に見られちゃったよ。どうするかな~、とりあえず今日見たことは忘れてくれとでも言うかな?》

ちなみにラットルは刹那と真名も警備員だとは知らない。

ラ「あ~、ここで出会ったのも何かの縁だと思うけど・・・。悪いんだけど今日ここでオイラを見た事を他の人に」
???「ブーン、見つけたぞ~。サイバトロンのネズミちゃん」

言わないでと言おうとしたラットルの言葉を遮った物がラットル、刹那、真名の三人の上空に現れた。

刹「何だアレは!」
真「ハチ・・・か?」
ラ「ワスピーター!!!こんな所にいやがったのか」
ワ「ブーン、ここであったが百年目だブーン。そこにいる人間共々やっつけてやるブーン、ワスピーター変身!」

ワスピーターの体がビーストモードから戦闘ロボモードに変身し、三人に向かって手持ちの銃【ニードルガン】を放つ。

ラ「危ない!」
刹「きゃっ!」
真「くっ!」

発射された弾をなんとかよけた三人、弾が当たった地面に穴が出来ている。その威力に刹那と真名は驚いた。

真「中々の威力だな、あの銃は」
刹「いや、それよりも虫から人型になったぞ!」
ラ「関係のない彼女達を巻き込もうとしやがって~、このラットル君を完璧に怒らせたな~。ラットル変身!」

ラットルもビーストモードから戦闘ロボモードに変身した。小型のレーザーガンを構え、ワスピーターにレーザーを放つが当たらない。

ワ「へっへ~ん、当たらないよブーン」
ラ「くっそ~、ブンブン空飛びやがって!」

ワスピーターと戦闘するラットルを見る刹那と真名。ネズミも変身した事に驚いたが、先に襲ってきたハチと戦っている彼を見て敵ではないと判断し、ラットルの援護にはいった。

ラ「な・・・何やってんだよ君達は!!!早くここから離れるんだ!!!」
真「手伝うよ、ネズミ君。あいつを倒すのにね」
刹「こうみえても私達はこんな状況を何度もくぐり抜けてきましたからお役に立つと思いますよ。それに・・・私達もこの学園を守る警備員なので」
ラ「へっ・・・、そうなの?」
刹「そうですよ、それにあなたの事を詳しく聞きたいので」
真「同じ警備員として同僚の事は知っておかないとな、これが済んだらキミの事をじっくり聞かせてもらうよ、ネズミ君」
ラ「・・・解ったよ、これが済んだら話す。手伝ってくれ」
刹・真「(はい・ああ)!!」
ワ「僕ちゃんの事を無視して勝手に盛り上がるなブーン」

無視されていた事に腹が立ったワスピーターは連続でニードルガンを三人にむけて放つ。

真「悪いが、当たらないよ」

弾を避け、ギターケースの方に走り、たどり着いた真名は拳銃を捨て、ケースの中に入っていたスナイパーライフルを取り出し、構えた。ニードルガンを止めることなく打ち続け、照準を合わされている事にも気づいていないワスピーターの手に照準を完璧に合わせると引き金を引き、弾を放った。

ワ「ブーン、痛いブーン。あっ!銃が!!!」
刹「今だ!斬空閃!!」

銃を落とし、戸惑っているワスピーターにむけて刹那は勢いよく夕凪を振った。すると鎌鼬のような衝撃波がワスピーターを襲い、ワスピーターのボディパーツに切り傷が出来た。

ワ「なんだこれ!体が切れたぞブーン」
ラ「うっひょー!やるねー、じゃあオイラも。撃つべし撃つべし撃つべし撃つべし撃つべし!」
ワ「ブブブブブブブブーン!!!!」

刹那と真名の攻撃を見てやる気が出たのか、ラットルが連続でワスピーターにレーザーを放つ。動きが止まっているワスピーターに当てるのはラットルにとって造作もなく、面白いように当たった。レーザーが当たるたびにワスピーターのボディがボロボロになっていく。

ワ「これはまずいブーン、ビーストモード!さよなら~」
刹「逃げる!!」

戦況が悪くなってきたワスピーターはビーストモードになり、その場から逃げようとする。

ラ「おお~っと。まだ逃げるには早いぞブンブン野郎、オイラの最後のプレゼントを最後に受け取っていきやがれ」

タッタカタッタターターター、と口で言い、右腕のハッチを開いて中から設置型の時限爆弾を取り出し、スイッチを押すとワスピーターに投げつけた。ちょうどワスピーターのお尻にくっついた。

ワ「ブーン?なんかお尻にくっついたブーン」

しかし、気にせず飛んで逃げるワスピーターだった。

ラ「3・2・1・・・」

ドッカーン!!!!!!!!!!!

ワ「アァー!!!!やられた~ブ~ン・・・」

空中で爆発し、林の方に墜落していったワスピーターを見てラットルは満足げに笑みを浮かべた。

ラ「ヘヘヘヘヘ、オイラを怒らせるからだよバーカ」
真「やるじゃないか、ネズミ君」
刹「あそこまでやるとは・・・」

敵を倒した三人はお互い笑みで駆け寄る。

ラ「君達二人もたいしたもんさ、銃の腕前といい、剣の扱い方といい、すごいじゃん!特に剣の方はなんか衝撃波みたいなのが出たし」
刹「いや、あれは・・・」
真「私達の事についてはネズミ君が自分の事を話してくれたら言うよ」
ラ「そっか、その条件があったっけ、解ったよ。とりあえず場所を変えようぜ、オイラの仲間は仕事が終わったら学園長の爺ちゃんの所に集合って事になってるんだ」
真「そうか。聞いた話だと新しく来たのは三人だから、ネズミ君をいれてあと二人か」
刹「どんな人達なんですか?」
ラ「う~ん、オイラを見て大丈夫ならどうってことないよ」
刹・真「?????」



姿を同じ警備員の二人に見られてしまったラットル。仕方なく一緒に学園長室に行くことになってしまった。
はたしてどうなるのか?あとの二人を見ての刹那と真名の反応は?
そして連絡がとれなかったダイノボットとチータスは?
こうご期待!

ネギま!ウォーズ 『第四話その2 麻帆良警備隊活動記録 チータス編』

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