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『第四話その3 麻帆良警備隊活動記録 ダイノボット編』 投稿者:ダーダー 投稿日:06/21-07:02 No.778

『第四話その3 麻帆良警備隊活動記録 ダイノボット編』

麻帆良警備隊活動記録シリーズはひとまずこの話で終了。最後にダイノボットの警備活動を見てみよう。

ネ「まさかダイノボットさんが学園内と周辺の警備だったとは知りませんでした」
ダ「ダー、心配すんな。バレないようにうまくやるからよ」
ネ「お願いしますよ、もし3-Aのみなさんにバレたら一瞬で噂が広がっちゃいますよ」
ダ「そりゃ大変だ、お前の所の教室はなるべく通らないようにするぜ。ダー」

まだ先生や生徒があまりいない学園内をネギとダイノボットは歩いていた。なんせダイノボットは学園内の警備なのだから姿を見られてしまう危険性が一番高い。姿を見られてしまったらたちまち噂が広がってしまうだろう、ネギはそれが一番恐かった。

ネ「とにかく隠れる所があったらすぐに隠れてください、学園内やその周辺は午前でも午後でも生徒で溢れるので」
ダ「解った解った、注意をありがたく受け取っとくぜ。お前も何かあったらラットルから渡された無線で連絡しろよ」
ネ「はい、ではお互いがんばりましょう!」
ダ「ダー、それじゃあな」

お互い手を振って別れるとダイノボットは歩きながらビーストモードに変わり、階段を上っていった。ネギはその後ろ姿を見てボソッと吹いた。

ネ「やっぱり不安だよ・・・」



物置
生徒や先生が学園内に溢れてきた。ダイノボットは近くにあった教材などが詰め込まれている物置に身を隠し、生徒や先生が教室に入るのを待っている。

ダ「ダー、きつくて暑くて苦しいったらねえぜ。早く教室に全員入れってんだ!」

物置の中で悪態をつくダイノボットだが、なかなか廊下に響く生徒の声は止まなかった。イライラが頂点に達しそうになり、いっそこのまま廊下に出てやろうか!という無茶苦茶な考えを起こしそうになる。だが、その考えを行動に移す前に生徒の声が止んだ。

ダ「やっと止まりやがった。最近の女ってのはどうもお喋りが好きらしいな、どっかのネズミみたいだぜ」

食堂棟

ラ「クシュン!!誰かオイラの噂をしてるのかな?」


どっかのネズミの悪態をつきながら物置から出るダイノボット。すると通信がはいった、どうやらチータスのようだ。

[こちらチータスじゃん、そっちはどうじゃん?ダイノボット]
ダ「ダー、こちらダイノボット。学園内は今の所異常はないぜ」
[まぁ、魔法先生とかいるし、滅多に事件なんか起こるわけねえか]
ダ「そうだといいがな、引き続き見回りを続けるからな。交信終了ダー」

チータスとの交信を終了し、警備を続けるダイノボットだが・・・。

ダ「ダッ!!!」
し「!!!!!」

正面からバッタリと指導教員のしずな先生と会ってしまった。汗をダラダラ流すダイノボットだが、しずな先生の方は何の反応もない。

ダ《何だ!!この重苦しい沈黙は!!俺に驚いていないのか!?》

沈黙に耐えきれなくなったダイノボットは思い切って手をしずな先生の目の前で振ってみるが、反応は無かった。何故なら・・・。

し「う~ん・・・」

バタッ!!
悲鳴もあげられない程に驚き、気絶していたのだ(笑)

ダ「ダー、気絶しちまいやがった。どうするかな・・・」

考えたすえにダイノボットは物置までしずな先生を引っ張り、放置する事にした。どうせ誰かが見つけるだろう、と。酷い!!(汗)

ダ「ダー、ひとまず安心だな」

しずな先生の事などもう気にも留めないダイノボット。もう少し何か起こした時の対処法というのを勉強したほうが良いかもしれない。ちなみにその後、すぐにしずな先生は見つかった。英語の授業に使う教材を取りにきたネギが見つけたのだ。しずな先生が目を覚ますとすぐに大きな悲鳴をあげ、「恐竜が、恐竜が~(涙)」と言っていたらしい。ネギは原因がすぐに解り、頭と胃が痛くなった(笑)


一階・図書室
授業中なため、隠れながら警備を続けるダイノボット。図書室に入ると本の多さに驚いた。

ダ「ダー、改めてみるとコンボイの部屋みたいだな。こんな難しそうな本ばっかり並べやがって、少しは面白い本を並べろってんだ」

図書室にも文句を付けるダイノボット。あなたの部屋じゃないんだから・・・(汗)

ダ「ラットルから通信か、回るのが早いな」
[こちらラットル、そっちはどう?ダイノボット]
ダ「ダー、異常は無いぜ。ネギ坊主に案内してもらったけどよー、やっぱ広くて迷うわなぁ。しかもさっき女の先生に会っちまってよ」
[おいおい、大丈夫かよ(汗)]
ダ「ビーストモードだったし、悲鳴もあげずに気絶したから大丈夫だろ」
[気をつけろよ、噂になったらやっかいなんだから]
ダ「ダー、解ったよ。交信終了。ダー、俺の苦労も知らないでよく言うぜ」

ピーンポーンパーンポーン
授業終了のチャイムが鳴り、十分間の休憩にはいった全クラス。ここに来るかもしれないので再びダイノボットは近くの物置に身を隠した。



ピーンポーンパーンポーン
休憩終了のチャイムが鳴り、次の授業にはいる全クラス。この時ダイノボットは・・・。

ダ「ダー。そうだ、ネギ坊主の授業でも見ていくか。どんな授業してるか気になるしな」

3-Aの教室に向かおうとしているようだ。一応各クラスは廊下側に窓が設置されている為、姿を見られないように這って向かっているが、その姿はハッキリ言ってマヌケだ(笑)



3-A教室前廊下
到着したダイノボットはソーッと中を覗き見た。ネギが生徒達に何かを言い、一部からブーイングされているようだ。よく聞こえない為、聴力センサーを少し上げ、聞いてみる。
ちなみに皆はネギに夢中でダイノボットには気づいていない。

3-A教室

ネ「ですから、そんな事言わないでくださいよ~。皆さんのためなんですから~」
ま「でも急に小テストやるなんて酷いよ~、ネギ君~」
風「まき絵の言うとおりだ~、テストはやるなやるな~」
史「お姉ちゃん、騒ぎすぎですよ~。ネギ先生困ってるです~」
楓「史伽殿の言うとおりでござるよ、先生が困っているでござるよ」
明「あんた、なんで前もって言ってくれないのよ」
木「まぁまぁ、アスナ」
あ「皆さん!ネギ先生が困っていますわ!静かになさい!」
風「ぶぅ~、いいんちょはいっつも先生の味方だからな~」

3-A教室前廊下

ダ「騒がしい奴らだな~、ネギ坊主もよくがんばるぜ」

あまりの個性的なクラスにダイノボットも呆れ顔と同時にネギを哀れんだ。十歳でこんな激しいクラスの先生をしているとは・・・、と。

ダ「おっ、どうやらテストはする事になったみたいだな。俺は外来語苦手なんだよな~。俺って学校での科目は外来語以外ではオールマイティに出来てたけど、得意だった『戦いの歴史』はいつも百点だったな~。ダー」

自分の学校時代を振り返るダイノボット、意外に勉強は出来る方らしい。トランスフォーマーの世界では英語を外来語と言うらしい。もっともトランスフォーマーが習う外来語というのは別の惑星に住んでいる生物が使っているものであるが。

ダ「ダ~、けっこう真剣にやってるな。ネギ坊主もけっこうやるじゃねえか」

警備を忘れ、暫くの間テスト観察をしていたダイノボットだったがその気配と視線に気づいた何人かの生徒が廊下側を向いた。ダイノボットはすぐに体を伏せた。

真《何だ?》
刹《気配と視線を感じたが、今のは・・・》
楓《・・・。何でござろう?》
ク《むむっ、強い奴の気配がするアル》
エ《・・・・》
ネ「あの、どうかしましたか?」
真・刹・楓・ク・エ「いや、何でも(ないよ・ありません・ないでござるよ・ないアル・ない)」
ネ「はぁ?それならいいんですが(何だろ?廊下の方を見てたけど・・・)」

不審を抱いたネギはドアを開き、廊下を見る。すると床に伏せているダイノボットがそこにいた(笑)

ネ〈何やってんですか!ダイノボットさん!〉
ダ〈ダー、ちょっとお前の授業風景を見たくなってよ・・・〉
ネ〈見つかったらどうするんですか!早くここから逃げてください!〉
あ「ネギせんせー、どうかなさいましたか?」
ネ「何でもないですよ~、皆さんはテストに集中してくださ~い」
ダ〈ダー、あいつらに意外に気にいられてんな。ネギ坊主〉
ネ〈何を言ってんですか!もう~〉
ダ〈ダー。真っ赤だぜ、顔がよ。解った解った、学園の周りの警備で時間を潰してくるよ〉
ネ〈そうしてください、でも何かあったらすぐに連絡してくださいよ〉
ダ〈はいはい、じゃあな〉

這ってその場を去るダイノボットを見送り、ため息をつくネギ。教室に戻ったが、頭を抱える姿を見て3-Aの面々に心配されたが、乾いた笑いで「大丈夫ですよ」と言った。



学園周辺
森や林が多い為に比較的警備がしやすかった。時間を潰し、昼ご飯の携帯食料(腐った肉味)を食べ、再び警備活動を再開する。

ダ「ダー、この森は深くてやっかいだな。デストロンの奇襲攻撃にもってこいじゃねえか」

森に入ったダイノボットは森の検証を行い、奇襲攻撃を仕掛けてきそうな場所を特定し、チェックしておく。元デストロンな為に彼らの行動が解るのか、次々とチェックしていく。

ダ「戦場での基本、敵にスキを見せるな!それが戦いの鉄則だ!ってか。ダー」

森を検証するダイノボットの背後に迫り来る物がいた。それは不気味にダイノボットに近寄ってくる。

ダ「・・・」
???「ウヒャヒャヒャヒャ、スキありッス!」
ダ「!!!」

背後から襲いかかってきた物の攻撃をなんとか避けたダイノボット。それはダイノボットにとって見慣れた敵だった。

ダ「タランスか・・・、テメェら!やっぱり生きてここにいやがったのか!」
タ「ウヒャヒャ、ここに来たのは調査の為ッスよ、調査」
ダ「調査だと・・・、メガトロンの命令か!」
タ「内容をお前に喋る必要は無いッス。それにアタチはお腹が空いてちょっとここにいる美味しそうな人間を食べに来ただけだス」
ダ「なるほど、そんな事はさせねえし、その調査の内容ってのを聞き出す為にはテメェを倒すしかねえって事だな。ダー」
タ「お前みたいな裏切り者にやられるアタチじゃないッスよ!」
ダ「じゃあ、試してみるか?ダイノボット変身!ダー!!」

変身したダイノボットは愛刀の【ダイノサーベル】を構えてタランスに切りかかった。未だビーストモードのタランスは笑ったまま余裕の感じだ。

ダ「後悔するぜ!変身しなかった事をな!!」
タ「バカめ、後悔するのはお前の方だス!!」

タランスにサーベルを振り下ろそうとしたダイノボットだが突然体が痺れて動けなくなった。何事かと思い、自分の体を見るとクモの巣に引っ掛かっていた。タランスが仕掛けたトラップのサンダーネットだ。

ダ「ぐぉ!テメェ!!」
タ「むやみに突っ込むお前が悪いんだス、ここでゆっくり気絶しているがいいッス」
ダ「グァァ!ウッ・・・」

ネットの電圧をタランスに上げられ、気絶するダイノボット。その様子にタランスが笑いながらその場を去っていく。

タ「後悔するがいいッス!アタチを止められなかった事をねぇ。ウフフフフ」

ラットルからダイノボットに通信がはいるのだが、気絶しているため、気づく事は無かった。



放課後 学園の森の近く
裕「いよいよ修学旅行の日が近づいてきたねぇー」
ア「うん。そうだね」
亜「楽しみやな~、修学旅行」
ま「私はネギ君と一緒に色々な場所を回ってみたいな~」
裕「まき絵ったらそればっかり」
ま「いいじゃん、別に~」

ハハハと笑う声が聞こえてくるぐらい平和な会話であり、修学旅行について話している少女四人。四人とも3-Aの生徒であり、全員運動部に所属しているために大の仲良しなのだ。

裕「でも、最近のネギ君はすごく頼りがいがあるようになってきたよね~」

明石裕奈、バスケットボール部所属。

亜「そやな~、最初のころと違ってすごく変わった感じがするわ」

和泉亜子、サッカー部所属(ただし、マネージャー)

ま「やっと裕奈や亜子もネギ君の良さが解ってきたようだね」

佐々木まき絵、新体操部所属。ネギ先生ラブ!らしい。

ア「まき絵は最初から先生の事好きだったもんね」

大河内アキラ、水泳部所属。

裕「でも、まだネギ君て十歳なんだよね~。もう少し年が上だったら惚れてたかも」
亜「ウチもそうやな、ネギ先生って格好いい方というより可愛い方やから惚れることはないと思うけど」
ま「むむっ、可愛い所もあるけど、きっと格好いい所もあるよ。ネギ君は」
ア「私もそうだと思うけど・・・」
ま「おっ!アキラもそう思う?」
ア「いやっ・・・、その・・・//////」
裕「へ~、アキラってネギ君の事が・・・」
ア「ちっ、違うったら!!//////」
亜「ハハ、照れとる照れとる」
ア「もう~//////」

自分達の担任についての話に盛り上がる四人、会話を続けていると森の方からガサッと音がした。その音に会話を中断し、森の方へ目をやる。

裕「なんか音がしたよね」
亜「なんやろ、なんか不気味やけど」
ア「気味が悪いよ、早く帰ったほうがいいんじゃない?」
ま「えぇ~、行ってみようよ。なにか気になるし、確かめなかったら気になって眠れないよ!」

まき絵の提案に頭を悩ませた三人だったが、内心正体は気になるので行ってみることにした。


決心して森に入ってみたものの、やはり気味が悪いのか四人はお互い寄り添いながら森の中を歩き回ってみた。しかし、物音の原因になるような物は発見出来なかった。

亜「特に何も無いなぁ」
裕「聞き違いだったのかな?」
ま「そんな筈ないよぉ、私は確かに聞いたもん」
ア「でも何もないんじゃね」

まき絵は意地をはり、何かないかと探し続ける。三人はもう諦めて帰ろうとまき絵に言おうとしたのだが、それはどこからか聞こえてくる笑い声によってかき消された。

ま「な、何!!」
裕「誰かいるの!?」
亜「嫌や、ウチってこういうのダメやねん」
ア「どこから聞こえてくるんだろう?」

耳を澄ませ、どこから聞こえてくるのか必死に探してみる。やがて四人は自分達の頭上から聞こえている事に気づき、上を見る。すると・・・。

???「ウヒャヒャヒャ、美味しそうな人間達ッス!!」
四人「キャー!!!」

突然頭上から巨大なクモが姿を現し、悲鳴をあげたが、森にかき消されてしまった。そして四人は巨大グモの出す糸によって捕まってしまい、恐怖により気を失った・・・。



タ「いや~、四人ともアタチの好みの体をしてていいッスね~。食べがいがあるッス」

巨大グモの正体はもちろんタランス。持ち帰った獲物をそれぞれの巣に貼り付けにすると嬉しそうにどれから食べるか選んでいた。

タ「決めた!このピンクの髪の子にするッス。顔が好みだスね~。肉付きはあまり良くないようッスけど、食事の初めにはちょうどいいッスね~。ウフフ」

最初に決めたのはまき絵のようだ。獲物を決めるとタランスはゆっくりと近づいていく。

タ「ウフフ、それじゃあいただきま~おわぁ!!!」

食べようとしたタランスに跳び蹴りが飛んだ。モロにくらったタランスは木に向かって転がっていき、ぶつかってしまった。

タ「だっ、誰ッスか!?」
ダ「ダー、テメェの汚い腹の中に収まるにはもったいないぜ、こいつらはよぉ」
タ「どうしてここに!!アタチの巣に絡まってた筈じゃ・・・」
ダ「気がついた時にな、こうやって抜け出したんだよ!ダー!」

立ち上がったタランスに目からのレーザー攻撃【ダイノレーザー】を放つダイノボット、その攻撃もくらい、再びタランスは倒れた。

タ「な・・・なるほど、それで巣を焼き切ったんスね。少しチミを甘く見てたようッス」
ダ「俺を甘く見るとなぁ、痛い目を見るぜ!タランスよぉ」

タ「だけど、アタチの楽しい食事の時間の邪魔はさせないッス!タランス変身!」

クモから戦闘ロボモードになるタランス。自分の両腕に付いているクモの足をダイノボットの方に向ける。

ダ「!!!」
タ「アタチは攻撃が出来るッスよ、でもチミは後ろの子達を守らなければならない。チミが避ければ女の子達がハチの巣になるッスよ!ヒャヒャヒャ、くらうッス!!」

クモの足から無数の弾丸を放つ射撃攻撃【ラウンドマシンガン】をするタランス。ダイノボットは咄嗟にシールド【ダイノシールド】を展開させ、それを防ぐ。が、激しい攻撃にシールドがどんどん削られていく。

タ「ヒャヒャヒャ、いつまで保つッスかね~」
ダ「チッ《ダー、このままじゃ、いずれシールドが壊されて全員あの世行きダ。と、なりゃやるしかねえか》」

ダイノボットは右手にダイノサーベルを構え、左手にダイノシールドを持ってタランスに向けて突撃した。その行動にタランスは焦る。

タ「突撃してくるとは・・・なんて奴だス!!」
ダ「へっ!この近距離じゃその武器も仕えねーだろ。ダー!!」

一気に接近したダイノボットはサーベルでタランスのボディを一文字に切った。なんとか体を後退させて両断を避けることの出来たタランスはマシンガン攻撃を止め、背中からガンランチャーを取り出し、二発の弾を武器を弾くために手に向けて撃った。タランスの目論見どおり、ダイノボットはサーベルとシールドを弾かれてしまった。

タ「ウヒャヒャヒャ、サーベルとシールドが無くちゃどうしようもないッスねぇ。終わりだス!!」
ダ「バーカ、それが無くても戦い方はいくらでもあんだよ!!」

ガンランチャーを構えるタランスにダイノボットは素早く懐に潜り込み、パンチをタランスの頭にくらわした。その衝撃にタランスは倒れる。

タ「な・・・何て単純な攻撃・・・」
ダ「これでトドメダー!!」
タ「何っ!何っ!」

ダイノボットはタランスの片腕を掴むと思いっきり振り回した。クルクル回っていて見ているとこちらも目が回りそうだ。

タ「アァー!いつまで回すのー!!」
ダ「ダー!!砲丸投げー!!」
タ「ギャー!!!」

投げ飛ばされたタランスは勢いよく飛んでいった。そして墜落する音はとても痛そうな物であった。

ダ「ヨッシャー!!俺の勝ちだもんね。っと、あいつらを助けねえとな」

タランスの巣に貼り付けにされている四人。ダイノボットはサーベルで丁寧に切り裂いていき、見事に四人を助けた。その様子をもうろうとする意識の中、四人はダイノボットの姿をウッスラと見ていた。

四人《誰・・・だろう・・・この・・・人》



ダイノボットは四人を抱えて森を抜けた。そこにはすぐに来てくれとダイノボットから連絡を受けたネギと念の為にネギが連絡しておいた高畑・T・タカミチがいた。

ネ「裕奈さん!アキラさん!亜子さん!まき絵さん!大丈夫ですか!?」
ダ「落ち着け、気を失ってるだけダ。ゆっくり休ませれば何とかなるだろ」
ネ「良かった・・・、本当に良かったです。皆さんが無事で」
高「ああ、大事にならなくて本当に良かった。ダイノボット君、デストロンかい?」
ダ「ダー、そのとおりだ。タランスの野郎だ、こんな所にいやがったとはな」
高「だが、何故ここに?」
ダ「何やら調査のためとか言ってやがったぜ。生徒を襲ったのは自分の腹を満たす為だったらしいが」
ネ「そんな理由で・・・。ゆるせない!!僕の大事な生徒を!!」
高「調査か・・・。とにかく気になる事は山ほどあるけど、とりあえずチータス君やラットル君と合流した方がいいんじゃないかい?」
ダ「ダー、そうだな。あいつらも何かあったかもしれねぇ。爺さんの部屋に集合って事になってる。今日の事を報告する為にな」
高「学園長の部屋だね、解った。僕は彼女達を送ってからにするけど、ネギ君はどうする?」
ネ「僕は亜子さん達の担任だから僕も送るよ、それにまた遅くなるってアスナさんとこのかさんに言っておかないと」
高「ふふ、彼女達は心配性だからその方がいいね。じゃあダイノボット君、僕とネギ君は後から行くから先に行って待っててくれないか」
ダ「ダー、解った」
ネ「ダイノボットさん、また後で」
ダ「ああ、なるべく早く来いよ~。ダー」



三部構成の第四話が終わり、学園長の部屋に集合するラットル、チータス、ダイノボットの三人と彼らの事を知った物達。これからどうなっていくのか、そして修学旅行は安全に迎える事が出来るのか!

ネギま!ウォーズ 『第五話 集合!!学園長室、そして戦闘テスト!?』

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