第二十二話『さくらとばれちゃった魔法』



今日の夕方ネギは顔を真っ赤にして大口を開 けて頭の中でかなり悩んでいた。
カモはその横でカリカリとお菓子を食べている。
そしてネギは英国紳士として責任を取らなくてはとか考えるのだがネカネからいわ
れた言葉が頭に浮かび更にネギは悩んでしまう。
すると頭を抱えて地面を転がりながら考えるネギだが何も解決策が浮かばない。

「ううーでも・・・」
「ああーどうすれば・・・(親書のこともあるしー)」

しかもネギには関西呪術協会の長に親書を渡すという重要な使命もあり、それがま
たネギの頭を悩ませる一つとなってしまっている。
そしてその悩めるネギを見ている3−Aの面々もいた。

「どーしたのかなネギ君?」
「なにやらただ事ではないご様子・・・」
「何か悪いもんでも食べたんじゃないの?」

あまりにもおかしいネギの行動にあやかやまき絵が先ず心配してネギに近づく。

「ネギ先生どうなされたんですの?」
「昼のなら公園で何かあったのネギ君?」
「うひゃい!?」
「い いや別に何も・・・誰も僕に告ったりなんか・・・」

ネギはいきなり何があったかをあやかとまき絵に驚き口滑らせてしまう。

「え!? コ告った!?」
「えーそれ本当ネギ君!?だれからされたのー」
「(し・・・しまった!!)」

ネギの言葉に驚きネギに尋ねネギは口に手をやるがもうすでに喋ってからでは遅い。

「いえ あのっ 告ったじゃなくてココッコックさんがコクのあるコックリさんのスープを・・・」

そして意味不明な事を口走り始めたネギは適当な理由をつけてその場から走って退散した。

「ぼ 僕はしずな先生たちと打ち合わせがあるので これでーーー」
「あ ちょっと待ってよネギくーん」
「誰が誰に告ったんですの〜〜〜〜!?」

きんぎ○注○予報みたいに足がとぐろを巻くほど急いで逃げてしまったネギにあや
かとまき絵は聞こうとするがそれがかなわず、別方向から見ていたアスナ・刹那・
桜・知世も何があったか知っているのもありアスナ・刹那は心配そうな顔で見てい
た。

「大丈夫かしらねえあのガキンチョ」
「もう何もかもいっぱいいっぱいといった感じですねネギ先生」
「ネギ君ならたぶん大丈夫ですよ」
「私もそう思いますわ」
「そうかな・・・」

そして一方ネギが逃げてしまった後、ネギの行動に謎を感じたあやかやまき絵達、するとあやか達はこんな時のご意見番、朝倉に調査を強引に依頼していた。

「とにかくネギ先生に誰が何をしたのか調査してほしいのですわ」
「頼んだよ朝倉!」

そして送り出される朝倉、するとまき絵が一人の人物に何があったか知っているか確認しに行った。

「そうだ・・・桜ちゃんの班もネギ君と同じ場所回っていたみたいだから桜ちゃん
知ってるかな?」

すると桜を探すまき絵、そしてらものの数分で桜&知世(ポケットの中にケロちゃん)を見つけた。

「桜ちゃん!」
「まき絵ちゃん!」

桜を見つけたまき絵は大声で桜を呼び止める。

「ねえねえ桜ちゃん、何かネギ君の様子がおかしいんだけど何か知らないかな・・・
誰かに告白されたりとか?」

直球に桜に誰がネギに告白したかを聞くまき絵、するとウソが根本的につくのが苦
手な桜は口を滑らそうとする。

「え〜っとそれはだね」
「桜ちゃんし〜ですわ」
「あっ・・・そうだった内緒にするんだった」

知世の静止により何とか話さずにすんだ桜、だがまき絵はこれにより桜と知世が何
かを知っているというくらいは分かった。

「あ〜桜ちゃん知世ちゃんも何か知っているんだったら教えてよ〜」
「まき絵ちゃんにもこれだけは言えないよごめんねまき絵ちゃん」
「え〜桜ちゃんのケチ〜!」

そしてまき絵は知世のほうを見るが案の定知世は決して口を割らない。
するとまき絵は諦めたのか朝倉の調査を待つことにして桜達からはなれていった。

「ふぅ・・・危なかった。もうちょっとで話ちゃう所だったよ」
「桜ちゃんはウソがつけませんから」
「そうやな」

そして一息つく桜、すると桜は知世から離れネギの様子をもう一回見に行った。

「ネギ君!」
「あ・・・桜さん・・・」

ネギの所についた桜はネギを一回呼んでみたが、帰ってきた声が小さくまだのどか
の事で悩んでいるようだった。

「ネギ君大丈夫?」
「はい・・・何とか大丈夫ですけど僕はいったいどうすれば良いんでしょうか桜さん?」
「奥ゆかしいといわれる日本の女性に告白までされてしまった以上英国紳士としてそれなりの責任を取らなくてはいけないんでしょうか?」

ネギはかなり落ち込みながら桜に尋ねる、すると桜はすぐに返してきた。

「ネギ君、それはネギ君自身で決めることであって私の考えを聞いて決める事では
ないよ、でも一つだけ言える事は責任とかそういう物なんかで決めちゃダメだって
事だよ、全てはネギ君がのどかちゃんの事が好きかどうかで決まることだから」
「でも僕はまだ好きとかよく分からなくて」
「まあわいもわからんけどな」
「それだったらわかった時でも良いんだよネギ君、のどかちゃんはそれまで待って
てくれると思うから」
「そうですか・・・もう少し自分で考えて見ます」

そしてネギの相談を終わる桜、すると桜とネギを物影から見ていた朝倉は感心していた。

「桜ちゃん良い事言うね、さすがは小狼君と言う人がいる子だ」

朝倉の感想はここまでにしておいて、一方ネギの相談が終わった桜とネギは気晴ら
しと言う事も含めいったん旅館の外へと出て行った。
外にでた桜とネギ、すると桜とネギの足下を一匹のネコが駆け抜けていった。

「あ・・・可愛いネコさんだーってネコさん!」
「あっ!」

桜が猫を見つけた瞬間にやって来た車にひかれそうになるネコ、すると先にネギが
飛び出した。

―――キキィーーーッ!!
「ラス・テル・マ・スキル・マギステル フランス バリエース・アエリアーリス『風花 風障壁』!」
―――バン!

そして魔法で車を弾き飛ばすネギ、すると次は桜が『風』(ウィンディ)のカードを
使ってゆっくりと車を下ろした。

「ウィンディー!『風』」
―――ヒュルルルルーーートスン!
「ネギ君猫さん大丈夫だった!」
「ハイ大丈夫ですよ」
「運転手さんも大丈夫ですかー」
「あれ・・・今風が・・・」
「イレイズ『消』!」

魔法が見られていたかもしれないのでイレイズにより数分前までの記憶を消した桜、すると運転手は何事も無かったかのように車で走っていった。

「ふふんさすがは兄貴と桜嬢ちゃん」
「でもダメだぜあんまり派手な魔法を使っちゃ(まあ今のは桜嬢ちゃんが記憶を消
したがな)」
「うん・・・ごめんごめん」
「そうやで桜も」
「ごめんなさい」
「それじゃあネコさんを安全な所まで送ろう」
「そうですね」

そしてネギは杖に乗り桜は『翔』(フライ)のカードにより背中に羽を生やしてネコ
の安全な場所まで飛んでいった。




こうして桜とネギが飛んでいった後、とんでもない人物が桜とネギの魔法を目撃し
てしまっていた。

「きき来たぞーーーー超特大スクープ〜〜〜〜〜〜!?」
「(わああ〜・・・)」

見てしまった人物は朝倉と(ついでに)さよ、しかも朝倉は飛び立つ桜とネギをそ
のままピンボケで激写し撮影していた。
そしてトイレの中で写真を見ながら今の事を朝倉は整理してみた。

「(天使と魔女っ子男の子版?)」
「(魔法使い試験管(桜)と見習い(ネギ)?)」
「(いや・・・それだと知世ちゃんは?・・・魔王?)」
(↑んなわけない)
「(でもこれが一番合っているような気が)」

妙に説得力がある様な朝倉の考え、すると朝倉はこれだけだとまだまだ証拠がない
ので朝倉はある行動にでた。



その頃、ネギと桜は温泉の脱衣所の前にいた。

「それでは僕は今からお風呂に入りますので」
「うんそれじゃ〜ねネギ君」
「ワイは坊主について先入っとこかな」

そしてネギと桜は分かれネギとケロちゃんは温泉へと入って行き桜は自分の部屋へ
と戻っていった。

「よしっ・・・桜ちゃんとネギ先生離れた・・・作戦決行よ」
「さよちゃんは私が温泉から出てくるまでここにいてね(バレるから)」
「はい」

物影に隠れて二人の様子を見ていた朝倉はネギと桜が分かれた後、完璧な証拠を掴
むためにしずなに変装してネギが入っていった温泉へ入っていった。



一方先に温泉に入っていったネギとケロちゃんとカモは親父みたいにゆっくりと温
泉に入っていた。

「ふ〜気持ち良い〜」
「坊主また昨日のように寝てもたらあかんで、風邪引くから」
「分かっていますよ」
「それにしても兄貴、本当に告白の件どうしやす?」
「そうだね〜・・・僕恋愛なんて分からないし」
「わいもそんなん分からんわ」

子供のネギとオスでもメスでもないケロちゃんには恋愛なんて全く分からない。
カモに相談した所で100%あてにはならない回答が帰ってくる。
そしてネギがゆっくりと考えていると、脱衣所のドアが開いた。

―――ガラッ!
「あっケルベロスさん隠れて」
「(分かった!)」
「あら ネギ先生」
「し・・・しずな先生!?」

ケロちゃんがネギの後ろに隠れネギが誰が入ってきたのか確認すると入ってきたの
はしずなであった。
注)しずなは変装した朝倉です。

「今日もお疲れ様お背中流しましょうか?」
「い・・・いえ結構ですので」

ネギはしずな(朝倉)の好意?を拒否して後ろを振り向こうとする。
するとしずな(朝倉)はネギの秘密を知ってしまったとか言い出した。

「えう!? あれ!? が学園長から聞いたんですか?」
「ま・・・なんだか分かんないけどお願いがあるのよ」
「(あれ・・・ワイ出てってもええんかな?)」

そしてケロちゃんが出てっても良いのかと考えるとしずな(朝倉)はネギに魔法を
見せてほしいと言ってネギに拒否されネギの顔を自分の胸に無理矢理押し当てた。

「あぶろも!」
「(まあ・・・出てってもええかな・・・)」

ネギがしずな(朝倉)の胸の中であがいている時、ケルベロスは出て行効果と考え
てしずなの前に出て行こうとするとネギの胸が小さいの一言によりしずな(朝倉)
は自分自らボロをだした。

「なっ何!失礼ね これでもクラスbSよ!」
「クラスbS!? 誰ですかあなたは!?」
「くっしまったバレたんなら仕方がない・・・」

ネギに自分がしずなでは無いとバレて朝倉はしずなの変装をといた。

「ああーーー!朝倉さんっ」
「マズいバレてるぜ!記憶を消しちまえ!」
「ラララ・・・ラス・テル・・・」

カモの言葉により急いで朝倉の記憶を消そうと呪文を詠唱し始めたネギ、すると朝
倉は自分の携帯電話を取り出して送信ボタンを押せばネギ・桜の秘密が私のホーム
ページから全世界へ流れるとネギを脅してネギの動作を止めた。

「うう・・・どうしてこんな事を・・・」
「ふふスクープよ、全ては大スクープのため」

そしてじりじりと自分の夢を語りながらマイク片手にネギに近づく朝倉、だが朝倉
はもう一匹この場にいる事を見逃していた。

「それはさせへんでー!」

そう朝倉はケロちゃんの存在を見逃していたのである。

―――がっ!
「ああ!・・・私の携帯!」

するとケロちゃんは朝倉のスキをつき携帯電話を奪った。

「さすがはケルベロスの旦那!」
「ワイがついてきとって良かったやろえっへん!」
「私の携帯返しなさい!」

カモの声援にふんぞり返るケロちゃん、すると朝倉が携帯を取り戻そうとしたのだ
が朝倉もまたケロちゃんの力を知らなかった。

「おっとそうはいかへんで!」
―――パアァァァアア!
「へ・・・えぇえーーーー!!!!!!!」

仮の姿から真の姿ケルベロスの姿になるケロちゃん、すると朝倉は大声を上げて驚
いていた。

「どうやワイの本当の姿はかっこええやろ!」
「渋いっスカッコイイっす旦那!」
「そうやろそうやろ(笑)」

カモの声にまたもやふんぞり返るケルベロス、すると脱衣所の方からまき絵の声が
聞こえてきた。

「ちょっと何々今の声!?」
「ヤバ!」
「早く隠れるっす旦那!」

まき絵の声を聞いたケルベロスはもの凄いスピードで空高く空中へ舞い上がりその
瞬間まき絵や委員長達が入ってきた。

「ネギ君!?」
「朝倉さん!?」

その後はやはりいつもの様に大騒動が起こり朝倉のスクープは失敗に終わり朝倉は
その後カモにスカウトされた。



そして二日目のPM7:30分ネギは桜やエヴァそれにアスナ達に朝倉に正体がバ
レた事を話していた。

「ええ〜〜〜〜〜!?魔法がバレた〜〜〜〜!?しかもあの朝倉に〜〜〜っ!?」
「はい桜さんのカード使う所も見られていたみたいで」
「え〜・・・それだったら早く記憶消してこなくちゃ」
「それなら私が今すぐ殺って来てやろうか」
「だから殺しちゃダメだってエヴァちゃん!」

殺す事しか浮かばないのかと言うほどに毎回殺す発言するエヴァ、桜もそんなエヴァを制止する。
するとこの事の当の本人朝倉が肩にカモを乗せて現れた。
朝倉の背後にはやはりさよの姿もある。

「おーいネギ先生」
「ここにいたか兄貴」
「うわっ!・・・桜さん『消』(イレイズ)のカードで早く朝倉さんの記憶を」
「うん!」

そしてカード片手にかまえる桜、するとカモが桜を止めた。

「ちょっと待ってくだせぇよ桜嬢ちゃん!」
「えっ・・・何カモさん?」
「もうこのブンヤの姉さんは俺らの味方なんだぜ」
「え・・・?」

首をかしげる桜、すると朝倉は秘密を守るエージェントとして協力していく事にし
たと言いネギと桜に証拠写真を渡した。

「わーいありがとうございます朝倉さん」
「良かったねネギ君」
「はい」
「それじゃ〜事も終わった事だしそろそろ私達も温泉に入りに行こエヴァちゃん!」
「そうだな、茶々丸は先に部屋に戻っておけ」
「ハイマスター」

この後、ちょっと遅めの温泉に入りに行く桜・エヴァ・知世、そして桜達が温泉に
入っている時ちょうどキャーキャー騒いでいる3−Aのクラスの面々は新田に叱ら
れ部屋からの退出禁止が下っていた。

「あれっ・・・さっきまで騒がしかったのに静かになったよ」
「もうそろそろ就寝時間ですし皆さん眠ってしまったのではないでしょうか?」
「それにしては突然だな」

そして少しして温泉から出る桜達三人、廊下を歩いていると瀬流彦先生が現れた。

「あ・・・木之本さん・大道寺さん(・・・と闇の福音)」
「瀬流彦先生なんですか?」
「今から自分達の班の部屋から退出禁止になったから早く自分達の部屋に戻ってね」
「ええっ・・・そうなんですか?・・・でも見回りとかはどうするんですか?」
「それなら私が・・・「無理だな」・・・え?」

瀬流彦が喋っている最中に割り込むエヴァ・・・

「今回の相手の中にはユエと互角に渡りあった奴もいたと聞く、お前なんかが見回
りしたとしてもやくにもたたん、お前なんかいたとしても瞬殺だからな」
「そんなに私って弱いですか・・・」
「ああ・・・かなり弱い、まだあのオコジョの方が役に立つ」
―――グササササ!

エヴァに痛い所を言われ心に矢が突き刺さりまくる瀬流彦、すると瀬流彦はいきな
りまた泣き出した。

「わかった・・・新田先生には私から言っておきますからもう弱いって言わないで
ください(泣)」
「エヴァちゃんそれはちょっと言いすぎだよ」
「本当の事だから仕方がなかろう」

そして新田先生の所へとよろよろと去っていく瀬流彦、その後桜達が自分達の部屋
へと戻ると同時に桜はネギと雪兎の部屋へと一人で移動した。
桜が部屋へと到着して入るとネギが部屋の中にいた。

「あれっ・・・ネギ君雪兎さんは?」
「月城先生も生徒の見張りだそうですよ」
「へーそうなんだ・・・」

ちょうどその時、桜達の6班の部屋・・・

「おい知世・・・まだチャチャゼロが真っ白だぞ本当にいったい何をしたんだ?」
「・・・・・」
「大丈夫ですわ明日になれば元気になりますから」
「本当だろうな・・・」
「ハイ」

部屋には知世・エヴァ・茶々丸・ゼロがいてまだゼロが真っ白な事について知世と
エヴァが話している。
そして少しするとまき絵がいきなり桜達の部屋へと入ってきた。

「知世ちゃん、ネギ君又は月城先生の唇争奪戦のゲーム皆でやるから知世ちゃんの
班も二人選出してね」
「おいなんだそのあほなネーミングのゲームは?」
「朝倉が発案したゲームなんだけどね、ゴールはネギ君か月城先生にキスするとゴ
ールで優勝者には豪華賞品がもらえるんだって」

エヴァに説明するまき絵、するとエヴァと知世には朝倉のこんたんがすぐに分かった。

「そうか・・・知世も朝倉のこんたんが分かっただろ」
「はい」
「それでは朝倉のところへ行くぞ知世」
「分かりましたわ」

そして茶々丸とゼロを置いて朝倉の所へと移動するエヴァ、朝倉の所へ移動が終わ
るとエヴァは即座に肩に乗っているカモに話しかけた。

「おいそこの下等生物」
「なんかようかいエヴァンジェリンさんよう」
「お前坊やとクラスの奴らを仮契約させようとしているだろ」
「(やべ・・・バレたか・・・このゲーム中止か!?)」

カモの核心をつくエヴァの言葉にカモはゲームの中止と言う言葉がよぎる、しかし
エヴァから出た言葉は違った。

「だったら桜を私の従者になる様に魔方陣に細工をしておけ私もゲームに参加するからな」
「私も参加いたしますわもちろん私は桜ちゃんの従者で♪」
「へ・・・エヴァちゃん知世ちゃん参加すんの?」
「ああ・・・」
「はい」
「だったら違うバージョンのトトカルチョも作らないと」
「ああ・・・ゲーム中止にならなくてよかったっス」

そして二人の参加も決まると大急ぎで準備に取り掛かるカモと朝倉、最終的に参加
者とトトカルチョの事が決まった。

【参加者】

第一斑:史伽&風香
ターゲット:ネギ・雪兎どちらでも良し
秘策あり、でも優柔不断は禁物か!?
第二班:楓&古菲
ターゲット:ネギ
戦闘力では大本命!?でも冷やかしか?
第三班:いいんちょ&千雨
ターゲット:100%ネギ
委員長のネギへの執着心にかけよう!
第四班:裕奈&まき絵
ターゲット:裕奈→雪兎・まき絵→ネギ
バランスは最高だがターゲットが違うのが穴
第五班:のどか&夕映
ターゲット:ネギ
気合十分!!知力とハートで勝負!!
第六班:エヴァ&知世
ターゲット:桜
ここだけ狙いが桜ちゃん!果たして勝つのはどっちだ!

【人気順位】
ターゲット:ネギ
一位:三班
二位:四班
三位:二班
四位:一班
五位:五班
六位:六班(ダントツ)

ターゲット:雪兎
注)ターゲット雪兎や桜の場合は誰がキスするかを当てるかで賭けられます。
一位:裕奈
二位:風香
三位:史伽

ターゲット:桜
オッズ:7(知世):3(エヴァ)
桜ちゃん大好きの知世優勢か!?

トトカルチョ一番の注意
誰もキス成功しなかった場合はお流れとなり掛け金の半分親の総取りで半分しか自
分の手元に戻ってはきません。
しかも雪兎は新田先生と行動している確率大なので唇奪うのは至難の業。

それでは続きは第二十三話で・・・

<第二十二話終>




『ケロちゃんの次回予告コーナー』


「こにゃにゃちわ〜!」

「新学期始まって今日も『ケロちゃんの次回予告コーナー』がやってきたで〜!」

「さて今回のゲストは・・・」

「なんかカモッちとよく気があっている朝倉の姉ちゃんや!」

「は〜いどうもどうも〜!」

「お・・・おはようございます」

「あ〜さよちゃんついてきちゃダメじゃない」

「そうやで今回のゲストはあくまで朝倉の姉ちゃんやねんから」

「あ・・・すみません・・・(逃)」

「ほんまにさよ嬢ちゃんは朝倉の姉ちゃんの後ろによくおるな〜」

「まるで姉ちゃんがさよ嬢ちゃんに取り付かれたみたいやな」

「まあエヴァちゃんの魔法無しでさよちゃん見えるの私だけみたいだし」

「まあそうやな、さてもうそろそろ次回予告いくで」

「さて次回のタイトルは・・・」

「『さくらと偽者のネギとキスの嵐』だね」

「とうとう始まったキス争奪戦」

「そして間違って出してしまった五人の坊主の偽者達」

「果たしてキス(仮契約)を成功させるのはいったい誰なのか〜!」

「が次回の見所です!」

「そういえば今回姉ちゃん携帯を温泉にもちこんでいきなり取り出しとったやろ」

「えっそうだけど」

「その時何処に携帯隠しもっとったん?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(思考中)」

「・・・ケロちゃんそれは企業秘密って事にしといてね」

「そうか秘密か・・・って本当は姉ちゃんも分からんのとちゃうか?」

「そ・・・そんな事はないよ〜(汗)」

「まあそういう事にしといたろ」

「ほっ・・・」

「それじゃあ好例の最後のキメいくで〜!」

「ほなな〜」「さようなら〜」



<終>


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