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偉大なる狩人魂 第二話 投稿者:ドラグナー 投稿日:03/20-18:08 No.2154

【第二話 その1 とある女子寮】


とあるロフトに少年は起きた。

「う~ん・・」
「おはようネギ君」

少し寝ぼけ眼の少年に朝の挨拶をしたのは
長髪でおかっぱの少女だった。

「おはようございます、このかさん」
「今日は目玉焼きにする?それとも卵焼き?」
「卵焼きがいいです。このかさんの卵焼きは半熟でふっくらして
 凄く美味しいですから」
「そんなに褒められるとてれるわ~」

手を頬に置き嬉しそうにする。
オレンジ色の髪をし、後ろ髪を結んでいる少年の名は
「ネギ・スプリングフィールド」
魔法使いである。
十歳でイギリスのウェールズにあるメルディアナ魔法学校を卒業し
「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるための修行として
与えられた課題は日本の学校で先生をすることだった。
やがて麻帆良学園本校女子中等部にやってきたネギは、
教育実習生から3-Aの担任となり今に至っては
立派に教師を活動している。
ボールに向かって卵を割り、かき混ぜた後、四角いフライパンに
流して入れている料理上手な少女は
「近衛木乃香」
麻帆良学園の学園長の孫娘。
京都出身のはんなりッ娘。

「今日もアスナは新聞配達やで」
「いつも大変ですねアスナさんは」

「神楽坂明日菜」
赤毛のツインテールの少女
超がつくほど強気で元気な性格。
短気で乱暴、子供嫌いな彼女は当初ネギの事を毛嫌いしていたが
今となっては面倒見の良いツンデレなお姉さんとなっていた

「はい、ネギくん」
「ありがとうございます。」
「カモくんも、はい」
「ありがとよ、このか姉さん」

ふっくらと焼いた卵焼きを皿に盛りつけ
ネギと喋るオコジョに渡した。
真っ白なオコジョの名は「アルベール・カモミール」
ネギの使い魔。
昔、罠にかかった所をネギに助けられ
以来、ネギの事を兄貴と慕う。
人生の先輩ゆえ、いろいろと助言を与える
時に、助言とは言いにくい事も・・・・

「でもよ~第二土曜なのにアルバイトも大変だな~」
「そうだね、僕もこれから大変だから・・・」
「ああ、あのイベントやな」
「ええ、図書館島探検部の案内っていうイベントがあって、
 のどかさんに是非ともという事で今日の九時に行くんです」
「ウチも図書館島探検部やからな、あとで一緒に行こうな」

と、休日なのにこんなイベントがあったりする。

偉大なる狩人魂 【第二話 その2 とある町で】

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