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魔法先生と超能力生徒の友情物語三番目「勝負」(×MOTHER2) 投稿者:土星 投稿日:04/08-05:48 No.110  

異世界に着き、謎の刺客「スターマン」に襲われたネスはこれを難なく倒したが、

息つく暇も無く金髪の少女エヴァンジェリンに襲われたいた。



三番目「勝負」



「はっはっは! どうした逃げるだけか!? 喰らえ! 魔法の射手 連弾・氷の17矢!!」



エヴァンジェリンはもう捕まえる気はないのか手加減無しで魔法の射手を撃ってくる。



「なんだよこれ! PKフリーズと少し違うぞ!」



PSI(超能力)使いのネスにはこれが魔法とはわからないようだ。見たこともない攻撃なので今は走って逃げ回っている。



「しかし速いな これでは狙いが定まらん 茶々丸!奴の足を止めろ」

「ハイ、マスター」



機械の少女、茶々丸は足のブースターを使いネスに一気に追いついた。そして捕らえるために手をのばした。



「失礼します」

「つかまってたまるか!」



しかしネスは茶々丸の手を即座に叩き落し足払いをしてバランスを崩した隙をついて押し飛ばした。



「ほう……茶々丸をいとも簡単に押し飛ばすとは、かなり戦い慣れているな こいつは久々に楽しめそうだ」



一方のネスは……

「なに今の! 足から火が出てたよ! もしかしてロボット!?」



いろんなロボットを見てきたネスもあんなにリアルなロボットは初めて見たのでかなり驚いているようだ。

何せネスが見てきたロボットと言えば、銀色のタコ型ロボットとか、ガスタンクみたいなまん丸のロボットとか、そのまんまなUFOとかそんなロボットしか見たことが無いのだ。



「どうした! 貴様から感じる力はこけおどしか!? 貴様の力を見せてみろ!」



エヴァンジェリンも逃げ回るネスにしびれを切らしたようだ。



「(確かにこのままじゃ勝てない)仕方ない」



ネスは振り向きコンセントレーション(集中力)を高めた。エヴァンジェリンもそれに気づいたのか魔力を高めた。



「行くぞ!」

「ちっ! 氷楯!」



ネスは炎のPSI、PKファイアーβでエヴァンジェリンを攻撃した。

エヴァンジェリンは魔法障壁で防いだが氷楯では防ぎきれなかった。



「くそ! なんだこれは!」



エヴァンジェリンはネスの予想以上の力にかなり驚いていた。



「よし! このまま一気に攻める!」



ネスは力でエヴァンジェリンに勝っていることが分かり、エヴァに猛スピードで走っていった。



「くっ、茶々丸、行けるか?」

「ハイ、問題ありません」



茶々丸はネスに先ほど同様、ブースターで一気に飛びこみ殴りかかってきたが、

ネスは小柄な体を活かし懐に入り込み、渾身の力でバットを振りぬき、鈍い音を響かせながら茶々丸を叩き飛ばした。



「んな! バットだと!?」



エヴァンジェリンは茶々丸が叩き飛ばされたことより武器がバットだということに驚き目が点になっていた。(ひどい主人だな)



「そうだけど、なんか変?」

「変だろう! なんで武器がバットなんだ!?」



やはりエヴァンジェリンから見れば(他の人もだろうが)、魔法的なものを使うやつの武器がなぜバットなのか気になるのだろう。



「ずっと前からこれだからね でもバットだからって甘く見ないほうがいいよ これ、かなり強いから」



たしかにこのバットは、ネスが手に入れた中で最も強いバットだ。名前は伝説のバット。



「おのれ!」



エヴァンジェリンは魔力を手に集中し、ネスに飛び掛り、ネスに向かって腕を振り下ろした。

しかしネスは、この攻撃を何の苦もなくバットで受け止めていた。



「馬鹿な! 受け止めた!?」

「だから甘く見ないほうがいいって言ったのに それにしてもすごい攻撃力だね どんなPSI使ってんの?」



エヴァンジェリンは魔力を使った攻撃を、バットで受け止められたのが信じられないのか、心底驚いた表情をしていた。

ネスは未だにこれが魔法だとは気づかずPSIだと思っていた。だからエヴァンジェリンにはなにを言ってるのか分からなかった。





「くそ! リク・ラク ラ・ラック ライラック氷爆!」



ネスはこの攻撃に氷のPSI、PKフリーズβで応戦した。



氷系の技でぶつかったが、エヴァンジェリンには昔、魔法使いにかけられた封印の呪いがあるので、力をだしきれずに吹き飛んだ。



「ぐああ!」



更にネスは追い討ちをかけ、PKサンダーβで攻撃をした。



「く……、氷楯!」



再び魔法障壁を張り防ごうとしたが、

今度は紙でも切られるかの様に障壁が消された。



「なに!?」



長年の経験でさっきのPKファイアーより威力が低いことは分かったが性質まではさすがに見抜けなかった。

このPKサンダーには、バリアなどを切り裂く力がある。



エヴァンジェリンは障壁も魔法攻撃も破られ、かなり焦っていた。



「(私の魔力も残り少ない…、戦略を練る余裕もない もうこうなったら全ての魔力を使い奴を撃つ!)」



エヴァンジェリンはもう捕らえる気はもう完全になく、殺す気満々である。



「リク・ラク ラ・ラック ライラック来たれ氷精 闇の精」





ネスはエヴァの多大な魔力に気づいたのかネスもコンセントレーションを高めた。



「闇を従え 吹雪け 常夜の氷雪」



呪文を完成させ………そして!



「喰らえ! 闇の吹雪!!」

「行けー! PKキアイγ!!」



勝負の行方は!?





To Be Continued

魔法先生と超能力生徒の友情物語 魔法先生と超能力生徒の友情物語四番目「前途多難」

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