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 魔法先生と超能力生徒の友情物語十四番目「紛い物?」(×MOTHER2) 投稿者:土星 投稿日:08/26-04:03 No.1160  

 学園長からの連絡を受けて遂に森に着いたネス。ネスはそこでネギと同じマギステル・マギを目指す少年、春野信二と出会った。
 信二の危機から救い運悪くネギの情報を得られなかったものの、タカミチが事件の黒幕を捜しているという情報を手にいれ先にそちらへと向かうことになった。
 信二はネスから仲間と合流するように指示されネギのもとへと走っていった。


 十四番目「紛い物?」


「刹那さん、龍宮さんも魔法使いなんですか?」


 多勢の敵を辛くも退けた刹那とネギは、クラスメイトである龍宮真名と合流すべく森の中を駆け抜けていた。


 「龍宮は厳密には魔法使いではありません。昔は魔法使いのパートナーだったようですが詳しいことは分かりません」


 ネギの質問に対しそっけなく返した刹那はネギを振り返ることなく走っていた。
 ネギは刹那が何者なのかも気になっていたのだが、この調子では詳しくは教えて貰えなさそうだったのでネギは聞くのをやめた。


 「龍宮さんのところまではまだ掛かりそうですか?」


 「いえ、もう見かけてもいい筈なんですが。おかしいですね……」

 
 すると突然上からから刹那の足下に性格に何かが撃ちこまれてきた。
 撃ち込まれてきたそれはどうやら銃弾のようで、地面に撃たれてきた方向を見てみるとそこには樹木しかなくネギは逃げられたのかと考えたが、刹那はその樹木の葉っぱが茂っている部分まで跳んで迷うことなくその枝を斬った。
 ネギは何が起きたのか分からずただ呆然としていて、枝を斬った刹那は呆れたような溜め息をついていた。

 
 「頼むからもう少しマシな挨拶をしてくれないか。少しばかり肝が冷えたぞ」

 
 ネギは訳が分からず刹那は誰と話しているのかと辺りを見回してみたが誰も居なかった。
 しかし突然ネギのすぐ目の前に人が降りてきた。ネギは驚き尻餅をつき、何者かと顔を上げてみるとそこには出席番号18番・龍宮真名が立っていた。
 

 「いや少しばかり油断していたようだったから気を引き締めてやろうかと思ってな」
 

 「大きなお世話だ。それより今の状況はどうなっているんだ? お前なら私より把握していそうだが」
 

 「残念だが私にもよく分からない。敵とあまり接触しないようにしているからな」
 

 「やはりお前でもこの敵は厄介なのか」
 

 「それもあるが、突然だったから銃弾の補給が十分じゃないんだ。だから弾を節約しながら戦っている」
 

 まあ確かにこの状況では大した準備も出来なかったのは納得できる。しかしそれなら刹那に使う分がどこにあったのかとネギも刹那もツッコミたい気持ちだろうが今はそんな場合ではない。
 

 「ところでネギ先生は何故こんなところに? ネギ先生には連絡は行かなかったと思うんだが……」
 

 ようやく話しかけられたネギは今までのことを刹那と龍宮に話した。
 それを聞いた龍宮はネギの話で気になったところをネギに聞いた。
 

 「ネギ先生は何故そんな時間に空を飛んでいたんだ?」
 
 その質問にネギはどもってしまった。
 喧嘩して部屋を飛び出してきたなんて言ったら先生として恥ずかしいと思ったからだ。
 

 「まあ言いたくないことなら無理に言わなくてもいいが、あまり溜め込むと為にならないよ」
 

 なんだか複雑な事情なのかと思われたのか、真顔でそんなことを言われた。実際ネギにとっては複雑であるのだがこれはネギの問題なので結局龍宮には話さなかった。
 

 「それじゃあそろそろ向かおうか」
 

 「どこに向かうんだ?」
 

 「さっきから強力な力を感じる場所があってな、そこに向かおうかと思う」
 

 龍宮はそうやらネギと刹那と合流する前からその力を感じていたようでもともとそこに向かおうと思っていたらしい。しかしその途中刹那から念話が届き、少しでも戦力が入ると考え刹那たちと合流したらしい。
 それと力を感じる場所は二点あるらしく、一つは既にタカミチが向かっているようで龍宮はもう一つのほう向かうらしい。場所も今の場所から歩いて10分と掛からない。
 

 「それは別に構わないがネギ先生はどうする。連れて行っても役に立ちそうにはないが……」
 

 「ここに置いていくわけにはいかないだろう。一人にしておくほうが余程危険だ」
 

 「それもそうだな。ではネギ先生、今から私たちは敵の司令塔を叩きにいきますが足を引っ張らないでくださいね」
 

 刹那は鋭く光らせた眼でネギのほうを睨むと冷たくネギに話しかけた。
 その言葉にネギは少し落ち込んだが、このまま馬鹿にされるのが悔しいと思い刹那を見返すために戦うことを決意した。
 そして目的地まで足を運ぼうとした時、後方から何かの気配を感じ後ろを振り向くと其処には春野信二がフラフラになって歩いてきていた。
 

 「信二君!」
 

 「ネギ~、そこらじゅう走り過ぎだよ。追いつくの大変だったんだよ~……」
 

 「ご ごめん、まさか追ってきてるとは思わなくて。それにしても無事でよかったよ、怪我も無いみたいだし」
 

 「いや本当はボロボロだったんだけど途中で凄い人に逢ってその人に傷を治して貰ったんだ」
 

 「凄い人?」
 

 「うん。その人は化け物の軍勢を一瞬で焼き払い、どんな傷も一瞬で治すバットで戦う鬼神! その名も「あ、もしかしてネス?」先に言わないでよ……、ってネスの兄貴のこと知ってるの!?」
 

 信二にとっては衝撃的な情報なのだろうか、ものすごい剣幕でネギに詰め寄りネギもその信二の剣幕にたじろいでいた。しかも本人に断られたのに何気に兄貴呼ばわりしている。
 春野信二、結構ちゃっかり者の12歳の少年である。
 

 「う うん、僕の友達だけど……。(ていうか兄貴って……?)」
 

 「そ そんな……、ネギが、兄貴の舎弟だったなんてーーーー!!」
 

 どうやら信二の頭の中では、ネスの友達=舎弟になっているようだ。どんな考え方をしたらそんな風になるのかも理解不能だが信二の頭の中ではネスがどのように美化されているのかも不明だ。
 

 「舎弟だなんて、僕とネスは友達だってば」
 

 「いいんだよネギ、無理して嘘をつかなくて。でもネギ、僕は必ず兄貴の№1の舎弟になってみせる! 負けないからね!」
 

 「あ ああ うん、頑張ってね……。応援してるよ……」
 

 最早何を言っても無駄だと理解したのだろう。ネギは勝手にライバル視されながらも諦めるしかなかった。
 

 「ネギ先生、その子は?」
 

 暫く話を聞いていた刹那と龍宮も痺れを切らしたのか刹那がネギに信二が何者なのかを聞いてきた。
 

 「あ はい、この人は春野信二君といって僕と同じでマギステル・マギを目指してます。信二君、この人たちは僕の生徒の桜咲刹那さんと龍宮真名さん。魔法関係者だから安心して」
 

 「桜咲刹那さんって、京都神鳴流の?」
 

 「信二さんは神鳴流をご存知で?」
 

 「まあ裏の世界じゃ結構有名な流派ですから。神鳴流は普通関西側で、関東に所属する神鳴流の使い手はごく僅かだから桜咲先輩の名前はきいたことがあったんだ。ネギは知らなかったの?」
 

 「学校では習わなかったから……」
 

 「でも関西呪術協会は知ってるよね? それを知ってたら普通は自然と耳に入ると思うんだけど……、まさか、関西呪術協会も知らない、とか?」

 
 「ごめん、知らない……」
 

 ネギは自分がどれほど無知であったのかを知らされたかのような気分だった。
 しかしネギが神鳴流のことを知らなかったのは無理もない。何故ならもともと魔法は戦うものの為ではなく人助けのために教えられているものなので、神鳴流といった戦闘専門の機関があるというのを教えない魔法学校も多い。だから魔法学校では『魔法の射手』と等の基本的な攻撃魔法しか習わないのだ。
 しかしそんなネギを刹那は怒りのこもった、しかし冷たい視線をネギに浴びせながら責めた。
 

 「先生は本当に何も知らないのですね。そんな知識でこれから先も魔法使いを続けるつもりだったのですか?」
 

 「……………」
 

 信二は何やらネギがすごく追い詰められていっているような気がしてフォローの言葉を入れた。龍宮も刹那の様子がおかしいと思い信二と一緒に声をかけていた。
 

 「まあまあ桜咲先輩。そういう学校も多いらしいですし」
 

 「なにも人間は最初から全て知っているわけではない。これから色々と覚えていくさ。……刹那お前どうしたんだ? そこまで言うなんてお前らしくないぞ」
 

 しかし刹那はどういうことか二人の言葉が聞こえていないのかネギをどんどん責めていた。まるで自分の怒りをぶつける様な言い方だ。
 

 「そんなことでこれからも魔法使いを続けるつもりなんですか? そんなことであなたは強くなるおつもりなんですか?」
 

 「ぼ 僕は別に強さなんて……」
 

 ネギは自分の父のように強くなることを望んでいるが、最終的には人を助けるための魔法使いを目指しているから強さはそんなに必要とはしていない。ネギは父のように人を救う魔法使いになりたいのだ。
 だが刹那はネギのその言葉に押し殺しつつも漏れ出していた怒りを、決して言ってはいけない言葉にしてしまった。
 

 「あなたは、なんの覚悟もなしにこの世界にいたんですか。……あなたはやはり英雄の紛い物、でしたか………」
 

 「…………!」
 

 「刹那!!」
 

 龍宮は刹那の眼を覚まさせるために刹那の頬を力の限り叩き、森の中に乾いた音が響いた。
 

 「お前はなにを考えてるんだ! こんな子供を追い詰めて。少し頭を冷やせ!」
 

 龍宮は息を乱し、刹那は叩かれた頬に手を添えて呆然とし、信二は何が起きたのか理解するのに時間がかかり我が戻るとすぐにネギに駆け寄った。
 しかしネギは紛い物と呟いて顔を蒼白にして立ち尽くしている。信二は必死で声をかけているが全く反応がなく、ネギの異変に気付いたのか龍宮と刹那もネギに声をかけている。しかしやはり反応は無い。
 

 「(紛い物、まがいもの、マガイモノ。何の? 英雄の。英雄って誰だっけ? 父さんだ。サウザンドマスター。僕はサウザンドマスターの紛い物? でも僕はネギ・スプリングフィールド。父さんじゃない。僕は、ネギ、ねぎ、NEGI、……ナギ・スプリングフィールド。違う。それは父さんの名前だ。僕は父さんの、父さんの……、紛い物)」

 
 「うわあああああああ! ああ、ぁ……」
 

 ネギは精神崩壊を起こしたかのような叫びをあげ、そして叫び終えるとネギはまるでネジの切れた人形のように地面に倒れた。
 三人は何が起きたのか分からず倒れたネギを見ていた。
 
 
 
 
 同時刻、ネギが倒れて信二たちが呆然としている頃、タカミチは遂にこの事件の司令官の一人である宇宙人のような物体と接触し、戦闘を始めていた。
 その宇宙人の形状は森中を徘徊している銀色の人型宇宙人のスターマンと酷似しているのだが微妙に違った。
 そいつは肩にやたらと太い銀色の棘が三本ずつ生えており、頭には同じく銀色の棘が五本が生えている。恐らくスターマンの中でも別格なのだろう。でなければ、学園内で学園長を抜かせば最強である高畑・T・タカミチが手も足も出ないはずが無いからだ。
 

 「コノセカイノニンゲンハコノテイドナノカ」
 

 その宇宙人は他のスターマンと同じでやたらとカタコトだった。恐らくかなり高性能な言語機能が備わっているのだろう。
 ともかく今はそんなことは問題ではない。問題はタカミチが傷だらけで宇宙人には傷どころか攻撃が当たった跡一つ見当たらないことだ。
 タカミチはどうやら『気』と『魔力』を合成させた『咸卦法』を使用している状態で強化した『豪殺 居合い拳』を連打しているようだが宇宙人にはかする気配もない。
 ならばと威力を落として気や魔力を使って極限まで速度を高めた『居合い拳』をギリギリの範囲をとって下がりながら打つ。しかしそれでも攻撃は避けられ、当たっても大したダメージ、というより全く効いていない。
 居合い拳は咸卦法で威力を上げずとも砲丸並みの威力はある。しかしこの宇宙人は居合い拳が当たっても何の問題も無いようで当たった跡すらつかない。どんな皮膚をしているのだろうか。まあ元々宇宙人なのかロボットなのかも分からないから皮膚なのか装甲なのかも分からないが、ここは宇宙人ということにして皮膚にしておこう。
 

 「ナンダコノコウゲキハ? コレガキサマノコウゲキナノカ?」
 

 「ああ、そうさ。長年愛用してきた技だよ」
 

 タカミチはこの状況下でも心に余裕を持って冷静を保っていた。どんな状況でも冷静を保つことが長い戦いの中で見つけた勝つ為の知恵なのだろう。
 

 「コノジョウキョウデソノヘイジョウシンハタイシタモノダガ、ソレデハイッショウワタシニハカテナイ」
 

 宇宙人はそう言うとタカミチとの距離を一瞬で詰め腕を鞭のように振り下ろしてきた。
 タカミチはこの攻撃に何とか反応することが出来て避けることができた。しかし避けたその攻撃が地面に当たったところを見るとタカミチは平常心が一瞬にして崩れそうになった。
 地面に当たった腕は完璧に地面を抉っており、こんなものがタカミチの頭部に当たったら脳震盪ではすまないだろう。というよりも頭が砕ける。
 

 「やっぱり君がこの騒ぎの犯人なのかい?」
 

 タカミチはハッキリ言ってもう頭も上手く回らないのだが、なんとか情報を聞き出そうとした。たとえ自分が死んでもどうにかそのことを死ぬ前に誰かに伝えなければいけないからだ。
 

 「……コレハアルオカタノイシナノダ」
 

 「ある御方?」
 

 「ソウダ。ソノカタハセカイヲコワスコトヲノゾンデイル。ソノカタハイマハコノセカイノドコカニイル。イマオコナッテイルコトハ、ソノカタヲサガスツイデダ」
 

 さらっととんでもないことを言い出した。だれかを捜していることは分かった。しかし今していることは唯のついででやっていることらしい。
 タカミチはそんな勝手なことで大勢の仲間を傷つけられていると分かると頭に血が上って宇宙人に飛び掛りそうになったが、どういうわけか宇宙人に止められた。
 

 「コウゲキシテクルノハカマワナイガ、サキニホウコクシタホウガイイノデハナイカ? ……ドウセシヌノナラニンムヲマットウスベキダロウ」
 

 こんな訳の分からない宇宙人もどきに諭されてなんだか無償に腹が立つが、全くもってその通りなのでタカミチはこの宇宙人たちの目的を念話で学園長に報告した。……別れの言葉も加えて。
 

 「サテ、ホウコクハスンダカ?」
 

 「ああ、おかげさまで」
 

 「デハシンデモラウトシヨウ。ワタシモソロソロホカノニンゲントアソビタイノデナ」
 

 この宇宙人はどうやらタカミチとは遊び感覚で戦っていたようで、タカミチはその言葉に腹が煮えくり返るがこの敵にはどう足掻いても勝てないと諦めてしまい、木偶のように立ち尽くしていた。
 

 「アキラメタカ……。ワタシヲタオシタショウネンハ、ナニモアキラメハシナカッタガナ」
 

 宇宙人はどこかしんみりとした感情もいれて喋ると、タカミチの心臓に狙いを定め腕を後ろに思いっきり引いて、槍のように突き出してきた。
 宇宙人の手は尖っていて、その腕は明らかに硬質そうだったので勢いをつければ人の体を貫くなんて造作もないだろう。
 しかしタカミチは死を少し恐れたのか、一歩後ずさり、そして……、盛大に滑った。
 

 「ハ!?」
 

 「え?」
 

 両者ともども驚いていた。
 宇宙人は完全に殺したと思ったのに相手に何故か勝手にこけて避けられて、タカミチは自分が滑っている意味が分からなかった。
 そしてタカミチが地面に完全に背がつく直前に、大きな声で言われた。
 

 「スターマンを蹴り飛ばして攻撃して!」
 

 タカミチはすぐに反応して宇宙人を蹴り飛ばし、ふら付いて後ろに下がったところに豪殺居合い拳で思いっきり薙ぎ払った。
 流石の宇宙人もこれは少しばかりきつかったようで膝をついていた。
 

 タカミチは声の主が誰なのかと後ろを振り向いた。最も振り向かなくとも本当は誰なのかは分かっていた。何故ならタカミチはほんの二日前にこの声を聞き、話しているからだ。それでも振り向いたのは少しでも安心感が欲しかったからに違いない。心細い時は誰でも良いから会いたいものなのだ。
 

 「やあネスくん。随分と遅かったね」
 

 「まあちょっとね。それよりも懐かしいヤツがいるね。久しぶりスターマンDX」
 

 遂に司令塔へとたどり着いたネス。
 このスターマンDXという宇宙人からポーキーの情報は聞き出せるのか。
 そして意識を失ったネギの状態はどうなっているのか。
 それは次回で明らかになるかもしれない。
 

 「よーし暴れるぞー。……ってあれ、今回これで終わり!? 活躍これからじゃん! ちょっとーー……」
 
 To Be Continued
 
 
 〈おまけ〉
 
 土「今回もなんとなく始まりますおまけコーナー!」

 ポ「このコーナーは英雄のジェフとプーと私ポーラと、このおまけコーナーのおまけの土星でお送りする何にも考えずに行うコーナーです」

 土「おーーーい!! 『おまけコーナーのおまけ』って俺はどれだけおまけなんだ!」

 ポ「うっさい。存在自体がおまけのくせに」

 プ「やめんかおまえら。今回はゲストが来ているんだろうが」

 土「ハッ、そうだった」

 ジ「もう準備いいみたいだよ」

 ポ「それじゃビシッと決めなさいよ」

 土「それではご紹介します。なんとこのおまけコーナーに初のリクエストが来ました。今回このおまけコーナー初のゲストは『魔法先生と超能力生徒の友情物語』の主人公ネスの妹、トレーシーちゃんです!」

 ト「初めまして土星さん! お久しぶりです皆さん! いつもお兄ちゃんがお世話になってます。妹のトレーシーです」

 ポ「トレーシーちゃん久しぶりね~。元気にしてた?」

 ト「はい、まさかこのコーナーの初のゲストが私だなんて夢みたいです」

 ジ「そんなに大したことじゃないからそんなに畏まらなくてもいいよ」

 ポ「そうそう、冒頭で言ったとおり何にも考えてないから」
 ト「でもやるからには一生懸命頑張らないと、私頑張ります」

 プ「うむ、若いのにしっかりしている。ネスとは大違いだな」

 ジ「どこか抜けてるからね~」

 ト「お兄ちゃんを悪く言わないで下さい!」

 ポ「ごめんごめん。それじゃそろそろ本題に入ろっか」

 
 土「それじゃ今回のお話についてから。はいまずはトレーシーちゃんから」
 
 ト「は はい、あ あのネギくんはどうしたんですか?」
 
 土「最初から重要点を言ってくるとは……。ネギのことはまだ言えないんだ。まあ敢えて言うならコンプレックスに押しつぶされたってところかな。はい次」
 
 ポ「スターマンの台詞読み辛くない?」
 
 土「俺もそう思うんだけどスターマンってあの喋り方だからしょうがないんだよ。それにスターマンが日本語ペラペラだったら気味悪いだろ。次は?」
 
 ジ「刹那さんはなにがあったの?」
 
 土「それは企業秘密。でも少し言うならば昔に何かあったと言うべきであろう。はい最後は?」
 
 プ「ネスはどうするんだ?」
 
 土「次回多分ネスメインだと思うからそれまで我慢ということで」

 
 ジ「それじゃあこのコーナーのメインと行きますか」
 ト「つ 遂にですか」
 ポ「本当に何も考えなくて良いから」
 

 土「それでは今回のお題は「コウモリ」! マザーあいうえお作文始め! んじゃプーから」 
 
 プ「「コ」オッている」
 
 ポ「「ウ」サギが」
 
 ト「モ モ モ 「モ」ワモワモワ~っと」
 
 ジ「「リ」ンゴに変身した」

 
 土「世界に敵はいない!」

 ポ「なんで!?」

 プ「今回も意味が分からんな」

 ト「す すみません私の所為で~」

 ジ「いやいやトレーシーちゃんは良くやったよ。ねえ皆?」

 プ「ああ」

 ポ「うん、それに悪いのは全部土星だから安心して」

 土「おーれはジャイアン、ガキ大将~」

 プ「高校生としての自覚ゼロだな」

 土「はっはっは、まあそんなこんなでやっと今回も終わりです。トレーシーちゃんどうだった?」

 ト「すごく楽しかったです。最近またバイトを始めたから良い息抜きになりましたし」

 ポ「なんのバイト?」

 ト「エスカルゴ運送が新しくなってそこでバイトしてるんです。時給も上がりましたし。名前はタートル運送です」

 ジ「タートル……、亀?」

 ポ「結局遅い生き物の名前なのね……」

 土「では次回のお題はエスカルゴ運送の「エスカルゴ」です」

 ポ「多いわね」

 ジ「いいの? リクエストくるか分かんないんだよ? 来ない確率高いけど」

 土「その時はなんとかする。では次回はパーソナリティーのポーラ、ジェフ、プー、俺、そしてゲスト一人です」

 ジ「誰か来て欲しいゲストがいる場合は感想掲示板にお願いします。一人につき一人ですのでお気をつけ下さい。あとネスとポーキーは却下です」

 土「それじゃあトレーシーちゃん最後の挨拶だけど大丈夫?」

 ト「は はい!」

 ポ「それでは」

 
 全員「「「「「さらば!!」」」」」
 
To Be Continued?

魔法先生と超能力生徒の友情物語 魔法先生と超能力生徒の友情物語十五番目「辛い、怖い、……でも僕は」

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