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魔法先生と超能力生徒の友情物語二十二番目「宇宙人を呪わば穴二つ」(×MOTHER2 オリキャラ有り) 投稿者:土星 投稿日:04/22-00:01 No.2312  

  エヴァンジェリンからネギの修行を手伝うと言う条件で次の襲撃日を聞き出したネス。
 そして学園長に謎の宇宙人たちの襲撃に関しての報告をするべく学園長室を訪問すると、そこでスターマンの衝撃的な姿を発見する。
 その姿はネギの母親、喜美恵・スプリングフィールドの姿であった。
 それから半ばスターマンから逃げるようにネギのもとへと走ってきたネスはエヴァンジェリンのことを話し、修行を始めるとネギに伝える。
 しかしネギはその場で答えを出すことが出来なかった。


二十二番目「宇宙人を呪わば穴二つ」


 修行のことを伝えたネスは無言でネギの部屋を立ち去った。
 ネスは修行のことをネギに伝えたものの、すぐに答えを貰えるとは最初から思ってはいなかった。
 ネギはエヴァンジェリンに敗北したときに言われたことを今でも酷く気にしているし、また戦えば昨夜のようにまた暴走するかもしれないと恐れ入るから。
 ネスだってもしネギと同じ立場だったらすぐに答えを出すことは出来ない。一年前の冒険で色々と得ることはあったが、ネスも実際はまだたったの13歳だ。ネギとだって3つしか違わない。現在の状況だって、スターマンとの戦いの中で相当葛藤して決めたことだ。今でもかなり無理して受け入れているに過ぎない。

 だがまあネギも心はそこそこ強い部類に入る。時間もあまり無いとはいえ焦る必要も無いだろう。
 そう考えたネスは色々と張り詰めていた緊張がとけ、実はこっそりとお腹も鳴っていたようで、空腹でフラフラし始めたネスは急いで晩御飯を食すべく自分の部屋の扉を開けた。……そこに衝撃の人物がいるとも知らず。

「ただいまー」

 ネスの部屋には誰もいないが、今はこの部屋が自分のマイホームなのでネスは毎度毎度帰るとただいまと言う。
返事が無いのは当たり前だが、帰ってきたときに返事が無いというのは中々寂しいもので何とも言えない虚無感がある。
 だがその返事も返して欲しい人もいれば返して欲しくない人もいる訳で、そんな虚無感漂う部屋から聞こえた返事は返して欲しくない人物からのものだった。

「人間はこういうとき何と返事するのだ?」

「おかえりっていうんだよ」

「そうか。おかえり」

「うん、ただいま。……ちょっと僕からも聞いていいかな?」

「なんだ」

「なんでスターマンが僕の部屋にいるの!?」

 とりあえず現状を説明するならば、部屋に入ったネスが見たのはリビングの真ん中で無表情で正座しているネギの母親の姿をしたスターマンだった。なんだかその姿があまりにも合っていて一瞬どきりとさせられたのは言うまでも無い。これで微笑なんか浮かべていたら一目惚れものだろう。
 しかし今はそんな場合でなく、何故にスターマンがネスの部屋にいるのかだ。

「近衛近右衛門から今日からここで生活するよういわれたのだ。貴様なら私を監視できるという理由で」

 ネスは心中「あのクソジジイ……」といった状況なのだが、実際その通りだから文句の言いようも無い。
 スターマンは魔法使いたちに70パーセントも力を封印されているようだが、やはりそれでもタカミチ級の実力はあるようで、ならばタカミチが見ればいいのだが如何せんタカミチはネギに現在の3-Aを任せてからというもの魔法使いとしての仕事が忙しいらしく、学園長は学園長で学園長としての仕事が忙しいのででスターマンを監視する暇なんてないらしい。
 だから現在スターマンを監視できる人物は学園内ではネスしかいないのだ。
 そう頭では分かっているのだが、やはりどこか受け付けない。元々敵同士なのだから仕方ないともいえるが、何よりも女性の姿をしているというのはどうしても一緒に生活するうえで抵抗感がある。
 ポーラという好意を寄せる人物がいるとはいえやはり女性と、しかもこんな通る人全ての視線を一人占めしそうな容姿の人物と一つ屋根の下で暮らすとなるとこれからの生活が息苦しくなること請け合い。毎日ドキドキでおちおち寝られもしない。
 とまあそんな風にぐるぐると考え込んでいるとスターマンがじっとネスを見ていることに気付いた。

「何? どうかした?」

「いや、やはり人間の表情というのは面白いと思ってな」

「表情?」

 どうやらスターマンは考え込んでいたときのネスの表情を見ていたらしい。
 しかし表情のどこが面白いというのか。

「ああ。人間は驚いたり面白いことがあると精神状態によって様々な表情をする。感情によっては涙腺から液体を出す。私も今は人間の姿をして、体のつくりも人間と同じはずなのに表情を作ることはできん。お前たち人間はどのように表情を作っているのだ?」

「んー……、表情なんて気にしたこともないし。気付いたら怒ってるし、笑ってるし、泣いてる。そんな感じだよ」

「ふむ、人間とは不思議なものだ」

 そう言ったきりスターマンは口を閉ざした。
 ネスもいい加減立っているのも疲れてきたし、台所へ向かうと適当に炊飯器から御椀に白米をよそい、時間も無いので豆腐を冷奴にしてリビングへと持っていってスターマンの向かい側のテーブルに晩御飯を置いて食べ始めた。
 と、ここでふとネスは素朴な疑問が浮かんだ。

「スターマンってご飯食べるの?」

 スターマンは宇宙人なのかロボットなのかそれともロボットに改造された宇宙人なのかは分からないが、一応生物ではあるようなので食事を取る必要はあるだろう。しかし宇宙人のご飯なんて考えたことも無い。
一体何を食べるのか。そこはかとなく興味がある。

「今の私の身体構造は、今変身している人間とほぼ同一のものになっている。よって食事によるによる栄養補給は必要だ」

「じゃあスターマンは何を食べるの?」

「今の状態では人間と同じものを食べることになる」

 つまり食事は今ネスが食べている冷奴などでも構わないらしい。
 しかしネスは宇宙人が何を主に食すのか興味があったので遠まわしに聞いたつもりだったのだが少し遠回りすぎたのでもうストレートに聞こうと思ったが、もし聞いて「私の好物は人間だ」なんていわれた日にはもうゆっくり眠れる日が来ないので聞かないでおくことにした。

 それからネスは台所に戻って冷蔵庫に残っていたもう一つの豆腐を冷奴にしてスターマンの前に置いて、向かい合ってコミュニケーション皆無の食事を始めた。
 しかしネスは本当にスターマンが冷奴など食べるのか気になっていたようで、二口ほど手につけたところでちらりとスターマンを見てみると、そこには既に空になった御わんとお皿がぽつんと置かれていた。しかも本当に何か入っていたのかも疑わしくなってしまうほど皿の状態は綺麗になっている。むしろ使用前より綺麗に見える。

「あの~、スターマン」

「なんだ」

「冷奴とご飯はどうしたの? 僕ついで来なかったっけ?」

「何を言っている。もう食べ終わった」

 要するに、僕が二口目を手につけたときにはとっくに食べ終わっていたらしい。凄まじく早い。
 しかしこれほど皿が綺麗になっているというのはどういうことだ。これが宇宙の神秘だとでも言うのか。
 まあそんなことはどうでもよく、スターマンにとってはえらく質素なものになってしまったがこれはスターマンが初めて食べる人間世界での食事なのだ。感想は聞いておかねばなるまい。

「それでどうだった?」

「何がだ」

「いや、冷奴」

「冷奴がどうした」

「いや、だから、美味しかった?」

「美味しい? なんだそれは」

「冷奴の味はスターマンの好きな味かってことだよ」

「分からない。そんなこと気にしてもいない」

 どうやらスターマンにとって食事は本当にただの栄養補給でしかないらしい。
 しかしそれでは面白みが無い。折角作ったのだから味くらいは考え欲しいと思ったネスは、次は自分の好物であるハンバーグを食べさせようとどうでもいいようなことを心に誓いもそもそと白米を味わって食べていた。

 そしてネスもようやく晩御飯を食べ終わり、使い終わった食器を流しに持っていて洗い終えると部屋の引き出しから寝巻きとタオルを取り出すとシャワー室へと向かっていった。が、スターマンに呼び止められた。

「どこへ行く」

「ああ、シャワーだよ。僕は大浴場にいけないからね」

 寮生は男子であるネスがこの女子寮に住んでいることは知っているので、時間によっては調整さえすれば入れるのだがもし何かの間違いがあっても困るし、何より以前大浴場で恐ろしいことがあったのでアレ以来大浴場には拒否反応が起きてしまうのだ。
 まあネスも元々そんな風呂好きでもなくシャワーで充分なのでネスも無理して大浴場に行く必要は無い。

「しゃわー?」

「知らないの?」

「浴場は体の汚れを洗い流す場所とは知っているがしゃわーは知らない」

「へー、そうなんだ?」

 恐らく学園長からは人間世界での暮らしのことは最低限のことしか聞いていないのだろう。確かに日本は風呂ならシャワーは絶対必要と言うわけでもない。洗面器さえあれば充分だ。
 とぼんやりネスがそのように考えていると、ふと悪戯の神がネスに舞い降りた。

「それじゃあスターマン先に入りなよ。僕準備してあげるから」

 ネスはそういうと、シャワーの準備でなく悪戯の準備をするためにシャワー室へと入っていった。
 ネスが考えた悪戯とはそれはもう小学生が思いつくような至極簡単な悪戯で、唯シャワーから出るお湯の温度を最高まで上げてビックリさせるという悪戯である。シャワーの温度と言うのは結構上がるもので、最高まで上げなくてもかなりの熱さになる。
 しかしスターマンなら火傷しないだろうし、したとしてもすぐに治せるだろう。正に対宇宙人用の悪戯だ。もちろん普通の人間にしてはいけない。お兄さんとの約束だ。
 そんなこんなで準備も終わり(お湯の温度を上げただけだが)、スターマンにシャワーの使用方法やボディソープやシャンプーの使い方を教えると、スターマンは相変わらずの無表情でシャワー室へと向かっていった。

 扉の閉まった音がするとネスはずっと我慢してたのか、まだ少しは堪えているようだが声を潜めたクスクス笑いが漏れ出している。
 そして暫くすると突然スターマンがシャワー室から慌てた様子(無表情だが)で飛び出してきた。……素っ裸で。

「ネス、人間とは中々素晴らしい機械を作ったな。あの水が体に当たる感触といいお湯の温度といいかなりの気持ちよさだ。私はとても気に入ったぞ。おい、ネス聞いているのか」

 どうやらネスはがシャワー室からでた素っ裸のスターマンを見て鼻血を出して倒れたようだ。ネスには少々刺激が強すぎたらしい。
 いくら元となっている姿がロボットなのか宇宙人なのか識別しにくい姿とは言っても今のスターマンの姿は完全に女で、しかもかなりのプロポーションで相当の美人である。それにネスもそう感単に分別できるほど大人ではないので、というか子供なので仕方ない。

 そしてスターマンは適当にネスの鼻血が噴出している鼻にティシュを詰めると無表情に、しかしどこかスキップ気味にシャワー室へと戻っていった。
 後のことを付け加えるならば、お湯の温度とはすぐに変わるものではなく少し時間が経ってから変わるもので、使用したのが何時間も前なら別だが温度を変えても出てくるのは設定する前の温度だ。
 つまりスターマンはネスが設定した最高温度を気に入っており、ネスはスターマンが出る直前に目を覚ましたのでスターマンがシャワー室から出たすぐ後、気絶したせいでまだ意識が朦朧としている状態でシャワー室へと入っていったのだ。要するにそのことをすっかり失念していたネスはもろに熱湯を体に浴びていた。これぞ正に「宇宙人を呪わば穴二つ」だ。

「あっづぅぅぅぁぁぁあああああ!!!」



~次の日~

 ハプニングだらけの夜も終わり今時刻は八時丁度。今から急いで準備しないと間に合わない時間だ。
しかし今ネスの目に飛び込んでいるのは眩しい朝の日差しでも無く遅刻ギリギリの時間を指している時計でも無く、何故か一糸纏わぬ姿で自分と同じ布団で安らかな寝息をたてている元銀色宇宙人、現銀髪美女宇宙人であるネギの母親の姿をしたスターマンであった。

「ああ……、これは夢だ。そうさ夢さ。これは僕が無意識に生み出した妄想によって出来た夢なんだ……。そうさ、もう一度寝れば次起きた時はあの時計も七時になってて万々歳だ。そうに決まってる」

 現実逃避も終わったところでネスはまだ暖かな布団へと潜り込む。隣で寝ているスターマンの肌が冷たくて心地いい。
 しかしネスにはこちらの世界に来てからいつも一緒に登下校しているクラスメイトの女子生徒がいる訳で、その二人もいつも遅刻ギリギリなのでそろそろこの部屋に着たりするのはごく当然のことだ。

「ネス君早く行かないと遅刻する…………!!」

 そしてネスの部屋に飛び込んできたのは、いい加減子供っぽいからその髪型やめたらと言いたくなるようなツインテールの女の子と、ぽややんといった表現がぴったりの黒髪の女の子。
 その二人の目に映るのは同じベッドで寝ている美人とネス。片方は勿論素っ裸である。

「ああ……、やっぱりこれは夢……」

「違うわボケ――――!!」




――只今、夕焼けに照らされてる訳でもないのに視界一杯に赤い海が広がっているので暫くお待ちください――




 その後のことを説明するならば、木乃香が床に飛び散っている鮮血をぽややんフェイスを崩すことなく拭いているうちに、ネスは明日菜にこの間のネギが熱を出した原因である襲撃を仕掛けた重要人物であるということは伏せて、とりあえず魔法絡みであるということを簡単に説明し、明日菜は不承不承納得したもののとりあえずなんかムカつくのでネスを一発殴っておいた。これにて解決。
 もう少し付け加えると、実はスターマンはシャワーから出た後も裸だったらしいのだが、ネスはその時意識がシャワー室に入るときも出るときも朦朧としていたので気付かなかったらしい。
 もう少ししつこく付け加えるなら、結局三人は学校に間に合わなかった。




 そのころネギは先日木乃香に学校を休むと言っていた通り、学校を二日連続で欠席していた。
 だがネギがいるのは女子寮の部屋ではなく、のんきに漫画を読んでいる信二の部屋だった。

「どうしたのネギ。今日学校は?」

「……今日は、休んだ」

 信二は本当に驚いているようで、ネギが部屋に入ってきたときまるで数年はかけないと見つからないと思われていたお宝を探しに旅に出たその十分後に見つけたような表情をしていた。
 だが信二は別にこの場所に来たことに驚いているのではなく、もうネギがこの場所に来たことに驚いていた。
いつかは来ると思っていたがまさかあれから二日で来るとは思っていなかったらしい。

「休んだ? どうして?」

 信二はそう聞いたものの、ネギがここに来た理由は聞かずとも分かっていた。
 だがそれでも聞いたのはネギが話しやすくなると思ったからだ。今のネギはなんと話を切り出せばいいのか分からず頭が上手く廻らず混乱しているだろうと思い信二なりに配慮を配ったのだ。

「一昨日のこと、謝りたくて……」

 その時点でネギは既に涙組んでいる。一昨日のことを思い出しているのだろう。
 そしてネギは教員服の袖で涙を拭うと、上半身を綺麗に折り曲げて、声がしゃくり上がりながら、謝った。

「ごめんなさい……」

「…………」

「もう少しで、信二を殺すところだった。もう少しで、皆を殺してしまうところだった。……皆が強い理由、分かってたのに、僕は力だけを求めて……。心が弱くて、ごめんなさい」

 ネギは自分が暴走した原因は分かっていた。あれほどの魔力が何なのかは分かっていないが、何故魔力が暴走したのかは分かっていた。
 それはただ、ネギの心が弱かったからだ。
 あの時ネギは、ただ力が欲しかった。誰にも負けない、サウザンドマスターにさえ負けない力が欲しかった。
 だがネギは弱かった。
 刹那も、龍宮も、信二も強かったのに自分だけ弱かった。
 だがその三人が何故強いのかはちゃんとネギは分かっていたのだ。
 それは、三人の心が強かったからだ。
 三人とも自分が今しなければならないことをちゃんと自分で考え理解し、逃げなければ死んでしまう状況でも、逃げたら死んでしまう誰かを護る為に戦っていた。
 だがネギは、逃げる行動を選んだ。敵の圧倒的な力が怖くて、逃げることを選択した。
 しかし怖いのは誰もが同じこと。信二たちも怖かったのだ。
 でも三人は怖くても逃げ出さず、目の前のことから逃げずに立ち向かっていった。三人とも大事な事が分かっていたから。三人とも、心が強かったから。
 しかしネギは、逃げるとか、怖いとか、心が強いからとかそういうことを考える必要が無いくらいの強さを求めた。だから力のままに暴れたのだ。ネギは目の前からだけではなく、全てから逃げ出した。心が弱いから。

「ごめん、なさい……」

 だからこれはその結果だ。
 許してとも言えない。言える訳が無い。どの面を下げてそんなことが言えるのか。殴られたって文句も言えない。
 だからネギは謝るしかない。

 そして頭を下げて謝り続けるネギを見ながら黙り続けていた信二は、

「少し、僕の昔話をしてもいいかな?」

そう言った。



 悲痛の思いで信二の下へやってきたネギ。
 そんなネギに何を思ったのか、信二が話し始めたのは昔話だった。
 
 To Be Continued


【おまけ】

土星「見る者すべてに人生において何が大事かを教えてくれるおまけコーナー!!」

ポーラ「このコーナーは下らないことで悩んでいる人たちが馬鹿らしく思えてくるほど何も悩まずに書かれているコーナーです」

土星「久々の一ヶ月以内の更新!」

ジェフ「それでも結構遅いけどね」

プー「まあ千里の道も一歩からというしな」

土星「そんなに遠いのか!?」

ポーラ「うるさいわね。大体今回少し早めに更新できたのだっていつもより短いからじゃない」

土星「大変なんだぞ!? Word1ページ書くのがどれだけ大変か分かってんのか!?」

ジェフ「まあまあ」

土星「元凶がなだめるな!」

ポーラ「では話も纏まったところで最初のコーナー!」

土星「纏めるな!」


土星「おのれ……。では「今回のお話について」。はいまずはプー」

プー「今回のスターマンには驚きだな」

土星「ああ、スターマンのあの立ち位置はもうこの作品を考え始めた時から大体決まってたんだよ。これからどうなるのか。はいポーラ」

ポーラ「ネスったらスターマンなんかとあんないい感じに……。帰ったらどうなるかわかってるのかしらねぇぇぇ……」

土星「はは……。ん? ええとネスから今連絡が入りました。帰ったら暫く旅に出ます……? ……はいジェフ」

ジェフ「次回は信二君の過去話なの?」

土星「まあな。信二の魔法学校での話しになるな。あとゲップーとの戦いで使った「戦火の咆哮」のことも遂に分かるぞ」


ポーラ「絶対に逃がさない……」

土星「まだ言ってんのか」

ジェフ「あはは、ネスも大変だねぇ」

プー「ジェフ、そうは言っているが俺たちも危険だぞ」

ジェフ「え?」

プー「よく考えてみろ。ネスにはテレポートがある。世界中どこだって逃げられるんだ。しかもネスは旅が終わった後も旅をしているんだ。つまり俺たちが行っていないところにもいける。そしてネスを見つけられいとそのとばっちりを受けるのは……」

ジェフ「……、今のうちにネス捜索機でも作っておくか」

土星「ネス……、ご愁傷様」

プー「それでは次は懲りずに行うこのコーナー」


土星「MOTHERあいうえお作文コーナー! 今回のお題は「バナナ」です」

ポーラ「MOTHER3の重要人物の大好物ね」

土星「その通り。はいまずはポーラ」


ポーラ「「ば」かだな……」

ジェフ「「な」みだっていうのは」

プー「「な」がす為にあるんだ……」


ポーラ「キモい!!」

土星「うるさい! そんなこと分かっとるわ!!」

ジェフ「なんでこんなのにしたの?」

土星「ネタ帳失くしたんだよ」

プー「じゃあ今回は即席なのか」

土星「そういうこと。まあ一応文章になってるからいいんじゃないか?」

ポーラ「だからってこれは無いでしょ。見てよこれ。まだ鳥肌立ってる……」

土星「お前かなり酷いな!!」

ジェフ「そんなこんなで今回のおまけコーナーは終了です。いかがでしたでしょうか?」

プー「感想は感想掲示板に書いてくれ。出して欲しいキャラがいる場合もそっちに」

土星「次回のお題は「タカのめ」です」

ポーラ「魔境での必須アイテムね」

土星「それでは」

全員「「「「さらば!!」」」」

魔法先生と超能力生徒の友情物語 魔法先生と超能力生徒の友情物語二十三話「信二の過去」

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