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仮面ノリダーTHE FIRST in ネギま 予告(仮面ノリダー×テッカマンブレード オリ有) 投稿者:蟋蟀男 投稿日:04/08-01:19 No.15

予告



時を超え、時空を超え、あの男が帰ってくる! そして物語は原点へ・・・・・・



バウゥゥゥゥン!



一台のミニバイクのエンジン音が響き渡る・・・・・・



(BGM 仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ)

―ジョッカー秘密基地



「ここか・・・おのれジョッカーめ・・・今度は一体なにを考えている・・・」



ノリダーはまるで迷路のような基地を歩いていた・・・

最近になって活動を再開したジョッカー、なにをするつもりかは知らないが、きっとロクでもないことだとノリダーは踏んでいた。



「まったく・・・ジョッカーめ、もう少し簡単なつくりには出来んのか!」



かれこれ、基地に迷って一時間・・・探し求めている司令室は今だに見つからない・・・



「くそぅ・・・ん?」



何かの機械音が聞こえてくる・・・耳を澄ませば、戦闘員の皆様の威勢のいい掛け声も聞こえてくる



「むむ・・・よく聞こえないなぁ・・・」



壁に耳を当てるが、ヘルメットが邪魔をして上手く聞き取れない・・・これは困った・・・だが、困った時には・・・



「チビノリダー! 頼むぞ!」

「うん・・・え~とね・・・」



カプセルからチビノリダーを出現させると、変わりに壁に耳を当てさせる。

なにかを聞き取ったらしく、うんうんと頷いていた。



「なにかわかったか?」

「うん、なんでも転送装置を使って、僕たちがいないであろう世界へ飛んで、そこで世界征服を企むって・・・」

「なんだか、スケールがデカイな・・・それより俺たちがいないであろう世界とは一体・・・」



おもむろにノリダーは座禅を組む(一般的には一休さんのポーズとも呼ばれるポーズを取る)

だが、よくわからない・・・見かねたチビノリダーが解説を買って出た。



「ノリダーは馬鹿だな。 つまりはパラレルワールド、平行世界ってことだよ。 これは可能性の世界・・・簡単に言うと、もしもの世界だよ。 もしも、僕たちが改造人間じゃなかったらとか、女の子だったらとか、いろんなもしもの世界の一つに飛んでしまおうってことさ。 ジョッカーはその世界の一つ、自分たちが存在していない世界へ飛んで、僕たちの手が届かないことをいいことにその世界を征服するつもりなんだよ! 理論的にはパラレルワールドへの移動は可能だけど、この漫才組織がそこまで技術力があったなんて、思わなかったよ。 まぁ、タイムマシンの原理でもあるティプラー・シリンダーの原理を応用すれば・・・だけどそんな超高密度のエネルギーをどうやって・・・物体は光の速さを超えることは出来ないし、重力を使うにしても・・・・第一、相対性理論が役に立たない・・・いまはそんなこといいや。 

兎に角! 奴等はとんでもないことを実行しようとしているんだよ!」



チビノリダーが何故、こんな事をしっているのか、ここではそれに触れることはない。

ノリダーは一瞬唖然とするも、兎に角大変なのはわかったので、壁をノリダーパンチで破壊する。

最初からそうしてれば早いものを・・・



「どぅえ~い! ジョッカー、貴様らの企みはたとえお天道様が許そうが! この仮面ノリダーが許さんぞ!」



ノリダーとチビノリダーは戦闘員の皆様を蹴散らし、転送装置の下へと辿り着く。



「戦闘員の田中さん、三村さん、近藤さん、置田さん、他多数の皆様、御免ね!」

「御免ね~」



わざわざ、敵に謝らなくていいのではあるが、ここは心が優しいノリダー・・・敵にだって気を使うのだ! だが、それが彼の油断でもある・・・



「ラッコラッコ~仮面ノリダー! 遅かったようだな、転送装置はすで作動しているのだ! ラッコラッコ~」



ノリダーが戦闘員の皆様一人一人に謝っている隙を突いて、蘇ったラッコ男が転送装置を作動させていた・・・ノリダーは止めようとするも、遅かった・・・転送装置は作動し、ジョッカーをパラレルワールドへと転送してしまった・・・だが・・・ジョッカーの誤算は、ノリダーを一緒に転送した事だった・・・・・・眩いまでの光の道が続く・・・ノリダーとチビノリダーはどうする事も出来ない・・・・・・しかたないので、流れに身を任せる。 次第に光の先が暗くなってきた。 出口に出るようだ・・・



「ノリダー、通常空間へでるよ。 だけど気をつけて、なにが出るかわからないし、どんな物がいるもをわからないから」

「あぁ、よし! ノリダージャァァァァッンプ!」



二人は出口へと跳躍する・・・そこで彼等が目にしたのは、ジョッカー怪人なんぞ可愛らしく思える、異型の怪物とそれに立ち向かう少女だった・・・



次回予告

ジョッカーの転送装置により異世界へと飛ばされた我等がノリダー。 そこで怪物に追い詰められた少女を助ける・・・そして、ジョッカーの恐るべき計画が侵攻する。 

次回、恐怖ラッコ男 ノリダー痲帆良に立つ

仮面ノリダーTHE FIRST in ネギま 仮面ノリダーTHE FIRST in ネギま1話

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