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第11話 拳の流儀 料理の心① 投稿者:クローンウィング 投稿日:03/25-00:43 No.2170  

リュウオーン講堂爆破事件の起きた夜 


深夜、倉庫を横切り走る二つの影があった。月の出ぬ夜ゆえに姿かたちを見ることはできない。もともと倉庫付近というものは電気の類など無いに等しいのだ。

「おい、ワニ公。急げ!」
「ベルベル!!」

そんな暗闇の中、持てるだけのダンボールを抱えて麻帆良を疾走する影が二つ。
横幅のあるその影達は自分達のサイズすれすれの狭いコンテナとコンテナの間を通ろうと必死に走る。

だが走る影達を追う、これまた二つの影があった。
影は倉庫の屋根を伝い、飛び、まるで忍者のように闇を舞う。

「ハッ!」
「トウッ!」

追う影たちは追われる影たちの前にアクロバティックに着地した。
闇夜に舞っていた追う影の二人はA4サイズの紙を二枚取り出し、それを追われる影に見せ付ける。

「トリノイド12号 ヤツデンワニ。中級オルグNo27 炭火焼オルグ………だな?」

両手の前で腕を組み、渋い声でしゃべる影。其の手には暗くて定かではないが、先ほどのA4の紙………おそらく手配書の類が握られているのだろう。

「悪いけどねぇ、あんたらには死んでもらわなきゃいけないんだ、っと!」

少年の声でしゃべる影。彼は再び華麗に飛ぶと、逃げられないようにターゲットの後ろに回った。

正面と後ろを敵に挟まれ、両脇にはコンテナの壁。

ハサミ撃ちをしようとする二人は、ダンボールを持った影にその魔手を伸ばそうと、じりじりと近寄る。

そのとき、月が雲から現れ、月光が四つの影を照らした。



驚くべきことに4つの影は全て、人間の形をしていなかった。

月光に姿を曝した初めの一体は、その服装から中国に出てくる妖怪のキョンシーを連想させる。顔には白い仮面を被り、額から突き出たカマキリを模した銀の飾りが目に付く。
その眼窩からは一筋の光も見えてはいない。
4人の中で一番人間に近いが、その動きや気配、ほのかに漂う死臭が人間のソレとはかけ離れすぎている。

もう一体は小さい頭部と、それに比例するが如く巨大な二つの複眼。まるで昆虫のような顔つきに弁髪と中国服というアジアンテイストな服装。
少年の声と気だるげな仕草が目に付くが、その実隙が無い。

二体は構え、ダンボールを持つ別の二体に襲い掛かろうと迫る。

一方の追われる側の姿も変わっていた。

一体は、人で言う腹の部分にワニの顔を持ち、頭に電話を載せた怪人。だが、恐ろしい
外見とは裏腹に、動きがコミカルでそれほど恐ろしいと感じさせない。

もう一体は体中に赤ん坊の腕ほどもある炭を針の様に刺している怪人。ハリセンボンを黒くして手足をつけた生き物というのが表現するに妥当だろうか。なぜか顔に網焼きを被っている。
頭に生えた二本の黒い角が鬼………オルグであることを示している。

そのオルグとワニに弁髪の昆虫顔が言った。

「一応、聞いといてあげるよ。遺言の類はある?」

気だるそうに、まるで朝食のメニューを尋ねるかのようにあっさりと。
だが、ワニと鬼はそれを聞いても別段怯えもせず、ダンボールを抱えたまま何やら妙な動きをとり始めた。

「………ついに開放する時がきた! 今まで出番を見ることのなかった、この受話器の力……!」

ワニの怪人は、そういうと、勿体つけた動作で、自分の頭に設置された受話器をとろうと動く。
だが………。

「馬鹿! 逃げるぞワニ公!!」

そういうと、黒い怪人は体を独楽のように回転させた。
ギュルギュルと怪人の体から煙が、そして物凄いで勢いで体に張り付いていた備長炭が中国二人組に向けて飛んでいく。

「炭団ミサイル! (煙幕迷彩付き)」

炭団(たどん)とは木炭をふのりで固めたものを、こぶし大のサイズで丸めた物。主に燃料として使われるそれを、黒いオルグは弾丸として打ち出し、ついでに煙で周囲の視界を遮ってから逃げ出した。

「ゴホッゴホッ! くそっ! 逃がすな! 追え!」
「命令すんなよ。マキリカのおっさん」

奴らの体型からいってコンテナを飛び越えるのは無理だろう。
そうなると、自分達の脇をすり抜ける以外に道はない。
自分の脇を抜けたら、即座に敵の息の根を止めてやる、と気配を探る二人。
だが、脇から気配は感じ無い。煙が晴れた。

「………やられた! ジンギ! 見ろ!」

マキリカと呼ばれた白仮面は空を指差す。ダンボールを抱え、鈍重そうな二人組はなんと………コンテナを軽々と飛び越え、夜の闇に消えようとしていた。

「ベルベル~ン バハハ~イ!」
「アバよ~! 坊主共!」

ジンギと呼ばれた昆虫顔と、マキリカは怒りの声を上げて二つの影を追い立てる。


物語はここから始まる。








第11話  拳の流儀 料理の心




誰も通っていない、寂しい道を歩く少女が一人。

「ふぅ」

柄にもなくため息をつく少女。
麻帆良学園女子中等部 出席番号12番 古菲。

彼女は今朝、学校にて衝撃的な事実を知らされた。
いや、正確に言うと麻帆良の市民、ほぼ全員がその事実を衝撃として受け止めた。





学園長 近衛近右衛門から告げられた言葉。

「諸君、聞いて欲しい。 この学園に……いや、この星にといってもいいじゃろう。とてつもない危機が迫っておるのじゃ………」

学園長が話した言葉は荒唐無稽を通り越して、もはや話として破綻しているものだった。

曰く。とてつもないテロリスト集団がこの地に潜伏していること。
そして、そのテロリスト集団が麻帆良を日本の地から特殊な力を使って隔離していること。
自分達が魔法使いと呼ばれるものであり、その事実を今まで秘匿し続けていたこと。

なぜ、この話をこのタイミングでしたのか?それは切に生徒と市民の安全を思ってのことだという。今は外を出歩くのが危険なため、外出を控えてほしい。こちらもなるべく早く手を打つから。

その際に流された,ヒドラー兵や形容しがたい怪物たちの映像に多くの市民が震え上がった。だが、映像を見るまでもなく、その事実を知っているものも大勢いた。
先のバッカスフンドによる巨大スクリーンからの映像中継を見聞きしているものが何人もいたのだ。映像を作り物だという者もいなかった。
彼らの内の何人かは魔法使いに封じられていた記憶………ヒドラー兵に襲われた忌まわしい過去を、映像を見ると同時に思い出したから。

人々の反応は様々だった。
麻帆良に住んでいた自分の運を嘆く者。
隠蔽していた事実を知り憤る者。
現実を受け入れられず呆然とする者。
全てを受け止め絶望する者。


そして、それでも尚、希望があると信じる者。





集会は終わり、人々は寮や集団生活をしている場所へと戻る。
都市部のあちこちを爆破されているため、自分の家ですらも安全とはいえないのだが。


だがそれでも、古菲はこの時点ではまだ『何とかなるだろう』と考えていた。

元来自分は考えるのが苦手である。分からないことに頭を悩ませるならば、自分自身を鍛えてその悩みを払拭すればいい。
それが彼女なりの考え方だ。

だが、帰宅途中に友人である龍宮真名から告げられた言葉は彼女の心をえぐった。

「クー、連中とまともにやりあうな。奴らは鍛えてどうこうできる問題じゃない」
「!」

ショックだった。実力は自分以上の戦士 龍宮真名からの忠告。
自分では勝てない。大切なものを守れない。

「………私は……」

家路に向かう足を止め、鞄を道に放る。
ザッ、と音を立てて構え。
目を閉じる。

呼吸をして体に酸素を送り、体を巡る血液の流れを感じる。

気とは流動を主体とするもの。
流れる雲を象徴とするそれは、古菲の学ぶ中国拳法において根源を指すものである。

(私は………この地が、みんなが大好きアル)

「ハッ!」

力強く打ち出した拳が空を切る。

「セイッ!」

(思いだけでは………何かを守ることはできないアルか?)

蹴りが舞う落ち葉を捕らえた。

しかし、それだけの技を持って尚、先ほどスクリーンに映された怪人には遠く及ばない。

古菲は集中し、ひたすら鍛錬を積む。
だが……その力は、その想いは、まだ不十分。
みんなを守るにはもっと強くならなければならないのだから。

そして彼女がいつしか帰宅途中ということを忘れ鍛錬に没頭しはじめてしまったころ、タイヤが地面を擦るような音が聞こえた。

「………?」

古菲は音のするほうを見た。
屋台を引いて物凄いスピードで爆走するオヤジが………こちらに突撃してくる!!

「んな!?」

珍妙な声を上げた古菲はあわてて、突っ込んでくる屋台を回避した。
頭に車を載せた奇怪な生き物が三体ほど屋台にたかっている。先ほど、スクリーンに映った怪物。車ヒドラー兵の姿。


古菲の頭の中で、アルマーニのスーツを着込んだ龍宮検事が怪人を相手にせず、親父さんをつれて撤退すべきだと主張する。

くーふぇい弁護人は『異議あり!』と叫んで、龍宮検事と、ついでに今頭の中で開廷している脳内妄想をまとめて鉄拳でぶっ壊す。

彼女は単身、怪人の額……正確には自動車部分のフロントガラスを脳内妄想と同じように粉砕した。

最も目の前で、罪のない人が襲われていたら、助けてしまうのが古菲の人柄。
我らが龍宮隊長はこうなるのはあらかじめ予測できていたのだろう。

戦っているうちに先ほどの悩みが馬鹿らしくなってきたクーは、「何とかなるアル。おっけー、おっけー」と先ほどの悩みを払拭した。


実に単純である。





やがて、というか数分もしないうちに自動車顔の怪人は動かなくなった。

動かなくなっただけで彼らの目に当たるヘッドランプがチカチカしていたり、口にあたるボンネットから『♪ヴッヴッヴッヴ』という変な音が聞こえたり、終いには全員がフロント部分から水とワイパーを出して割れた顔(フロントガラス)の掃除を始めたりするので、なんだか表現しがたい異様な空間を造ってしまったが、とりあえず戦闘は終了した。

古菲は目の前の惨状から目を背け、親父さんと屋台の無事を確認しようと振り返る。
見ると、親父さんは屋台にこもり、何やらごそごそしている。近寄って見ると「おい、出てくんじゃねぇ」とか、「だって狭いんだも~ん。ベルベル」とか変な声が聞こえてきた。

「おじさん。どうしたアルか?」
「!? いや、なんでもねぇよ!? おうよ、何にもねぇともさ。ただちょっと商売品のニワトリがうるさくてな、店を開く前に、切り分けておこうかってな………」

しどろもどろの親父さん。ちなみにどんな料理を出す屋台であれ、鶏を生きたまま運ぶ屋台なんてのはない。少なくともこの麻帆良には。

古菲は屋台の脇に『焼きとり、串焼き、おでん』と節操無く書かれている三本ののぼりを見つけ、ついでに屋台の屋根に『焼きカレー始めました・文左衛門』と書いてあるのを見ると首をかしげた。

「……随分いろんな料理を出してるアルネ。こんなにバラバラのメニュー出して味のほうは大丈夫アルか?」
「聞き捨てならねぇな……俺の料理の腕にケチ付けようってのかい?」

いままで、やたら挙動不審だった親父さんの顔が古菲の一言で豹変した。
彼は腕をまくり、鉄串を取り出すとそのまま華麗な手つきで獲物を串にはめ、勢いよく炭火で焼き始める。

途中で塩コショウやたれを塗り、再び焼く。
………あたりにたまらなくいい匂いが立ち込め始めた。

そういえば、まだお昼ご飯食べてなかったアル。などと、古菲が思っている間にいつの間にか焼き鳥の乗った皿が差し出される。

「助けてもらった礼だ。俺の料理が美味いか不味いかはこいつを食ってからきめてもらおうじゃねぇか」

古菲は物怖じせずに、いただきます、と手を合わせて、焼き鳥の串にかぶりつく。
肉汁が彼女の口の中にじゅわっと広がった。

その焼き鳥を入れた口から飛び出る言葉はただ一つ。

「う、美味いアル!!」
「そうか、そいつはよかった。………そいつはよかったが、次回は口の中の物飲みこんでから言ってくれな。食いカスが宙を飛ぶからよ」

顔の周りに飛んだ食べかすを拭きながら親父さんは言った。
古菲はコクンと頷くと、何も言わずに食事に集中する。年頃の少女とは思えないスピードで串が口の中に消えていく。

やがて空っぽのお皿と串だけが残った。

「ふ~、ご馳走さまアル」
「はいよ、おそまつさん」

古菲はポンポコとお腹をさすると、親父さんに話しかけた。

「親父さん、この当たりじゃ見ない顔ネ。最近こっち来たアルか?」
「おうよ、しばらくは店を引きながらこの町をあちこちまわるつもりでぃ。もっとも警察に許可取らなきゃいけねぇんだがな」

ふ~ん、と古菲がどこか違和感を覚えつつも相槌をうったその時だった。

「お腹へって限界。ああ、匂いの残り香でよだれがでちゃう。あばばば」

………変な声が聞こえた。

「……おっちゃん。今の声……」
「に、ニワトリだ。ニワトリ。ちょっと錯乱してるニワトリだ!」

人語を話すニワトリなぞいない。
それに錯乱しているのはどう見たって親父さんのほうだ。
やたら足を動かしている。ついでにいうと親父さんが足を動かす度に「ぐえ」とか「ぎゃぼ」とか変な声が聞こえる。

「おっちゃん、なんでそんなに足元を蹴りつけてるアルか?」
「え…えくささいず……だ」

エクササイズの発音が間違っている。
もはや語るに落ちた。

古菲と親父さんが沈黙をまもること数秒。
そして………。


「もうげんか~い!! ワニも何か食べる~~!!」

屋台の一部と沈黙を突き破って、陽気な珍獣が現れた。
彼は、当然のように古菲の隣に座ると、『つくねと砂肝、2本づつ塩で』とのたまう。

「………」

思考停止と現実逃避を同時に行った古菲は……。

「……おっちゃん。私にも同じの」

とりあえず、もう一度食べてからこの状況を考えることにした。






「………」

そして、モンスターとなじむ古菲を見つめる影が二つ。

マキリカとジンギ。

彼らは音もなく少女達に忍び寄る。


果たして……彼らの命は?


Side DA

機械人バラモビルは手下の車ヒドラー兵に号令しながら、都市部を破壊していた。


「ハッハッハッハ! もっと派手にぶっ壊せ~!!」
「ブッ壊セ!」
「ブッ壊セ!」

彼は今、使命に燃えていた。皇帝陛下バッカスフンドに自分の有能さを認めてもらい、こんどこそ悲願である『車人間帝国』を作るのだ。
すでに彼の脳裏には車人間帝国の映像イメージまで出来上がっていた。

「へへ………っへへへへ……うひひひひ」

その内容を想像したのか、彼はギリギリと歯車をきしませて笑いながら、自分のまたがった白いセダンをボコボコと叩く。

「へへへ……へへへ」
『ジャキン』

妄想に酔っていた彼は、いつの間にか四人の戦士が自分を囲んでいるのに気付かなかった。
背後から日本刀を突きつけられて、脳内から帰還したバラモビルはいつのまにか自分が囲まれているのを知る。

怪人は、ただ一言「あれ?」と呟いた。

「バラノイア怪人 バラモビル! 『異世界侵略罪』『器物破損罪』 の現行犯で逮捕する!」

デカレッドの言葉にバラモビルは想像以上のリアクションを見せた。

『プロブワァ!』などと叫び、乗っていた車から転げ落ちる。
起き上がった彼は周りを見回すが、ついさっきまで自分と一緒に暴れていた怪人たちは一人残らず撤退していた。部下の車ヒドラー兵もである。

どうやら、雑兵の知能を上げたのがかえって仇になったらしい。

バラモビルは正面を見た。
紅い宇宙警察官がいる。

右を見た。
ティラノサウルスの戦士がいる。ごっついバスターソードなんか持って。


左を見た。こっちにもティラノサウルスの戦士がいる。彼の持ってるロッドがガシガシと
強力そうなアゴを開いたり閉じたりした。

最後に後ろを見た。
日本刀を持った赤い大鷲がいる。



バラモビルは黙って両手を揃え差し出した。
手錠がおろされ、彼の体にスーツが被せられる。

プライバシー保護ではなく、バラモビルを見て、小さい子供達が泣き出さないようにとの配慮から。

彼は超たちの待つ本拠地に連行される。

「知ってること、洗いざらい喋ってもらうからな」

背後のバルイーグルにそう言われ、怪人は肩を落とす。
なんというか、四人の戦士に連行されるバラノイア怪人の背中は煤けていた。





Side RYO

「ここはどこだ?」

戦士は召喚され、目を開けた。
みると、自分の前には『超包子』と書かれた看板。
そこからのれんを上げて、一人の少女が現れ、頭を下げた。

―初めまして、亮さん ですね?―

おとなしそうな話し方に青年は好印象を抱く。

「初めまして、えっと君は?」

少女の名は四葉五月。
青年の名は亮。





古菲と怪人二人組
亮と五月。
本来なら出会うべき人物は異なるはずだった。この組み合わせ。
果たして麻帆良に希望を取り戻す光となるのか?




次回予告

怪人に恐怖する人々。迫害されるヤツデンワニと炭火焼オルグ。
その二人に刺客たる、マキリカとジンギ そして新たな怪人が迫る!

次回 麻帆良レンジャーズストライク!!

拳の流儀 料理の心②


お楽しみに!!



今回の新規登場

トリノイド12号 ヤツデンワニ (爆竜戦隊アバレンジャー)

植物のヤツデ、電話、ワニを合体させたトリノイドという怪人。
最初はアバレンジャーに牙を向く敵だったが、なし崩し的にいつの間にか味方になっていたという怪人。よくヨダレを垂れ流す。


中級オルグNo.27 炭火焼オルグ (百獣戦隊ガオレンジャー)

人に料理を振舞うのを生きがいに感じる料理人。人間態に変身でき、普段は「文左衛門」と名乗っている。料理を粗末にしたり、自分の料理をバカにされると激しく怒る。



アサシン星人ジンギ (特捜戦隊デカレンジャー)

凄腕の殺し屋。金次第でどんな依頼でも請け負う。ただ、本人は殺し屋ではなく、自らをイレイザーと呼称する。中国拳法と必ず殺す秘伝の技を持っているがその技を見た者はほとんどが消されている。

リンリンシー マキリカ (獣拳戦隊ゲキレンジャー)

邪悪な拳法、臨獣拳アクガタの一派 臨獣マンティス拳を操る怪人。
人々の悲しみや苦しむ顔を見るのが大好きな悪党らしい悪党。
ちなみにリンリンシーとはもとは死人であった者。
嗅覚が鋭い者は彼から死臭が嗅ぎとれる。 

リュウレンジャー (五星戦隊ダイレンジャー)

天火星を守護星とする戦士。本名は亮。
中華料理店でコック見習いとして働く。得意料理はギョーザ。
赤龍拳と呼ばれる拳法を操る。23歳。

麻帆良レンジャーズストライク!! 第11話 拳の流儀 料理の心②

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