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第8話 鬼の苛立ち僕の意地! 投稿者:仮面ライダーマンティス 投稿日:04/08-19:24 No.2229
デンライナー内
ぞろ目の時間(午前12時12分12秒)が間近だったこともあり良太郎とハナは一旦デンライナーで落ち合うことにした。
「このバカモモ!!」
ドカッ!
「ゲフッ!何しやがんだこのハナクソ女!いっとくけど先にケンカうってきたのはあいつらだぞ!」
モモタロスが刹那たちと戦ったことを聞きモモタロスに対し右ストレートをおみまいするハナ。
「相手はこの学校の警備を担当する魔法生徒なのよ?その娘たちにいわせればアンタなんか不審者以外の何者でもないんだから警戒して当然よ!ああんもう!できればそのうちこの時代の魔法使いたちにも協力を要請しようって考えてたのにアンタのおかげで台無しよ!」
「魔法使いって・・・ネギ君みたいな?」
昨日のことでネギが魔法使いだとは聞いていたがそれ以上にインパクトのあることが多すぎて驚きそびれたといった感じである。
(あれ・・・?とゆうことは刹那さんたちも魔法使い・・・?)
「ええ、あの子はまだ修行中みたいだけどこの時代の腕利き魔法使いならイマジンとだってやりあえるだろうし色々バックアップもたのめるかなってね・・・まあ、それはおいといて今はアスナちゃんたちだよね。多分イマジンはアスナちゃんたちのことを狙ってる・・・。」
一旦呼吸を整えハナは話を続けた。
「・・・契約者はよっぱらてて自覚ないみたいなんだけど、目の前にイマジンが現れたとき『2年A組の成績の悪い娘たちをなんとかしたい』ってお願いしたらしいの・・・」
「・・・あれ?でもそれだとどうしてアスナちゃんたちが危ないの?ていうかイマジンが勉強教えるの・・・?」
一瞬頭の中でイマジンが黒板にものを書きながらいそいそとバカレンジャーたちに授業をしている姿を想像する良太郎
「ううん、多分イマジンは『なんとかしたい』を『始末すればいい』って解釈してると思う・・・あいつらはどんな形であれ望みをかなえればいいんだから・・・」
彼らの目的はあくまで過去へ飛ぶこと例えかなえた願いでその人間がどうなろうと・・・いやかなえたといえないような形でも彼らは一切気にしないのだ。
「そんな・・・」
「とにかくその図書館島まで急ごう!」
「・・・・そうだね」
そういって降りる準備をする良太郎
「へへっ、イマジンが現れたらとっとと俺を呼べよな?今度こそあのウサ公を倒して・・・「よばないよ」・・なぬっ!?」
モモタロスの言葉を途中できる良太郎、その口調には静かな怒りがこもっている。
「・・・女の子相手にケンカしてケガまでさせちゃうような奴と戦いたくないんだ・・・」
「なっ・・・!さっきもいったろうが先に仕掛けてきたのは・・・「それでも、急に襲ってきたわけじゃないんでしょ?それに僕たちは男なんだよ?・・・女の子は守ってあげないと」・・・うう・・」
例え自分より強くても良太郎の中では極端な話気の弱いのどかも気の強いアスナも電王と戦えるほど強い刹那や真名も“女の子”なのだ。
そしてそんな女の子相手に暴力を振るうような輩は良太郎にとって最も軽蔑する人間なのだ。
「僕のことはいいよ・・・ひどい目にあうのは慣れてるし勝手に体を使うのもそんなに怒ってない・・・でも女の子が傷つく所なんて見たくないよ・・・」
「・・・へん!なら勝手しろい!」
・・・・・
数分後・図書館島前
「あわわわ!どうしようどうしよう?」
深夜の図書館入り口でハルナとのどかは慌てふためいていた。
「のどかちゃん、ハルナちゃん」
とそこへ近場で降りた良太郎とハナが駆けつける。
「あれ?良太郎っち・・・それにえーと?」
ハルナの視線は良太郎の隣にいるハナに向けられた。
「えっと・・・い・従兄弟のハナさん!べ・勉強教えてもらいたくてここにきたんだけど・・・」
苦し紛れのうそでごまかそうとする良太郎だがハルナの目は以前ニヤついていた。
「そっか~、いやー良太郎っちもすみにおけない・・・って、それどこじゃなかった!大変なのよ!」
そうしてハルナたちは話し出した。成績の悪いバカレンジャーが起死回生をはかり『魔法の本』なるものを探し図書館島の奥へ行きどうやら見つけることはできたらしいがそれ以降通信が途絶えたということ
(マズイ・・・なんとかあのイマジンが見つける前に探し出さないと)
状況が最悪に近いことにあせるハナ
「・・・もしかしたら・・・スグ見つかるかも!ぼくについてきて」
一方良太郎は心当たりがあるとばかりにハナたちをつれてある場所へ向かった。
「B30F直通・・・?なにこれ?」
つれてこられたのは図書館島の隅のほうにあるエレベーターの前だった。
「・・・小学校5年生くらいのとき、夏休みの読書感想文でつかう本を探しにいったらどういうわけかおっこっちゃって気がついたらすごく広い半分水に埋もれた図書館があって・・・」
という何気にとんでもない武勇伝をなんでもない顔で語る良太郎
「そ・それってまさか幻の地底図書室じゃあ・・」
「あ・あの探検部の間でも伝説と言われた図書館に運の悪さだけで入ったの!?」
大学部の人間でも入れない最深部のさらに奥にあるという幻の図書館にそう考えても一階で事足りる本を探してたどりついちゃった良太郎に驚くのどかとハルナ・・・
「うん・・・そのあと二日位したら高畑さんが助けに来てくれてそのときこのエレベーターを使ったんだ。」
「さっすが良太郎っち!負の人生経験なら誰にも負けないね!」
「よ・・よく生きて帰れましたね・・・」
(てゆーか・・・良太郎って子供のころからそんなに運がないの!?)
感想は三者三様ではあるがとにかく道はつながった!
「僕とハナさんが降りるからのどかちゃんたちは人を呼んできて」
「ふ・二人だけでいかれるんですか!?」
「えっ!?やめたほうがいいって!ただでさえ危ないのに良太郎っちがいったりしたら・・」
心配するのどかとハルナ、だが・・・、
「うん・・・、ありがとう。でもダメなんだ・・・僕が行かないと」
恐ろしさを胸にしまいこみ、毅然とした表情でそう返事する良太郎
「「・・・えっ・・・?」」
そういってエレベーターに乗る良太郎とハナ、
「・・・びっくり~、なんか良太郎っち別人みたいだったね~」
「う・・うん・・・あんな顔の良太郎さん始めてみたかも・・・」
「うん・・・ちょっと格好よかった・・・かな?」
・・・・・
地底図書館内部
「・・・とにかく、ココが脱出困難な場所であることは確かです。」
「ほわ~そらこまったな~」
「ど・どうするアル!?それじゃあ期末に間に合わないアル!」
「そ・それどころか私たちおうちに帰れないんじゃ・・・」
「あわわわ、み・皆さん落ち着いてください!」
(も~~~お、何でこうなるのよ!?本はとりそびれるし、分けわかんない場所には落っこちるし、頼みのネギは魔法使えないし、わたしゃ良太郎か!?)
夕映の説明を聞き混乱するネギたち、そしてそんな彼らを見守るものが・・・
(フォッフォッフォ・・さあここからが正念場じゃぞネギ君?)
先ほどゴーレムに変装し、ネギの最終試験を見守る学園長である。
だが彼らにとって本当に深刻な脅威はもう目の前まで来ていた。
「(と・とにかくみんなを落ち着けないと・・・)皆さん落ち着いて・・「見つけたぞ!」・・・えっ?」
シュタン!
ラビットイマジンが現れた!
「きゃああ!なにあれ!」
「う・ウサギの化け物アルか!?」
「こ・これも図書館島の伝説でござるか夕映殿?」
「い・いえ・・・」
現れる怪物に驚く一同
「な・なんでこいつがいんのよ!?」
「も・・・目的は何ですか!?」
イマジンを見た経験のあるアスナとみんなを守らなくてはという気持ちに駆られたネギがみんなの前に出る。
「そこのガキは関係ない。俺はある男から貴様らバカどもの成績を何とかしてほしいという願いを受けた。」
「なっ!?」
「だがバカは死ななきゃ直らん!よって貴様らを始末する!」
むちゃくちゃな理屈でイマジンはブーメランを構える!
「バカバカいうなー!」
「イヤー!私たちバカのせいで死んじゃうの~!?」
「こんなことならもっと勉強しとけばよかったアル~!」
などと突っ込みを入れる余裕があるんだかないんだかわからないバカレンジャー
(どどどどうしよう・・・良太郎さんが来るまで僕がみんなを守らないと・・・)
(さて、拙者もこのような化け物とは始めて対峙したでござるがいかように戦おうか?)
(ああんもう・・・良太郎ーーーー!)
「覚悟はいいな・・・死・・「ま・・待て!」・・・!・・」
とそこに現れたのはプラットフォームに変身した良太郎だった!
「チッ!しつこい奴め・・・!」
そういってバカレンジャーから電王に狙いを定めるラビットイマジン!
「えっ!?何?味方なの?」
「ど・どうやらそのようですね・・・信じられない話ですがどうやら町でうわさの仮面の男のようですね・・・」
(って!なんでその姿なのよ!?それじゃあアンタは・・・)
「みんなこっち!」
と遅れてきたハナが自分たちが来た道へとつれてゆこうとする。
「ハナさん!」
「皆早くいって!あの怪物は僕が抑えるから・・・」
そういって腰がひけたファイティングポーズをとる電王
バカレンジャーたちもひとまずハナのいる安全圏に移動し電王の戦いを見守った。
「食らえ!」
シュルルルル・・・
ザシュン!
「わああああっ!」
ながられたブーメランが見事にヒット、一発でダウンする電王
「う・ううっ・・・」
それでも再び立ち上がり突進しようとするが、
「フン!」
ドーン!
今度は強靭なキックを食らわせるラビットイマジン、どう見てもプラットフォームが劣勢である。
「はわわ・・どないしよ」
「マ・マズイアルよ!あの仮面の男全然戦いなれてないアル!」
「うむ、どういうわけか並みの人間以上の力ではあるが動きがまるで素人でござるな・・・」
「どうしよう・・・このままじゃ・・」
・・・・・
デンライナー内
(~~~~~)
リアルタイムで戦いの様子を見ているモモタロスはイライラを募らせる。
・・・・・
「フフフ、事情はわからないがどうやらその状態では満足に戦えないようんだな?」
圧倒的有利にすでに勝利を確信するイマジン
(・・・う~む、ネギ君の最終試験がとんでもないことになったのう・・・はてさてあの仮面の男や怪人、どうみるか)
現状が把握できない学園長はネギたちの身をあんじつつひとまず観戦した。
「ちょっとちょっとハナさん!なんで良太郎あのままなの?」
皆が電王の戦いを見ている間、ハナに小声で話しかけるアスナ
「それが・・・・」
ハナは良太郎が怒っているわけを話した。無論、ハナはこの時点では刹那たちがクラスメートだとは知らなかったが、
「てわけなの・・・」
「・・・あのバカ!・・」
そういって良太郎に駆け寄るアスナ!
「ちょっと良た・・・じゃなかった・・アンタ!意地張ってないで早いとこバカモモ呼びなさいよ!死んじゃうわよ!?」
「アスナ?あの人のこと知っとるん?」
「あ・・アスナちゃん・・・逃げて・・」
すでにフラフラな状態の良太郎だったがそれでも懸命に立ち上がり挑んでゆく
「逃げてじゃないわよ!ああんもう!どうしてアンタはそう昔っから変なところで意地っぱりなのよ!」
目に涙が溜まるアスナ、それでも懸命の戦う電王
「もうやめてえな!死んでまう!」
「あの人・・・まだ戦うの・・・?」
「どう見たって勝ち目はありません。なのにどうして・・」
「恐らく・・・我々のためでござろうな・・・古、いくか?」
そういって楓は隠していた手裏剣を構える。
「あったりまえアル!あんな根性ある男、みすみす見殺しにはできないネ!」
そういって臨戦態勢をとる二人、他の者もまた、自分のために勝ち目のない敵と戦う電王をおいて逃げるという気持ちにはなれずにいた。
ダーーーン!
「わあっ!」
ガクッ!
何発目かのキックが命中、倒れる電王
そこへ、
<おい!いい加減にしねーと死んじまうぞ!?俺を呼べって!>
「・・・・・」
自分を出せと必死に主張するモモタロス、しかし、良太郎は耳を貸さない。
<~~~~!、ああもうわかった!もう二度と女とケンカはしねーし怪我もさせねえって誓う!だから俺を呼べ!!良太郎~~~!!!>
自分の行いを反省し悔いるモモタロス、その言葉に良太郎は・・・
<・・・・ごめんなさいは・・・?>
<・・・・え”・・・?>
思いもよらぬ言葉に一瞬固まるモモタロス
<ごめんな・・さいは?>
<~~~~だぁん、もう・・・ごめんなさ~~~い!!>
シュウウウン・・・・
負けを認め力いっぱい謝るモモタロス、そしてかれはデンライナーから姿を消し・・・
ピッ、
<SWORD FORM>
シュウウウン・・・
カシャン!
良太郎とひとつになった!!!
「俺、ようやく参上!!!」
力いっぱいポーズをとる電王!
「あっ!見てなんか換わった」
ソードフォームを指差すまきえ
「ほんまや!なんや急に強そうになった!」
(((ホッ・・・)))
心のそこから安堵するネギ・アスナ・ハナ、
「フン!いまさら出てきても遅いわ!」
シュルルルル
ブーメランを投げるラビットイマジン、しかし!
カシャン!
ヴウウゥン!
パキン!
「何!?」
電王は素早くデンガッシャーを組み立て自分に向かって飛んできたブーメランを叩き折った!
「いまさらもクソねえ!いったはずだぜ、俺は最初っから最後までクライマックスだってなあ!!」
ザシュン!ザシュン!
これまでの鬱憤を晴らすかのように怒涛の攻撃を見せる電王!形成はたちまち逆転した!
ドカン!
何度かの斬撃でラビットイマジンを吹き飛ばしパスを構える。
「今日の必殺技はスペシャルでいくぜ?」
ピッ、
<FULL CHARGE>
「俺の必殺技、パート2α(アルファ)---!!!」
シューーーーン!
いつもより“気持ち”はやい赤い刃が横一文字に向かってゆく!
「ぐぐ・・・とお!」
シュターーン!
以前と同様に空中にジャンプし回避するラビットイマジンだが・・・
「だかそれはもう古い!」
シューーン!
刹那とに戦いのときのように真上に振り上げた!
「ぐわあああ!!」
たてからの一撃を受け叫ぶイマジン、そこへさらに
「もういっちょおお!」
シューーーン!
さらにその刃を振り落とす電王!
「ぎやああああ!」
ドカーーーーン!
すでに致命傷を受けていたがここでダメだしの一撃が入り、ラビットイマジンは空中で爆発した!
<・・・同じじゃん・・・>
「へへっ、」
良太郎のつっこみは気にせずモモタロスは満足げだった。
「「「「「勝ったーーーー!」」」」」
そしてそんな電王の勝利を心から喜ぶバカレンジャーたち!
・・・・・
翌日午前6時・地上エレベーター前
そこにはハルナたちが誰かを呼びにいこうとしたところ会った高畑と真名がいた。
「それじゃあ僕と龍宮君で中に入るから君たちは帰るんだ。いいね?」
そういってエレベーターが地上からくるのを待つ。しかし、
ピーン
「!!」
「外に出れたーーーっ!」
開いた扉の中からはこれから探しにいこうとした良太郎やネギ、バカレンジャーがのっていた。
「////あっ、高畑先生!どうしてここへ?////」
アスナが目の前に高畑がいることに驚く、
「あっ・・・いや、それより君たちこそケガはなかったか?地底図書室に落ちたんだろ?」
「アハハ、確かにとんでもない目にあったアル・・・」
「でもでも!途中でかっこいい仮面のヒーローが助けに来てくれたんですよ!」
大興奮で話すまきえ、どうやらすっかり電王のファンのようだ
「仮面の・・・ヒーロー?」
その言葉に驚く高畑と真名、昨晩の様子を見る限りとてもヒーローという言葉に一致するとは思えなかった。
「でもあの後走ってどっかいってもうたんや」
「そうかい・・・、ところでどうして君たちはここにいるんだい?」
(((((ギクッ!)))))
となる一同、高畑は決して怒っていなかったがいいにくいことであるのは確かだ・・・。
・・・・・
「なるほどね、それで君たちはその魔法の本をどうしたんだい?」
終始怒ることなく事情を聞いた高畑、しかし話に出てきた本は誰も持っていないようだった。
ネギはその質問に対し、
「あの本は・・・置いてきたんだ。もう一度自分たちの力でがんばろうって!」
「///あの仮面の人ががんばってるのを見たらなんだか恥ずかしくなっちゃって・・・///」
「『成すべきことをすべてやって、人は始めて神にいのることができる』・・・おじい様の言葉を忘れていました。」
「まだ時間もあるしギリギリまでがんばろうって皆で決めたんです!」
プラットフォームの勇姿を見て、皆の心にがんばるという気持ちが芽生えた。そして、そんな彼女たちを見て高畑は優しく微笑んでいた。
「そうかい、じゃあ皆それに備えてもう寮にもどりなさい。後のことは僕がやっとくから。」
「「「「「はーい!」」」」」
こうして、大変な一夜は開けバカレンジャーたちは帰路についた。
「でもホンマおどろいたな~、何やったんやろなあの怪物と仮面の人?」
「悪の怪人とそれに立ち向かう正義のヒーロー・・・でしょうか?それにしてもあまりにも非現実的な・・・」
「いいな~、私も見たかったな~、ねえねえ、良太郎っちも見たの?」
「あ、あの・・僕ずっと階段でへばってたから・・・」
真実はこうである。
敵を倒す→その場を去る→回り道をしつつ皆より先に螺旋階段の途中まで上りへばったふりをする。
「ええ~、良太郎っちかっこ悪~、ちょっとときめいて損しちゃったジャン!」
「いいすぎですよパル!」
「しかし、今回無事に上までこれたのは良太郎殿のおかげでござるな」
「うん。あっ、じゃあ僕こっちだから」
そういって良太郎はその場を去った。
(ハア・・・全く心配ばっかさせて・・・・)
走り去る良太郎を見ながらアスナはちょっとあきれていた
(う~ん疲れた~)
皆と別れ良太郎は昇る朝日を見ながら家に向かっていた。
<おい良太郎>
(モモタロスどうしたの?)
独りになった良太郎に話しかけるモモタロス
<////い・いや・・さっきの戦いなんだけどよう、・・お前、見かけによらず根性あるじゃねえか。ちょっと見直したぜ////>
少し照れた調子でしゃべるモモタロス
(そうかな?)
<////ああ、まあそれに免じてっつうかその・・・モモタロスって名前なんだけど、ま・まあ呼んでもいいっつうかな・・・か・感謝しろよ?////>
(うん、これからもよろしくねモモタロス)
クスリと笑い返事をする良太郎。
体はヘトヘトだがこのモモタロスの元気をもらった気分であった。
ちなみに学年末試験はバカレンジャーたちの努力が身を結び晴れて学年一位となる!
ネギはこうして正式に担任となり良太郎も成績は悪かったが無事に正式に編入、何気に卯堂の願いも叶ったりした。
・・・続く・・・
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