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魔法先生と狩人先生~HR~ 投稿者:骸 投稿日:07/21-11:43 No.958

ここは自然あふれる世界・・・
草食竜が歩み・・・
二足歩行の猫が走る・・・

そんな優しい世界・・・

また、優しい側面と同時に・・・
小型の肉食竜が駆け・・・
凶暴な甲殻類が潜み・・・
醜悪な牙獣種が唸りを上げる・・・

厳しい側面を持つ世界・・・

しかし、この世界を象徴するのは他でもない・・・

・・・飛竜
空を舞い、地を駆け、海を泳ぎ、ある時は溶岩の中を闊歩する・・・
強大な力を持つ食物連鎖の頂点に存在する種族・・・

飛竜を凌駕し天災に匹敵する被害をもたらす・・・
風を、炎を、雷を身にまとい・・・
一般の龍とゆうイメージを大きく外れた姿を持ち、時には山岳に匹敵する巨体を持つ・・・
謎に包まれし古龍種・・・

そして・・・
強大な彼らに闘いを挑み続ける人間・・・
狩人(ハンター)と呼ばれる強者達・・・

この物語は時に優しく、時に厳しく、冒険にあふれた世界で生きる狩人が主役の物語・・・

【魔法先生と狩人先生】
~HR~『開幕』

ハンター達に聖地とされるココット村
そこには一人のハンターが滞在している

彼の名は≪ゼロ≫

男性 19歳 独身 彼女募集中(ぇ

近接良し、遠距離良しのオールラウンドなハンターである

つい数ヶ年前まで駆け出しだった彼も飛竜を狩り続け
古龍の討伐にも複数回成功し、英雄と呼ばれる存在になっていた・・・

そんな彼は現在・・・

「暇だ・・・」

ベッドの上で腐りかけていた・・・

「イャンクックは禁猟だし・・・他の飛竜は場所が遠くて移動費を考えると割に合わんし・・・古龍は居な・・・これは良いか・・・メンドイ・・・最近は釣りと採集しかしてないからなぁ・・・体が鈍りそうだ・・・」

・・・良い感じに腐っている・・・
どうやら、ここ数年の忙しさがデフォルトだったために現状が退屈で仕方が無いようだ・・・
何よりも彼の若さが怠惰な日々を否定しているため退屈度が倍増している様だ

「外に出て気分転換してくるか・・・」

クシャナシリーズと呼ばれる古龍種『クシャルダオラ』の甲殻などを素材とした防具を身に纏い
巨大な狩人笛『大鐘シェンガオレン』を腰に下げて立ち上がり、回復薬などの道具類を鞄へと詰め込む

「飛竜や古龍を狩るわけでもないから爆弾はいらねぇな、万が一遭遇した時のためにペイントボールと閃光玉は入れておくか」

全ての準備を整え!ドアを開けて!いざ!と・・・ゆうところで・・・・

「・・・・は?」

不可思議な風景を目の当たりにする・・・

別に目の前に飛竜が居眠りしているわけでもない・・・
キ○キ○親父が踊っているわけでもない・・・
ましてや空中から落下して屋敷に突っ込んで弓兵として戦わなければいけないわけではない・・・

目の前に森が広がっているのである・・・
一見すると何が不可思議なのか解らないが・・・

この玄関から森が見える事はありえないのである・・・
彼の借りている家の玄関から見えるのはココット村の雑貨屋で無ければならない

だが、彼の目の前には・・・

樹、樹、樹、樹、樹・・・葉の緑と幹の色だけである・・・

「訳わかんねぇよ・・・おい・・・」

辛うじてフリーズは免れたが、混乱しているようだ・・・

仲間に斬られても吹っ飛ぶだけで済んだり、狩っても狩っても無限に出てくる雑魚・・・

様々な不可思議を見てきた彼でも混乱する異常事態

そしてなによりも・・・

「痛ッ・・・何だ・・・頭痛が!? グッ・・・地球?日本? 何だ!?この知識!?」

世界観の違いが大きすぎるための緊急措置・・・
世界が異物に知識を植え込む・・・
俗に言う
『神の気まぐれ』
『天使の悪戯』
『作者の都合(黙れ』

「はぁ・・・はぁ・・・此処は異世界ってか? ぁ~・・・頭痛が酷くなってきた・・・」

狩人生活で培った凄まじい痩せ我慢を発揮したが
異世界における常識などの膨大な知識を植え込まれグロッキーに陥る
本来ならば・・・この時点で状況の判断と知識の整理を行いたいところだが・・・
そうは行かないのが世の常だ・・・

「貴様!何者だ!」

お約束の金髪ロ「氷爆!」 グハァ!?

・・・・・・(自己再生中)

・・・失礼・・・我らがエヴァンジェリン様の御登場です!

既にお気付きの方も・・・否、気付いてなければおかしい!

そう、ここは摩帆良学園・・・しかも!彼の家は!
エヴァンジェリン宅から十数メートル程しか離れていないのだ!

さて、彼は如何にして現状を打破するのか?
また、ブランクが長すぎて駄文しか書けず!ご都合主義に走る馬鹿はどのように物語を進めるのか?

次回を待て!

魔法先生と狩人先生 魔法先生と狩人先生~作者の言い訳~と、主人公設定(仮)

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