HOME  | 書架  | 

当サイトは「魔法先生ネギま!」関連の二次創作投稿サイトです。ネギま!以外の作品の二次創作も随時受け付け中!

書架

[]

魔法少年 ネギまくん! プロローグ 投稿者:桜ヶ丘水瀬 投稿日:06/28-01:23 No.816

ここは、地図にも載っていない南海の孤島・パプワ島。
今、この島で奇妙な現象が起きようとしていた・・・・・・・・













魔法少年 ネギまくん!(魔法先生ネギま!×南国少年パプワくん)
        
               プロローグ







「今日こそは秘石をいたたくべ!!!シンタロー!!!」
「あ?」
「『あ?』じゃないっちゃ!!!今日こそは秘石をいただくっちゃ!!」
金色の髪の大きな筆を持った青年と忍者の格好をした青年が、「シンタロー」と呼ばれた黒髪長髪の洗濯物を干していた青年に戦いを挑んできた。
黒髪の青年はいかにもうっとおしそうな目で二人を見ていた。
「ミヤギ、トットリ。あのさ、俺お前たちみたいに暇じゃないんだけど?洗濯干して家掃除してあいつらの飯も作らないといけないし・・・」
「お前は元・ガンマ団、ナンバーワンの威厳というのはないんか!?」
「ぼくらだって早く秘石持ち帰りたいのに・・・・」
シンタローの気だるそうな答えに異議を唱えるミヤギとトットリ。
「と、いう訳で・・・」
何がと言うわけか分からないが、ミヤギはとっとと早く勝負を付けたいのか背中に背負っている巨大な筆を出した。
トットリも構える。
「生き字引きの筆!!」
「能天気雲!!!」
通常なら技を言ったと同時に必殺技が炸裂するはずだが、その寸前で・・・・・
「眼魔砲!」
「「なっ!!!」」
見事シンタローの眼魔砲の餌食になりミヤギとトットリは明後日の方向へと飛んでいってしまった。
明後日の方向へ飛んでいった二人を見送ったあと、シンタローは再びやりかけていた作業を再開しようとするが・・・・



「!?」
シンタローの方めがけて炎が放たれる。シンタローに当たる寸前でシンタローは避ける。
「----随分と趣味が悪いじゃねぇか、アラシヤマ!」
シンタローは森の影に隠れていた人物に向かって叫んだ。
するとその影から蝙蝠を肩に乗せた青年が現れる。
「流石は元ガンマ団ナンバーワン。けど、今のあんさんはわての敵やおまへんなぁ。」
「てめーもぶっとばされてーか!?」
「ふふ。ぶっとばせるもんならぶっとばしてみぃ。今のわては無敵どすからなぁ。」
「お前のその自信はどこから来るんだよ?」
シンタローのツッコミを無視してアラシヤマは手から炎を出す。
負けじとシンタローも手の中に気を溜め込む。
いつお互いが技を出すのか二人とも様子を窺っていた。
静寂が走る。
風が強く吹いた時、アラシヤマの肩に乗っていた蝙蝠が勢いよく肩から離れた。それを合図に二人が同時に技を繰り出した。




「眼魔砲!!!!!!!」
「平等院鳳凰堂極楽鳥の舞!!!!!!」



二人の必殺技が激しくぶつかり合う。
強大な力の押し合い引き合いに二人の顔からは汗がしたたり落ちる。
と、その時だった。



カッ!!!!!!!!



「な、何や!?」
「何なんだ・・・・あの真っ白い光・・・・?」
二人の必殺技のぶつかっている場所から別の光が発生し、その光は段々と大きくなっていった。
いきなりのことに驚く二人。
その光は大きくなったと同時に、周りのものを飲み込んでいった。
「!?」
「なっ・・・・・!!!!」
「キー!!!???」
「な、なんだっちゃ!?この光・・・・・・」
「!???」


その光は眼魔砲を食らって戻ってきたミヤギ・トットリとアラシヤマ・蝙蝠のテヅカくん、そしてシンタローを飲み込み・・・・消滅した。




辺りに静寂が戻ってきた。
だが、青年たちと蝙蝠の姿は先ほどまでの場所には無かったのだった・・・・・





:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



「------ですーーーか?」
「んぁ?」
少年の声でシンタローは目を覚ます。
「大丈夫ですか?」
シンタローが目を開けるとそこには可愛らしいメガネを掛けた小学生の男の子がシンタローの顔を覗いていた。
ふと、シンタローの弟のコタローの幻覚を見てしまう。







「コタロ――――――――――ッッッッッッ!!!!!」
「う、うわ~~~~~~っっっっ!!!!」





シンタローは鼻血を出しながら少年に抱きついてきた。驚く少年(当たり前だが)
と、寸前でシンタローは正気に戻る。
先ほどまでいたパプワ島と全く違う景色が目の前に広がっていたからだ。
シンタローは冷や汗を流しながら少年に尋ねる。
「ねぇ?ここ、何処?」
シンタローの問いに少年は笑顔で答えた。






「はい。ここは麻帆良学園といいまして・・・・・」
「まほらがくえん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッッ!?」




シンタローの叫びは学園中に響き渡っていた。








続く。



:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


あとがき

はじめまして。桜ヶ丘水瀬と申します。
今ツボに嵌っているパプワくんとネギま!のクロス小説を書かせていただきます。
メインはシンタローでお送りしますが、伊達衆も原作同様(?)大活躍(??)致します。
始めはシンタローたちは別々の場所に飛ばされてしまいます。そして関わる生徒たちも違います。特にアラシヤマは共通点満載キャラと行動を共に・・・
え?お前好きなキャラ同士ただくっつけただけだろ?・・・・はい、そうです(をい)
では、少々至らない点があるかとは思いますがよろしくお願いいたします。

魔法少年 ネギまくん! 魔法少年 ネギまくん!第一話『麻帆良に現れた夏男(+刺客軍団)』

  HOME  | 書架top  | 

Copyright (C) 2006 投稿図書, All rights reserved.