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第六幕 『ネギ先生、危機百発!?』 投稿者:笹谷蟹 生 投稿日:04/14-11:31 No.307
○月▽日 晴れ
今日、またアスナさんにひどいことをしてしまった(トホホ)
なんとかアスナさんに喜んでもらおうとホレ薬を作ってみたんだけど……
それがまさか、あんなことになるなんて……(以下略)
ネギ・スプリングフィールドの日記より一部抜粋
協力:K.A.氏
『魔法先生と紅蓮の聖竜騎士~X-EVOLUTION ANOTHER~』
第六幕『ネギ先生、危機百発!?』
「はあ――――――」
昼休み。
ネギは中庭で、盛大な溜息をついていた。
「どうしよ――またアスナさんを怒らせちゃった……」
事の顛末は至極簡単なことで、要するにまたクシャミで風の魔法が暴走、
明日菜の制服を吹き飛ばしてしまった、とのことだ。
……しかし、着任してから制服の弁償が立て続けか。ネギ、財布の中身は大丈夫か?
「ふう……どーしよ」
そのとき、偶然か否か、ネギの鞄から何かが零れ落ちた。
「ん―――?」
拾い上げてみると、それは―――
「こ・これは!? 昔、おじいちゃんがくれた『魔法の素 丸薬七色セット(大人用)』!?」
それは試験管に入った、数個の色とりどりな丸薬だった。
恐らくは、ネギのことを気遣った、姉のネカネによる配慮だろう。
「そうだ! これがあればホレ薬みたいのを作れるかも!!」
(お姉ちゃん、ありがとう!)
心の中で姉に感謝しつつ、ネギは早速準備にとりかかろうと、場所を移動した。
―――全ては、この小さな親切が原因だった。
丁度同じ頃。
「ふっ……っ~~~ん……漸く終わった~~……」
職員室で、グレンは大きく伸びをしながら、凝り固まった関節をほぐした。
何をやっていたのかと問われれば、唯のデスクワークなのだが、グレンのしていた仕事は、他の職員とは少し異なっていた。
「ふむ……今月に入って出現率は2割減った、か……」
パソコンに映されたグラフを見ながら、グレンは呟いた。
―――そう。
麻帆良学園に現れた、デジモンの出現率、有効な対抗手段、等々。
こうしておけば、向こうがどのような算段を立てているかをある程度予測できる。
何よりグレン一人では、学園全体をカバーしきれない。
故に、“魔法先生”や“魔法生徒”達への、『デジモン対策』が必須なのだ。
契約内容にはそこまで含まれていなかったが、自分はデジモンに関して唯一知識を持っている者で、何より関係者だ。
協力して貰うのはコチラなのだから、当然の義務である。
「しかし………やはり学園内近辺を、重点的に出現しているな……」
幸い、麻帆良の協力が迅速なおかげで、如何にか一般生徒達などには危害や被害が出ていない。
(この学園に、何かある……? 判らんな、奴らは一体何を狙っているんだ?)
そう自問していたとき。
「―――グレン先生?」
「―――っッ!?」
唐突に背後から声を掛けられたので、反射的にファイルを最小化、もの凄い勢いで振り返る。
「どうしたんです? グレン先生?」
「あ……何だ、高畑先生でしたか。脅かさないで下さいよ」
声の正体が高畑先生だと気付いて、心臓をなだめつつ再びファイルを開く。
「ああ、すいません……それが、昨夜の?」
「ええ……『ウィルス種』、『鉱物型』……『ゴーレモン』です」
小声でグレンはそう言った。
画面には、鉱物を繋ぎ合わせた様な、巨大な土人形の姿が映っていた。
―――ゴーレモン。
古代禁呪法のデータから産まれたとされる、偶然の産物。己の意思を持たず、主の命令のままに行動する、デジモンだ。
「ということは、“ゴーレム”と一緒と考えて良いんですね」
「ええ。また見かけることがあったら、昨夜のように容赦なく」
因みに昨夜、このゴーレモンと遭遇したのだが……………高畑先生の“豪殺 居合い拳”により、一撃で粉砕されました。
その威力は、おもわずグレンが、目を白黒させた程だ。
(“カンカホウ”、と言ったか? ……技の原理はよく判らなかったが……人間、鍛えれば何でも出来るのだな)
……鍛えるとかそういうレヴェルではない気がするのだが。
因みに、それについて高畑先生の説明は、以下のようなものだった。
『相反する二つのチカラを合わせて放つ―――まあ“ヘ○・ア○ド・ヘ○ン”みたいなものですよ(笑)』
………あんまりだろ、そんな説明は(悪いのは私なのだが)。
それはおいといて。
「それじゃ、この報告データを学園長に」
そう言うと、グレンはフラッシュメモリを抜いて高畑先生に手渡した。
「判りました。渡しておきますよ」
胸ポケットにしっかり入れる高畑先生。
「で、学園長からは何か連絡は?」
「いえ、まだ大きな手掛かりは……」
「そうですか……」
(まあ、焦っても仕方ない。だが、必ずシッポを掴んでみせる)
己にそう言い聞かせ、グレンは思考を“騎士”から“先生”に戻した。
「……えっと、次の国語の授業は……」
「ラス・テル・マ・スキル・マギステル……」
始動キーの呪文と唱えつつ、ぐつぐつと煮えた液体に、例の丸薬を砕いて入れる。
「『いざ、生ぜん、恋の媚薬よ(アゲ・ナスカートゥル・ポティオ・アモーリス)』!!」
ボンッ!! と煙を吐いて、ついにそれは完成する。
「ケホコホ……で、できた!!」
何やら少し怪しい色合いをしているが、これが普通なのだろう。
……しかしアニメで確認したら、これを「実験後のフェノールフタレイン液じゃねえ?」と思ったのは
筆者だけであろうか(だけだろな)
「これを飲めば人間はおろか、あらゆる異性にモテモテに……アスナさんきっと喜ぶぞ!!」
なにはともあれ、子供先生は喜び勇んで駆け出していった。
2-A教室。
今現在、教室では数名の生徒が談笑したりしていた。
「アスナさん、アスナさーん!」
元気よく教室の扉を開けるネギ。
「……また来たわね、ネギ坊主」
対して明日菜はそれを横目で確認し……おおっと、青筋たてていらっしゃる。
当然だ。故意ではないとはいえ、人前で下着姿にさせられたのだ。怒らないほうがどうかしている。
「何の用よ」
「う……実はできたんですよ、アレが!!」
明日菜の剣幕に一瞬怯むネギだが、そこは男の子。どうにか言葉を続ける。
「アレ?」
「ホレ薬です、ホレ薬。作ったんです!」
言って、容器の蓋を外す。
中には、例の「フェノールフタレイン液もどき」が。
だが明日菜は、それを見るなり席を立つと、踵を返してネギから離れた。
「あ、待ってください! 本当に効くんですよ、これ」
ズンズン……
「いらないって言ったでしょ」
ズンズンズン……
「本当なんです! ダマされたと思って、ちょっとだけでも……」
ズンッ!!
「そんなに言うんなら―――」
明日菜は素早く薬を奪うと、
「あんたが飲みなさいよ!」
「はもごっ!?」
ネギの口に突っ込んだ。ご丁寧に鼻まで摘まんで、だ。
「間違えてパンツ消したりするような奴の作ったモノ、飲むわけないでしょ!」
「うごご、ウゴウゴ」
ネギは苦しそうにもがき、
「ゲホッ、コホッ……あうえー」
やっとこさ飲み干して、ゲホゲホと咳き込んだ。
「うう……ハッ! アスナさんダメです! 僕を見たら薬の効果で――」
だが、明日菜は何ともない。
「ホラ、何にも起こんないじゃない」
「あれ……おかしーなー」
首をかしげるネギ。
「何のつもりかは知らないけど、そんなことじゃキゲン直さないわよ」
「や、やっぱりそうですよね。ゴメンナサイ……」
すっかりしょげかえるネギ。
(でもおかしーな……一体何処を間違ったんだろう?)
ネギ自身として、これは絶対の自信作だった。
思考してみるが、思い当たることは何一つ無い。
「ネギ君……」
「はい?」
声に反応して振り向くと、そこには木乃香の姿が。
だが、様子が少しおかしい。
「ネギ君ってよく見ると……なんかスゴイかわえーなー」
まるで熱にでもうかされた顔をして……
「ん~~~~(^^)」
いきなりネギを抱きしめて、ぐりぐり~~と頬ずり。対するネギは顔があわわわ、だ。
「ちょ、ちょっとこのかさん!? なにをやってるんですか!?」
当然、ネギに『ゾッコンラヴ』ないいんちょ―――“雪広 あやか”が黙っているわけもなく、
「先生に対して、そのようないかがわしい行為……を―――」
ズンズンと詰め寄って……
「先生、どうぞコレを……」
壊れた。
……っていうか、何処から出したよ? その花束は……ああ、自分の背景の花か。
「え!?」
二人の異様な行動(約一名は元から)に、明日菜は驚いた。
(まさか……)
思った矢先、
ドーン!
「ぅわ!?」
「先生コレ食べてー! 家庭科で作ったのー」
「先生コレもー! ちょうど子供用の服、作ってたところで……」
「私もー」
チアガール三人組の猛攻!(違) 哀れ、ネギは三人に服を剥かれかかっている。
跳ね飛ばされた明日菜はというと、
(き、効いてる――っ!? 本物だったのか……ちっ)
……っていうか、止めてやれよ!
「――ん? どうした? やけに騒がしいな」
……おお、グレン、いいところに。さあ、騒ぎを止めるんだ!
「―――って、君達!? 何をやってるんだ!? 止めろ!」
さすがに問題ありありな光景を見たグレンは、三人を引き離し、
「っは!!」
その一瞬の隙をついて、ネギはスルリと逃げ出した。
そのまま廊下を全速ダッシュ!
これがいけなかった。
「「「「待って~~ネギ先生―――!」」」」
「っ!? どわあ―――!?」
女子中学生にあるまじき力でグレンは弾かれ、
「!? いだだだだだだだ!!?」
思い切り踏まれまくった。
「グレン先生!? 大丈夫!?」
「か、かふらざか~~? どふなってるんら~~?」
踏まれた所為か、呂律が回ってないグレン。
「じ、実は……」
「ハッ…ア、アスナさん!? ネギ先生を何処へ~~」
「うぐぐ……くるし……やめ……」
完全に極まったあやかのチョークスリーパーに、もがく明日菜。
「やめろ、雪広」
ズビシッ
「あ……」
首筋にグレンの当て身がヒットし、一発であやかは昏倒した。
「……それで、何が起こった? 神楽坂 明日菜」
こめかみを押さえながら、赤毛の教師は尋ねた。
「「「「ネギ先生―――ッ!」」」」
追いかけっこは続いていた。
「アスナさん助けて―――っ!!」
叫べど援軍は現れず。
「「「「ネギ先生―――ッ! 待って~~!」」」」
追いかける敵(違)は去らず。
「わ―――ん!」
ネギは疾走を続ける。
「―――すると何か? その“変な薬”をネギ先生が飲んだら、皆ああなったと?」
「は、はい! そうなんです」
(変っていうか、ホレ薬なんだけど……)
この際、どうでもいいことだ。
(でも、グレン先生も関係者だったなんて……)
内心、明日菜は驚いていた。
担任の二人とも、魔法関係者だという事態。これは異常だ。(厳密に言うとグレンは少し違うが)
「兎に角、ネギ先生を探そう。神楽坂、授業まであと何分だ?」
「えっと……あと、25分くらい」
「ギリギリになるかもしれんな……よし、急ぐぞ!」
一方その頃のネギ。
「ハァ、ハァ、ハァ……ど、如何にか、撒けた、かな……?」
可愛そうに、ネギは息も切れ切れだ。
ちなみに今、ネギがいるここは、体育館を少し行った所にある、休憩所周辺の草むらの中。
古典的な隠れ場所といえども、馬鹿にはできない。何故なら成功確立は70%以上なのだから!(何を根拠に?)
「魔法で薬の効果を消すなんてことは、難しいし……」
他に持ち物といえば、いつも首から提げている、ペンダントぐらいしかない。
例の、赤い結晶体が埋め込まれているペンダントだ。
「薬の効果は――あと20分もある……ハァ―――困ったなぁ……」
ネギは大きくため息をついた。
「仕方ない……今は誰もいないみたいだし、この隙に逃げよう」
そんな時だった。
―――ふニん。
「? ……なんだろ?」
ネギは首をかしげた。
「何か踏んで……」
ガサガサッ!
「ぅわあ!?」
その時、ネギ特派員(?)が見たものとは――――!?
「神楽坂! そっちはどうだった?」
「全然ダメ。先生は?」
「こっちも見つからなかった」
「ハア……まったく、世話の焼けるガキなんだから!」
(フ……素直じゃないなぁ……)
文句を言いながらも、協力してくれている明日菜を見て、グレンは悟られないように、クスリと笑った。
「もう時間が残り少ないな……」
時計を見ると、残り10分を切っていた。
「そろそろ見つけないと拙「ふわ―――――ん!!」この声は!?」
「ネギッ!?」
二人は急いで、声のする方へ駆け出す!
「ネギ!」
「あ! アスナさ~~ん!」
明日菜の姿を認めると、泣きながらネギは明日菜の後ろに隠れた。
「ち、ちょっとネギ! いきなりどうしたの?」
「へ、変な動物に襲われて……い、今も追いかけてくるんですぅ!」
ネギの言っている意味がよく分かっていない明日菜は、首をかしげるしかなかった。
「変な動物?」
「あ、アレですよ!」
「え?」
ネギが指した先を視線で辿った刹那、眼前に白い物体が飛びかかってきた。
「きゃ……」
あまりに突然だったので、思わず眼を瞑る。
バシンッ!!
だが、いつまでたっても、衝撃は襲って来ない。
「……え?」
明日菜がゆっくりと眼を開くと、
「フゥ……危ないところだった」
「グ、グレン先生……」
グレンが飛んできた物体を、片手で受け止めていた。
「――! フニ! フニ――!」
「おおっとと」
それは奇声を発しながら、グレンの手の中で暴れた。
大きさはバレーボールほどで、まん丸の白いボディ、おまけのように生えた短い手足、
クリクリとした目と触覚のようなものが二本。
「何? これ……」
恐る恐る手を伸ばす明日菜だったが、
「――ぅアウッ!!」
「危な!?」
危うく、噛み付かれそうになり、手を引っ込めた。
「な、何よこの生き物!? カワイイ割にスゴイ歯!」
「……どうやら、“迷い子”みたいだな」
「え!? グレン先生、この生き物のことが分かるんですか?」
「ん、まあな。元々こっちが専門だから」
事も無げにグレンは言う。
「じゃあ、俺はこのコを元いた場所に返すから、二人とも「ああ! ネギ先生 いた~~!!」へ?」
一難さってまた一難。ぶっちゃけありえない!
つい最近まで話題の、某白黒変身少女の黒い方がいたら、間違いなくそう叫んでいただろう。
「うわ―――――ッ!?」
「「「待って~~センセ~~!!」」」
「ちょっと、ネギ~~!?」
スベテハ、フリダシニ、モドル。
ただ一人、グレンだけがその場にたたずんでいた。
完全に人の気配が消えたことを確認すると、グレンは、
「やれやれ……おい、もう良いぞ」
と、虚空に呟いた。すると。
「……どうも、すみません」
――― 一対の翼をもった天使が現れた。
「……“監督不行き届き”じゃないのか? こんな小さな子供を」
「すみません、『騎士』様のお手を煩わせてしまいまして……」
天使――『ピッドモン』は、本当にすまなさそうに頭を下げた。
「まあ、そんなに気にするな。今度からはちゃんとすれば良い」
ハイ、とグレンはピッドモンに幼年期の子供を手渡した。
「では、我はまだ野暮用があるのでな、失礼」
「ハイ、それでは」
そう言うとピッドモンは、お辞儀をして光に消えた。
それを見届けた後、グレンは頭を掻きながら、言った。
「やれやれ……あの『トコモン』もホレ薬に惹かれてきたのか? それとも――」
“他の何かに惹かれてきたのか?”
「真逆、な」
その問題は一先ずおいておくことにして、グレンはネギ達の後を追いかけた。
「―――! 神楽坂!!」
「あ、グレン先生!」
明日菜が、何やら扉の前で立ち往生していた。
「どうした?」
「中にネギと本屋ちゃんが居るみたいなんだけど、鍵がかかってて……」
「何?」
試しにグレンも、ガチャガチャとやってみるが、扉は開かない。
扉の向こうからは、
「み、宮崎さん、ダメですよ……!!」
とか、
「先生と生徒がこういうことしちゃいけないって……!!」
とか、ネギの悲鳴に近い叫びが聞こえる。
事は色んな意味で、非常に良くない。
(…………仕方ない、鍵を“斬る”―――!!)
と、【グラム】を出そうと、グレンが意識を集中させ―――
「こ―――――――のネギ坊主っ!!」
―――る、瞬間より速く、明日菜が動いた。
「何をやっとるか―――――――――――――ッ!!!!」
武術家もビックリの、華麗な回し蹴りが、
バキィッ!!
扉を、簡単に吹き飛ばした。
「なっ!?」
「わ―――――――っ!?」
…………っていうか危ねぇっ!?
「ア、アスナさん!! 危ないですッッ!?」
…………咄嗟に魔法障壁を展開していなければ、死ねる。つーか確実に死ぬ。
「あ、本屋ちゃん! ………じゃなくて、宮崎さん!」
明日菜は謝罪と共に声をかけたが、のどかはすでに気絶していた。
「―――全く……ホンッットに世話が焼けるんだから……!」
「あ、ありがとうございます、アスナさん! 助かりました……」
「とりあえず、本屋ちゃんを保健室へ―――「ちょっと待て、神楽坂」?」
グレンは、真面目な顔つきで明日菜を呼び止めた。
「君は一つ、重大なことを忘れている」
「え? 忘れていること? 何でしたっけ?」
グレンはポン、と明日菜の肩に左手を置き、
「トビラを――――直せッ」
右の親指で、破壊された図書室の扉を指差した。
「ええ~~~~~~~~~~~~~~~~!!?」
キ~~ン コ~~ン カ~~ン コ~~ン
無情にも、授業開始を告げる鐘が鳴り響いた。
つづく
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あとがき
明日菜「ハァ~~~……今日は散々な目にあったわ……」
……ご苦労さま。大変だったね~~
明日菜「アンタの所為でしょ!? アンタが余計な文章、最後に追加するからッ……!!」
……いだだだだだ!? 止めて!
某正義超人の伝家の宝刀『タ○ーブ○ッジ』は止めて!! 死ぬ! マジ死んでしまいます!!
ネギ「アスナさん! ダメですよ!! 作者さんがこれ以上ダメになったら、誰がこのSSを書くんですか!?」
……おお、ネギクン、それはそれで何だか微妙なセリフだぞ……
って! イタイイタイ!? ギブギブ!! 折れるゥ~~!?
明日菜「……」
ポイッ!
明日菜「まあ、これぐらいで許してあげるわ」
……か、かたじけのうゴザル………(虫の息)
ネギ「……と、いうわけで次回!
『魔法先生と紅蓮の聖竜騎士 ~X-EVOLUTION ANOTHER~』
第七幕 『対決! 白熱? スーパードッヂ!』
お楽しみに!」
グレン「…………ところで、デジモンとのクロスの割に、殆どデジモンが出ていないんだが……」
……大丈夫! 『図書館島』編ではしっかり出すから!
一同「「「大丈夫かなぁ…………(-∧-;)」」」
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