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プロローグ 投稿者:地狼 投稿日:03/31-22:10 No.2196
麻帆良の悲劇(喜劇?)・・・・プロローグ
その日、GS横島忠夫は所属する事務所の所長であるGS美神令子達と共に除霊の依頼を受けとあるホテルに来ていた
「横島君」
「なんっすか?美神さん」
「ねぇ、なんか変な感じしない?霊力とはまた違った力の感じが」
「いえ、べつに[おね・・・・がい・・・・・だれか・・・・・・たす・・・・・けて]?今なんか聞こえませんでしたか?」
「?別に聞こえなかったけど」
「気のせいっすかね?」
その時近くを散策していたおキヌ達が戻ってきた
「美神さ~ん、こっちのほうに大きな引っかき傷のようなものがあるんですけど」
「どう見ても妖としか思えないんだけど臭いがなんか今までの妖と違うような気がしてしょうがないんだけど・・・・バカ犬はどう思う?」
「だれがバカ犬でござるか!!しかしタマモのいうとおり拙者も今までの妖と違うような気がするでござる」
「ふ~ん、ともかくここでじっとしてても意味ないしちょっといってみましょう、おキヌちゃん案内して」
「はい、こっちです」
数分後
「これがそう?」
「はい、間違いなくこの柱です」
そこにはこのホテルを支えている要の柱一本であろう大きな柱にまるで大きな獣が引っかいたような大きな爪の後が残っていた
「なにかしら、なんかとてつもなくいやな予感がするんだけど」
「気のせいじゃないっすか?だいたいこんな大きな傷をつけられる爪を持った妖がどうやって姿も見られずにこのホテルに侵入できるって言うんですか、それこそ瞬間移動でもできない限り無理ですよ」
「でも美神の感ってこういうときだけはよく当たるはよね」
「・・・・・・・・・・・・タマモ頼むからそういうことは言わないでくれ不安になってくる」
「そのとうりでござる、そういうのはいわぬがは[グルルルルル]・・・・な」
ギギギギギっという擬音がつきそうなまるで壊れたブリキのおもちゃのように一同は今しがた聞こえた音のほうへと振り返った
「グガァァァ」
そこには不気味なうなり声を上げながらたたずむ異形の怪物が口?と思われる部分から唾のようなものを振りまきながらこちらを見ていた
「え~と、どちらさまでしょうか?」
ドカァ
「なにべたなボケやってんの!!にげるわよ」
「イエス、マム!!」
みごとなシンクロで返答した一同は全力で逃げ出した
「ちょっと何なのよあの怪物は!!」
「しりませ~ん!」
その時目の前に左右に分かれた通路が見えた
「ふたてにわかれるわよ!」
「了解」
「じゃあ・・・・・散・・・・・・・・ってなんでみんなそっちに行くのよ!!」
そう・・・・・分かれ道で左に曲がったのはなんと美神だけだったのである、しかし化け物は・・・・・
「・・・・こっちにきた!!?」
そう、ばけものは右に、つまり横島たちが曲がった方向に向かっていった
「まずい、逃げるぞ!!」
「そんなのわかってるわよ」
しかし現実はそう甘くはなかったなぜなら・・・・
「いきどまり~!!?」
そう・・・・行き止まりだったのだしかし、横島たちはぶつかることはなかった、直前に現れた魔方陣に異形ごと飲み込まれてしまったからである
「ちょ、みんなどこいったの」
後には横島たちを追いかけてきた美神の声がむなしく響いただけだった
あとがき
はじめまして地狼と申します、未熟者ですがよろしくおねがいします
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