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第三話 投稿者:地狼 投稿日:04/02-01:28 No.2203
麻帆良の悲劇(喜劇?)・・・・第三話
麻帆良学園・学園長室前
現在ここには横島たち異世界組と刹那達がいた
「ここが学園長の執務室だよ」
この学校の教師である高畑がそういって、刹那が学園長室の扉をたたいた
「学園長、桜咲刹那です」
そういうと扉の向こうから声が返ってきた
「フォフォフォフォ、あいてるぞい」
しわがれた老人、だが、威厳に満ちた声が返ってきた
「失礼します」
刹那達が扉をくぐった
「君達も入ってきなさい」
高畑が言うと
「フォ?誰かいるのかの?」
それに刹那が答えた
「はい、山のほうで遭難していたという人たちを四名保護しました」
「なるほど」
外にいた横島たちは
「では失礼しま・・・・・・した」バタン
学園長を見るなり即行で扉を閉めて小声で話し始めた
「ちょっと!!何でこんなところに大妖ぬらりひょんがいるのよ」
「しるか!!こっちが逆にびっくらこいたは!!」
「しかし、あれはどう見ても大妖ぬらりひょんでござった」
横島たちは完全に学園長を妖怪と勘違いしていた、まああの頭を見たら当然だとは思うが
「えっと、ぬらりひょんってなんですか?」
オキヌちゃんはぬらりひょんを知らなかった
「古い妖怪で妖怪の総大将とも呼ばれるほどの大妖よ」
「え!!それって凄い人じゃ・・・」
だからこそ皆驚いていたのだが・・・まああれは(一応)人間だけど、とりあえず話が進まんからはよ入れ
「分かったようるせいな~」
地の文に返答するなよ!!?
「失礼します」
そういって学園長室に入っていった
「さっきのはさすがに傷ついたの~」
さすがにあれは学園長も傷つくようだ
「ちょっと質問したいのですがよろしいでしょうか?」
横島が切り出した
「なんじゃ?」
学園長が質問を許した、それが地雷とも知らずに・・・・
「いえ、なぜここに大妖ぬらりひょんがいるのか気になったので」
「ワシは正真正銘人間じゃ!!」
「あの頭じゃ」
「無理ないですよね」
何気にひどいことを言っている刹那たちであった
「またまた冗談を」
「そうよ、そんなんじゃシロも騙せませんよ?」
「そうでござる・・・・・ってどういう意味でござるかタマモ!!」
「あら?そのまんまの意味だけど、どうかした?」
「お主とは一度決着をつけるべきだと考えていたでござる」
「あら、奇遇ね?私もそう考えてたは」
「「フフフフフフフフフ」」
不気味な笑いの後
「死ぬでござる!!」
「それはあんたよ!!」
の声と共に妖怪大戦闘が始まった
「ワシれっきとした人間なのに」
学園長は黄昏ていた
「まぁまぁ仕方ないですよその頭じゃ」
ドカッ
「何気にひどいこと言っとらんか高畑君!!」
バキ
「ははははは気のせいですよ学園長」
「くらえ!!八房・飛刀八連」「なんの!!狐火」
何気にひどいことを言う高畑であった
ズドコガァ
「なあ本当にあれって人間なのかい?」
ちなみに横島は先ほどから壮絶な破壊音を轟かせながら戦う二人と止めようとするオキヌを無視して刹那に話しかけていた、やはり信じてないようである
「ええ、(一応)人ですけど」
「そうかい、ありがとう」
微笑みと共に横島は刹那に言ったそれに対して刹那は多少頬を赤くしながら
「いえ、たいした事じゃありませんから」
「そっか、・・・・・いい加減あれも止めないとな」
あれとは最後に己の最強の技を放たんとしているタマモ達の事である
「お~い、ほんとうに人だってよ」
「「なんですと~」」
二人とも戦うのをやめて呆然と横島を見た
「そこまで驚くこともないじゃろうて」(シクシク)
学園長はいぢけていた
「まあ話がだいぶ反れてしまったが本題にはいろうかの」
どうやらさっきまでの話は無かった事にするつもりのようだまあ本人にとってその方が良いことではあろうが・・・・・
「とりあえず君達の名と職業を教えてもらえんかの?」
まずもっとも無難な質問をした
「俺は横島忠夫、美神除霊事務所所属のゴーストスイーパーです」
「同じくシロでござる」
「タマモ」
「氷室キヌと申します」
「ゴーストスイーパー?なんじゃそりゃ」
異世界の職業を学園長が知っているわけがなかった
「横島・・・・・」
「せんせい・・・」
「横島さん・・・」
全員がまさかという予感を持ち
「あ~じゃあアシュタロスの反乱、オカルトGメン、のどちらかに聞き覚えはありませんか?」
「いやまったくないの~」
やはり知らなかったことで予想が的中したことを知った一同は呆然とした
「どうかしたのかの~」
「さぁ?」
そして横島が口を開いた
「あ~信じられないかもしれませんがどうやら俺ら異世界からきちまったようなんすけど」
「はい?」
「まじかの~?」
さすがに普通の迷子からレベルが跳ね上がったことを聞かされて呆然としていた
数分後
「つまり謎の魔物から逃げておったらいつの間にやらこの世界に来ていた、ということでいいのかの~」
「はぁ、そういうことになりますね」
一通り事情を説明した後横島たちは別室待機を言い渡された
「なによこの扱い失礼極まりないじゃない」
「しょうがないだろ、向こうから見たら不審者極まりないんだから」
「そうですね~」
その頃学園長室では
「ふ~むどう思う?」
「少なくともウソは言っていないかと」
「私もそう思います」
「ふむ、どちらにしても裏を取らんといかんししばらくはうちで預かるとするかの~」
「刹那君、悪いが彼らを呼んできてくれたまえ」
「了解しました」
・・・・・こんな簡単に不審者の扱いを決めていいのだろうか
数分後
「というわけですまんがしばらくうちに来てもらうがよろしいかな?」
「とんでもない、しばらく厄介になります」
コンコン、扉がたたかれ
「学園長、失礼します」
「刀子君どうしたのか「生まれる前から愛してました~」・・・・・ね」
入ってきた人物を見て横島がルパンダイブよろしく飛び掛かりあまりの事態に麻帆良組は動けなかったが即座に動いたものが二人いや三人いた、うち二人は明らかに嫉妬を込めていたが・・・
「死ね、乙女の怒り!!ギガントシュラ~ク」
「何してるんですか!!一刀流・獅子歌歌(峰)」
「何をしてるんですか!!」
作品が違うような気がするがまあちゃんと峰打ち出し大丈夫だろう(どこが
「て作品が違う、というかなぜシメサバ丸がここぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」・・・・・・・・・べチャ
「・・・・・・・それでどうしたのかの」
学園長は無視を決め込むことにしたようだ、まぁそれが正解だろうが・・・・・・」
「いえ、そろそろ会議の時間ですのでお伝えにきたのですが・・・・彼は大丈夫なのでしょうか・・・」
「あ~平気ですから気にしないでくださいすぐ復活しますから」
なにやら真っ赤な物体と成り果てているが大丈夫なのだろうか本当に?
「・・・・・そうですか」
納得することにしたようだった
「それではさっきの部屋で待っていてくれ」
「分かりました」
「横島さん、起きてください」
「えっとやった手前いいづらいのですが大丈夫なんですかお医者さん呼ばなくて」
刹那が心配するのをよそに
「いたたたた、っていきなりなにをするかタマモ!!」
「・・・・・・オキヌさんあの人ってどういう人なんですか」
「まぁ、丈夫な人ですから」
「丈夫といっていいのかなあれは?」
麻帆良組は複雑そうな顔をするのだった
おまけ
「なあキーやんずいぶんおもろいことになっちゃおらんかあそこ」
「そうですね、・・・・・・・・・落としますか彼をロリペドあたりまで」
「なあ、キーやんなんか最近黒うなっとらんか?」
「気のせいでしょう」
不吉なことをのたまう神と魔がいた、ってそれでいいのか二人とも?
次回・タマモとシロとオキヌが2-Aに
あとがき
第三話完成しました
今回やっとタイトルにある惨劇を出すことができました
まあさよをどうするか未定ですが
これからもよろしくお願いします
技紹介
八房・飛刀八連
使用者・・・犬塚シロ
技解説
八房に霊力を込め八房の剣撃に乗せて放つ霊力でできた一種のカマイタチのような物
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