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第四話 投稿者:地狼 投稿日:04/03-21:08 No.2213
麻帆良の悲劇(喜劇?)・・・・第四話
六日後
横島たちは学園長に呼ばれて学園長室に来ていた
「さて、来てもらったのは他でもない、君達の言っていたことに対して裏が取れたのでな」
「それでどうでしたか?」
一応代表者である横島がたずねた
「うむ、君達の言っていたとおりこの世界には妙神山などというところは無いし、人が神と接触したという話も無い、よって君達が異世界から来たことが証明されたわけなのじゃが」
「何か問題が?」
「うむ、戸籍をどうするかじゃ、オキヌちゃん、横島君それにシロちゃんに関しては苗字まで聞いたので問題なく偽造できたのじゃがタマモちゃんがの~」
いや偽造どう考えても犯罪だろうが学園長!!
「私がどうかしたの?」
「うむ、タマモちゃんだけ苗字が分からんかったので戸籍の偽造ができないんじゃよ、まぁ三人の内誰かの家族ということにしてもいいのじゃがこればっかりは本人抜きで決めるわけにもいかんからの~」
まあそうだろうが・・・・・・ってだから偽造は犯罪だってば学園長!!
「だったら横「それはだめ(でござる)」・・・なんでよ」
「学園長先生ここは彼女を犬塚としてシロちゃんの腹違いの姉妹ということで」
「却下でござる!!だったらオキヌ殿のところに」
「だから私は横島がいいって言ってるでしょ!!」
「「だから却下!!」」
乙女の嫉妬はすさまじく3人の背後には噴火している火山が見えていた
「はぁ・・・なんでいがみ合ってるのかは知らないが誰でもいいだろ・・・学園長、ここはオキヌちゃんのところでお願いします
「「んな!!?」」
「やったでござる~」
「「くっ!!」」
とりあえずの決着を見たようだいくらなんでも鈍感にも程があると思うが
「「ちょっとまってください」」
「さて、戸籍が決まったところで働く場所に関してなんじゃが・・・」
どうやら無視することに決めたようだまあ賢明な判断だとは思うが
「いえいえ、そこまでしてもらうわけには」
「お主達、ここで働いてみんか?住む場所も提供するし給料も出すぞい」
「ここでですか?」
「そうここでじゃ」
「ちなみになんの?」
「君は警備員を、シロちゃんとタマモちゃんは・・・すまんが中学生にしか見えんので中学に通ってもらうまあそれと別途で夜中に魔物退治を要請するかもしれんが」
「あの、私は何をすればよろしいのでしょうか?」
「うむ、すまんがオキヌちゃん・・・教師をやってみるつもりはないかね?」※この話はGS本編より3年後のお話です
「あの、わたし教員免許持ってないんですけど・・・・」
まあ当然だろう・・・まだ20歳なんだし
「そんなもん偽造すれば問題なんてありゃせん」
だから偽造は犯罪だといっとるちゅうにこの妖怪ぬらりひょん爺が!!
「それならいいですね」
いやよくないでしょ!!
「でも教師って、なにやらせるの?」
確かに・・・ナイス質問だタマモ
「うむ、2-Aの副担任をやってもらおうかと思っての~」
「副担任ですか・・・・何故?」
「うむ、この世界の魔法に関しては説明したじゃろ?」
どうやら六日間の間に説明を受けていたらしい
「ええ聞きましたがマギステル・マギでしたっけ?」
「うむ、そのマギステル・マギを目指して修行中の十歳の男の子が2-Aの担任をしておっての~その補助をしてほしいのじゃ」
ふむ十歳ってまてやコラ!!
「ちょっとまった」
「ふむ?なんじゃ?」
「この世界に労働基準法は存在しないんすか?」
「そんなもんばれなきゃいいんじゃよ」
このじじい一回逮捕して精神鑑定してほうがいいんじゃねえか?どんだけ犯罪犯してんだよ
「まあここまでの話は大体理解してくれたかの?」
「ええ、いろいろついていけない部分がありましたが」
「それは良かった、実はもう編入手続きはすんどるんじゃよ」
「・・・意見聞いたいみな!!」
「フォフォフォフォフォまあいいじゃろうて、さて、担任を紹介しようネギ君、入ってきとくれ」
そういうと扉が開き小さな少年が入ってきた
「学園長、なにか御用ですか?」
「うむ、ネギ君、今日から新しく君のクラスに転入する転校生2人と君の補佐をしてくれる副担任を紹介しよう」
そういってオキヌ達を指差した
「えっと、2-Aの担任をしていますネギ・スプリングフィールドと申します」
「氷室キヌです、2-Aの副担任を勤まることになりましたよろしくね」
「犬塚シロでござる」
「氷室タマモ」
それぞれが名乗りを終えた・・・ん?一人名のってないような?
「えっとあなたは?」
「今日から警備員を務める横島忠夫だよろしくなネギ先生」
「はい!!よろしくお願いします」
「ふむ、それじゃあ彼女らを教室に案内してあげてくれ」
「分かりました、行きましょう皆さん」
「じゃあ俺は早速巡回に行ってくるとします」
「うむ、よろしくたのむの~」
これがはじめてのネギと横島たちの出会いである
麻帆良学園女子中等部2-A教室
「それでは僕が合図したら入ってきてください」
「はい、わかりました」
オキヌが微笑みを浮かべながらそう返した
「おはようござい、うわぁぁ何するんで【ズドン!!】すか・・・・へ?」
『ここまでの流れ』ネギが扉を開ける(トラップ作動)→慣性の法則にしたがって丸太が強襲(ネギ気づかず)→タマモが足をかけネギが転ぶ(丸太、ネギの上を通過)
「にげるよ!!」
【ズドドドドドオドドドドオドドドオドド】
第二トラップ作動丸太両側に取り付けられたエアマシンガン自動発射(ネギ・オキヌ、タマモとシロにかつがれ退避全員無傷)
「あ、ありがとうございます」
「べつに、にしても過激だね~いつもこんなんなの?」
「いえいつもはもう少し威力は低いのですが」
どうやらいつものことのようだ
「とりあえずはいったら?」
「そうですね」
その頃教室内では・・・
「む!!まさかあの罠が避けきられるとは思わなかったでござる」
長身の女性である長瀬楓がそういい
「私もだ、ネギ先生がいくら運動神経がいいとはいえ、ん?そういえば今他の人の声がしたような気がしたが」
同じく長身の女性である龍宮真名がそう返した、にしてもこいつら本当に中学生かいな?
どうやら仕掛けたのはこの二人のようだ、だがあれはいたずらにしても度が過ぎると思うぞ?あったたら怪我じゃすまないと思うし
「そりゃあそうでしょうね、今日から副担任の人とか転入生が来るみたいだし」
そんな二人に話しかけたのは同じく中学生とは思えない身長を持った朝倉和美(通称麻帆良のパパラッチ)である
「へ?それはほんとでござるか?」
「ふむ、ではその人たちには悪いことをしたな」
「そうでござるな、もしや避けたのはその人たちの力でござろうか?」
「ふむ、試してみたいな」
なにやら物騒な連中だがいいのだろうか放っておいて
「ふむ、入ってきたでござるな」
おまけ
「ここどこなのね~」
「知らないでしゅよ!!なんでわたしがこんな目に遭わないといけないんでしゅか!!」
おまけ2
「ふむ、一応横島達と関わりのあるのを送っといたんやが役に立つんかな?どう思うキーやん」
「そうですね~彼女達なら何かしら役に立つんじゃないですか?後方支援なら得意な者たちですし」
「そうやな、で、いつ干渉するんや?」
「そうですね、そろそろ干渉しましょうか、丁度彼女らも送ったことですし」
「なぁキーやん、だんだん黒うなっとらんか?ワシより魔族ぽい思うんやが」
「サっちゃんあなたの気のせいですよ」
こいつら本当に神と魔なんか?魔と魔にしか見えんのだが
あとがき
すいません前回言ってたのに2-Aまでいけませんでした本当ならこの回で自己紹介まで行くはずだったのに・・・・・
次回やっとさよ編に突入しますどうなるかは見てからのお楽しみです
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